はじめまして in こひつじ文庫
今日は、こひつじ文庫さんへおじゃましました。

 こひつじ文庫 文庫へ続く階段

はじめましての絵本たち in こひつじ文庫の講座です。
前回、オリオンさんで紹介してもらって、まだ間がないのに、
またずいぶんとおもしろそうな絵本が出ていて、びっくり。
そのラインナップは、margaretさんのエントリーに
おまかせ・・・(

ゆっくり読んでみたい絵本がたくさんでしたが、中でも

 チコ ぐるぐるうずまき は
もう一度ゆっくり読もう。

『チコときんいろのつばさ』は、レオ・レオーニの昔の作品で(1964)
前回も紹介してもらったのに、そのまま読めずにいたので、
今日、新鮮な気持ちで聞きました。

同伴したkohaともども、すっかり親子で気に入ってしまったのが
 ABC3D

これ、すばらしいです!
ロバート・サブダの凝ったしかけ絵本もよいですが、
このシンプルで、斬新なABCの見せ方に、拍手〜です。
A〜Zを、いろんな立体・しかけであらわした しかけ絵本。

こひつじ文庫さんに伺うのは、久しぶりでしたが、
四面を埋める本棚は、また一段と充実で、本、本、本に囲まれて
しあわせな時間でした。

本棚びっちり 
本棚みっちり

参加者の方 手作りのケーキで、優雅なお茶タイムも。

お茶の風景

早々にいただいてしまって、肝心のケーキが遠いですね (涙)
白いケーキ、ビターな黒ケーキ、両方とも(あっという間に)
kohaと競っていただいて、みなさんが食べている間、
わたしたちはこひつじ文庫の本 『おたすけこびと』 にはまって、
繰り返し読んでいました。

margaret家のカラスウリと、おばけオクラ(比較はペン)をお土産に。

カラスウリとオクラ

kohaははじめて見たカラスウリ、これからおままごとごはんに。
おばけオクラは、えんぴつ、指揮棒、切り口調べと、いろいろ発展
しそうです♪

そうそう、噂の猫ちゃん(まめ)に遊んでもらえて楽しかったkohaは
猫を飼いたくなったのだそうです。 単純〜
最後に、自分も撮りたいと 撮った写真が、文庫への案内人のひつじさん

                     こひつじ

文庫への階段脇に、ひかえていてくれますよー。
地域の子どもにもおかあさんにもいい場所となっているんだなぁと実感。
margaretさんの人柄そのものの、なせるわざですね!
お近くだったら、ぜひぜひに・・・ おすすめしてしまいます。

| 琴子 | 23:30 | comments(14) | trackbacks(0) |

プランターコテージ
今日は、わらべうたの日。
知恵さんの お手伝い、、、というか、見習いで、大好きな場所、
国立のプランターコテージ(PC)へ行きました。

あまり 素敵な場所なので、このために引っ越したいくらいです。

 PC外観 これが外観
 緑に覆われている建物が、プランターコテージ。

 PC看板 『プランターコテージ』の看板

 PC玄関外から PC縁側へ通じる
    左)玄関             右)縁側へ通じる 上がり口

うまく撮れなくて、その魅力が全然伝わらなくて、残念
中は中で、とても素敵です。
壁も屋根も天井も、とにかく、PC オーナーのつねこさんご夫婦の
手作りで、ひんやりした床、でこぼこした壁土、ところどころに
組まれた木が、気持ちいい!

PC天井 PC玄関

PC2階へ
2階があるのです。
2つ、穴倉のような ロフトのような部屋があって、そこには本もびっちり。
本もいっぱい

上から見ると・・・
上から見ると・・・
こんな感じ。

今日は、ほぼ1歳になりたての子ばかり6人・そのお母さんと
いっしょに、わらべうたをうたってきました。
2週間前に歩けるようになったばかり!という子が、
見て見て!と言わんばかりに、足取り軽く歩く姿に、おおいに感動。
きらきらお目めと、あふれる笑顔と、動ける喜びに満ちたちびっこたちに、
すっかり元気をもらった一日。

 とんぼー とんぼー
  このゆび とまれ
 とんぼー とんぼー めをまわせ
  まーわせ まわせ めをまわせ

歌いながら、指をぐるぐる回していたら、カプッとくいつきそうな
勢いの子もいて、大笑い。かわいい。
そこにいるだけでかわいいなー
・・・

そして、そういう気持ちを、思い出させてくれてありがと。

のぼってる!

2階から身を乗り出して、手をふっていたら、気になって仕方のない
Aちゃんが、いざ、階段のぼりに挑戦! チャレンジャーです。
そして、半分までのぼった。

ちびっこたちのエネルギーと、しぐさと表情、そしてこの場所と
集う人、今日はうれしいパワーをいただきました。

お土産は、PC近くの 和ふ庵さんのおまんじゅう

 和ふ庵のおまんじゅう 
写真の前に、あっという間に、kohaと半分食べました

 通るたびに気になっていたお店。
 もちろん期間限定ものは、はずせませんよ。 (さつまいもといちご)
 プラスの元気、×百倍♪


 

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| 琴子 | 17:39 | comments(8) | trackbacks(0) |

おとなたちの絵本部屋
今日は、”ところかわって”おとなたちの絵本部屋 No.3
なんだか、お久しぶり!
奇数月なので、今回は作家さんがテーマです。
今回は、大好きな ピーター・コリントンでした。

ピーター・コリントンの絵本は、日本で出ているのは、5冊のみ
本国イギリスでも9冊という少なさで、
お若いのかと思ったら・・1948年生まれの60歳でした。

ピーター・コリントンの絵本というと、我が家もすっかり
お世話になっていて、特に『天使のクリスマス』と
『トゥースフェアリー』は上のCちゃんも大好きだった絵本。
最近見ていなかったので、予習なしで行きました。

冊数も少ない上、5冊中4冊は、文字なし絵本なので、
2人で1冊を じっくり じっくり。

まだ講座に参加されていない方のために、以下 とじておきますね。

          *  *  *
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| 琴子 | 21:39 | comments(4) | trackbacks(0) |

100歳の美しい脳
先日、ヒルサイドセミナーの中で、話にあがった本
100歳の美しい脳』を読みました。

 100歳の美しい脳  【作】デヴィッド・スノウドン 【訳】藤井留美 DHC刊

副題は、アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち

ナン・スタディと呼ばれる、大々的なプロジェクトを通して
アルツハイマー病についての研究を進めた(そして今も続行中)記録です。

ナン・スタディとは
 ノートルダム教育修道女会に所属する 修道女678名を対象に、
 加齢とアルツハイマー病について研究するプロジェクト
 はじまりは、1986年
 ナン・スタディ参加者は 年齢が75歳から106歳までで、
 年に一回、身体能力と精神能力の詳しい検査を受けるほか、
 修道院に保管されている個人記録や医療記録も提供する。
 また、死後に脳を取りだして 解剖することにも同意している。

           (本文 P.284 ナン・スタディ より)

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| 琴子 | 00:19 | comments(14) | trackbacks(0) |

ビスコッティ
そろそろ、バザーにむけての動きが本格化してきました。
園のバザーは、以前よりはずっと簡略化されてきていると
思うけれど、やっぱり気合で乗り切る行事。

以前は、名物がいくつもあって、OB担当のおはぎ
現役おかあさん担当の、手作りカステラ(→みんなで缶詰に
なって焼きました)
毎年恒例の、手作り廃油せっけん。
それが、、、
カステラが最初になくなり、数年前におはぎもなくなり、
今年はついに、廃油せっけんもなくなりました。

続いているのは、班ごとの手作り品。
これは、いろんなメンバーの特技を教えてもらうチャンスで
案外楽しみなのです。
みなさん、いろいろ技もち、です。
フェルトもの、ミシンもの、工作ものと3種類しあがりました。

それとは別に、当日の役割も班ごとにあって、今年の担当は、
お菓子と飲み物のコーナー。
ここのところ、その練習をかねて、たびたび試作しています。

 ビスコッティ うーむ

レシピだけ教わって、一番最初に試作したビスコッティ
チョコチップとアーモンド入り・かたすぎないビスコッティ
という名 なのだそうです(笑)

バターを使わずサラダ油というところが、今のご時世にうれしいお菓子。
1回量で、3本のなまこ型ができるところもうれしい。(量産OK)

それにしても・・・大小ありすぎて、すみませんな感じ。
2回目からは反省を生かして、なまこ型を少し細くしたので、
大小の差はほとんどなくなり、もう少しきれいに焼けるようになりました。

ビスコッティって、コーヒーにつけながらやわらかくして食べないと
かめないよー というイメージだったので、
この かたすぎないビスコッティは、身近にわりと評判がよいのです。

しかーし
調子にのって、焼きすぎか・・・ 食欲の秋・注意報 発令中
| 琴子 | 23:27 | comments(12) | trackbacks(0) |

9月のおはなし会
9/13(土)地元図書室でのおはなし会。
8月のおはなし会はお休みだったので、2ヶ月ぶりの
おはなし会でした。
今回のテーマは、『おつきさん

 読書 未就園・ちびっこ向け 読書

 紙芝居 『おつきみのはら』  土田義晴・作  童心社

 パパ、お月さまとって 『パパ、お月さまとって

 ◎ 手遊び

 『まんまるおつきさん』  わたりむつこ/しんどうさえこ
                 こどものとも0.1.2 1999.11月号

 つきよのおんがくかい 『つきよのおんがくかい

 
 0歳児の子の参加があって、こどものとも0.1.2を選んでいたのは
 タイミングがよかったです。
 ・・・が、全体的にプログラムが短かったという反省点も。
 0.1.2を読むときは、2冊入れてもよさそうです。


 読書 少し大きい子向け 読書

 恒例・とことこブーちゃん  道路編・流れ星編
 
 紙芝居 『おつきさんにばけたいの』 新美南吉/長野ヒデ子
                           童心社

 『月の姫』    おのちよ・作   冨山房

 ◎ 手遊び

 オレ・ダレ 『オレ・ダレ

 まんげつダンス! 『まんげつダンス!

 『だれかがほしをみていた』 新沢としひこ/あべひろし
                   アスク・ミュージック


 画像がない本や紙芝居が多くて、残念です。
 『月の姫』いわゆる・・・かぐや姫のお話ですが、おのちよさんの絵が
 とても美しいです。
 おはなしの終わりは、翁夫婦との別れのシーンもなく
 月にのぼっていく描写もなく、予想していたのとは違う終わり方。
 自分のイメージをふくらませて、余韻にひたる感じです。
 古い絵本のようで、調べたけれど、今は手に入らないようです。

 最後の「だれかがほしをみていた」楽譜つきの歌絵本なので、
 メンバーに、歌いながら ページをめくってもらいました。
 CDが出ているんですね! (

 ”月”のテーマの絵本は山ほどあって、読むのも 選ぶのも、ついでに
 各人のお気に入りについて聞いたり話したりするのも、
 楽しかったです。
| 琴子 | 23:03 | comments(4) | trackbacks(0) |

つきよのおんがくかい
こうちゃんが、満月を見ようと山にのぼると、
やってきたのは 楽器をかかえた動物たち。
クマがピアノを ウマがベースを ネコがドラムを
イヌがサックスをもってきて、
4匹のジャムセッションのはじまり はじまり。

 つきよのおんがくかい 『つきよのおんがくかい

  ぶん    ぶん
     ぶん       ぶん
 シャンシャカ           スタタトン
         シャンシャカ 
   キャン  
     キョン    カリコレ
                カリコレ
  シャバドビ   ドバー

 ドビドビドビドビドビドビドビドビ・・・・・


擬音語の嵐! さすが、ジャズマンの音を文字であらわすと
こうなるわけですね。

昨日おなはし会で読んだ一冊は、読んでいる、というよりは
歌っているに近かった。
ついつい 聴いている側も 体がゆれます ♪

陽気で楽しいセッションに、すっかり魅了される絵本。
柚木さんの絵がまた楽しくて、
(そして、色彩が美しくて) ついつい笑ってしまいます。

今日もおつきさんはきれいに見えて、
とうとう明日は満月です。
どこかできっと

 ドビドビドビドビドビドビドビドビ・・・・・

   カンカン   カンカン カカンカカーン

  ススキ


 『つきよのおんがくかい』   福音館書店
   【文】山下洋輔  【絵】柚木沙弥郎  【構成】秦 好史郎

| 琴子 | 22:55 | comments(10) | trackbacks(0) |

はざま
 お月さん

今週も週末になりました。ちょっぴりほっとした気持ち。
そして、酔っ払い(笑)
きょうは、吹奏楽2年役員の、コンクール後のうちあげだったのです。
すっかり喜びもさめた今頃、やっとみんなの都合がついて、乾杯!
だから酔っ払いです。
帰り、酔っ払い運転にならないよう、自転車ひきひき、月を見ながら
帰ってきました。
今日もきれい。だいぶ太りましたねぇ、、、、おつきさま

     おつきさん

今週は、いろんな自分で動かなければいけない週で、
まるでどこかの重役さんのように、前日予定チェックを
しながら臨んだほど。
よくよく考えれば、自分が関わっていることが、多すぎて
(または広すぎて)、
首が回っていないのかも (実際は肩ですが・・^^; )と
思い至る。

ある日は、好きで絵本の話を聴きに行く日。
ある日は、わらべうたのおけいこ日。
   このあたりは好きだからしていること
あしたは、おはなし会   も、
   広い意味では、好きに入りそう。

ある日は、人前で話さなくてはいけない日。
   これは、相当苦手な分野で、プレッシャー大。
   今週はこれがあって、緊張度もピーク

 野草 この野草のおはなしなども

ある日は、園の閉園対策委員会設置に向けての総会。
   こちらも、今、最大限かかわっていかなければ
   いけないこと

そして、仕事のしめきり間近。 あわわわ、わ。

あわあわしているときに限って、風邪ひいて声がでなくなったりして、
肩の次は、風邪か・・と落ち込んでいたときに、救いの宅急便です。

 もりのにわ 1本そえられる麦が好き

なんてなんて、タイミングのいいこと。
いつも、もりのにわさんには、助けてもらっている気がします。
わたしが弱っているときに、いつもやってきて、かみしめているうちに
少しずつ元気になる!

 市松パン こんな食べ方・・

ふふふ、そして、散らかしたままおやつを食べ、絵本を見るしあわせ。

 ローズマリークッキー はるなつあきふゆ
 えほん

一年めぐりの絵本を見るのが好きです。
季節ごとに、その季節を感じるのが好き と思うけれど、
今のような、夏でも秋でもない、昼は暑いけれど、朝夕は涼しい
ちょうどはざまの季節のことは、どの絵本でもとりあげられないなーと
ちょっと残念な気持ちです。
だって、このはざまの季節が好きなのです。
はざまとか、すきまとか、はしっことか、
そんなのが好きなのです。(ひねくれてる!?)

この季節の、朝夕の空気感は、最高です。

| 琴子 | 23:33 | comments(20) | trackbacks(0) |

はじめましてのえほんたち
月曜日、オリオン書房ノルテ店の「はじめましての絵本たち」講座
でした。
たくさん紹介してもらった中から、気になった本の覚書

≪気になった絵本≫

メェーリンダ きりおもりのもりのおく マミー

左)今回、一番気に入りました。独特な絵が好き。

中)ムナーリの薄紙を使った絵本みたいと思ったのははじめだけ
  めくってみた裏ページには、おちゃめなおはなしの主人公たちが
  描かれていて、雰囲気は一変。
  ちゃんとたべなさい の作者だということで、納得。   

右)センダックのしかけ絵本、ついに翻訳です。
  でも言葉は「マミー」だけなのだけど・・・。
  参加者の方に、「マミー」=「mummy(ミイラ)」と教えてもらって
  目から鱗が落ちました。
  「Mommy」としか思っていないわたしは、最後のオチにも気づかなかったー。


≪おはなし会で読みたい≫

サンドイッチ だるまさんの カケルがかける

左)ついにハードになったんですね〜。 これで堂々と使えそう。

中)「だるまさんが」第二弾。そうきたか・・・の展開に、
  次は「だるまさん●」の●の部分を、みんなで推測しました。

右)言葉あそびテーマ月に使えそう。
  「かける」だけで1冊できるなんて、日本語って深いです。


≪じっくり読みたい≫

水はめぐる ねぎぼうず ハナノマチ 

「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズも、もう7巻だそうです。
来年頭に、飯野さんに来ていただく企画もあるし、
この10月からTVでもアニメ化されるし
(10/12〜毎週日曜、AM6:30〜7:00 テレビ朝日で放送→ 地域は限定)
通して読んでみなくては。

おふろや おかあさんのおっぱい いっしょにいたいな

左)絵を見ていると、ストイックなまでの作者の生き方(23歳で急逝)が
  切なくなってきます。
  カーライや、出久根育さんを思わせる画風・・もうちょっとゆっくり
  観てみたい。

中)韓国の絵本・・・とは、言われなければわからないほどです。


           *  *  *
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| 琴子 | 10:45 | comments(6) | trackbacks(0) |

ヒルサイドテラスセミナー
昨日は、代官山ヒルサイドテラスセミナー5回目、
前期最終日でした。
テーマは、「生きる知恵ーシャーロット・ゾロトウとともに」

シャーロット・ゾロトウ、好きです。
末盛さんが、どんなお話をなさるのか、とても楽しみでした。
ゾロトウの70冊近くある著書の、半分ほどは持っていらっしゃると
言われたか・・・。

ブックフェアを通して会う機会を作っては、毎年会っておられたという
末盛さんは、たくさんのゾロトウ絵本(洋書)を見せながら、
作品について、語ってくれました。
6,7冊あったでしょうか。
ゾロトウのサイン入りの絵本も、もちろんありました。
どの絵本にも、こどもの素直な感じ方と、それを受ける大人の温かさが
いっぱいつまっていて、静かな中にも、強い絆や信念を感じます。

末盛さんが、1972年に書かれたという文章のコピーも
配られました。
今もって、ゾロトウの印象が その原稿を書いた当時のまま
ということに驚くとおっしゃったのが、印象的でした。
それほど、ゆらぎないものがあるということ。

そして、子どもの本に望みたい 一番大切なこと
(=きちんと希望のある ハッピーエンド) が、
ゾロトウの絵本にはあるともおっしゃいました。
それは、将来への希望であって、もし子どもの心に、
そのハッピーエンドの心地よさがしみわたっていれば、
何かあっても耐えていける、そういう素地を作るのではないか、と。
(こんな言葉ではなかったかもしれない・・ですが、こんな意味に
 受け取りました)

ほんとうにそうで、うんうんと 大きく共感。
静かだけど、満たされる感じは、おとなのわたしにも心地よいです。

           *   *    *

日本語の絵本も、もちろんお話に出ました。
末盛さんのお話から・・・ 以下 いろいろ派生します。

うさぎさんてつだってほしいの

ゾロトウは、いろんな画家と組んで絵本を出しているけれど、
「かいじゅうたちのいるところ」(1963)を出版する前のセンダックに
絵をたのんで出したのが、↑の本(1961)
すぐれた編集者としての仕事。 先見の明です。
(他に、ゴフスタインの「作家」も、編集者として関わっていたのだとか)

このうさぎさん、妙に格好よくて、ちょっとなまめかしいんですよね。

はるになったら

末盛さんの持っていらしたのは、以前、福武書店から出ていた
『のはらにおはながさきはじめたら』でしたが、
今は、徳間書店が『はるになったら』で出していて、
出してくれてよかったなーと思う絵本。


そしてねえさんといもうと かぜはどこへいくの

この2冊は、わたしも特に好きです。
『かぜはどこへいくの』 息子さんのエピソードをお話くださって、
とても共感しました。
4年生で学校から借りて帰ってきたのをみて、こういう本に興味が
あるのか、と思ったというお話。
わたしもこの絵本には、上のおねえちゃんと読んでいた7,8年前の
印象的な会話が胸に残っているのです・・・ 
(またいつか、書けるといいのですが)

モノクロで、静かで、しぶい印象さえある絵本ですが、
その底にあるメッセージはあたたかく、とても希望にみちていて
安心して閉じることができる絵本。
そして、娘との会話を思い出すと、ちょっぴり胸が痛くなります。


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| 琴子 | 20:42 | comments(20) | trackbacks(0) |

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