たのしいふゆごもり
毎年読み返すのに、いつも書くタイミングがなくなる、
大好きな絵本 『たのしいふゆごもり』
今年こそは!と意気込んでいたのに、やっぱり11月の
最後の日に なってしまいました。

 たのしいふゆごもり

なにしろハロウィンが終わると、街はすっかりクリスマス仕様に
変身するので、11月ってさみしいなと、
いつも 感じてしまいます。
わたしの住む地域は、長い銀杏並木が続いていて、
12月に入っても まだ黄色い葉っぱが ハラハラ舞っているし・・ 
どこかまだ、秋を感じる風景がいっぱい。
目一杯 秋を感じて、本格的冬に突入しようじゃありませんか、
・・・と、この狭間の季節を、楽しんでいるところ。

 はっぱ
 日々 持ちこまれる落ち葉 まつぼっくり

季節の移り変わりは いつだって好きだけど、
このだんだん寒くなる感じとは反対に、内なるところで
ホカホカ暖かくなる 何か を感じるのが、好きなのですよね。

さて、絵本ですが、
この絵本の見返しの次の見開きページの紅葉風景が、またなんとも
好きなページ。

おかあさんぐまとこぐまは、いっしょにねむるためのお人形を
作る約束をしますが、雪が降る前に、冬ごもりの準備をしなければ
なりません。
お人形作りはひとまず後にして、木の実、はちみつ、魚とり、
わたつみ、きのことりを順番に。
行った先々で、いろんな動物とかかわりながら、こぐまも
一生懸命 お手伝いです。

 こぐまもとりましたよ。たべられない きのみ、ばっかり
 だったんですけどね。
     ・・・・
 こぐまも、たくさん つみましたよ。
 どろで まっくろに なっちゃったんですけどね。 ・・・


最後のこのかわいい文章で、おかあさんぐまが、とても急ぎながらも
おおらかに こぐまのお手伝いを見守っている気がして、
ほっとうれしい気持ちになります。
また、こぐまの顔の表情が、かわいいのです!

うちに帰って、「ただいま」 と言ったとき、まっくらな中から
「グー」
 「おかあさん。あたしのかわりに、おなかがただいまって
  いったよ」
 「あら、かんしんな おなかね」


・・って。なんて楽しい会話なんでしょう。
まねできない、絶妙なセンスの 受け答え(笑)

そのあとの食事も、お人形作りも、出会った動物たちとの
思い出が包み込まれて、あったかく 気持ちよく
すべてしっくりおさまって終わる。
そして冬眠へ・・・ そんなおはなしです。とてもいいなと思います。

左テキスト、右に絵。左にちりばめられた小さなイラストが
そのページのおはなしのキーになっているところも、
題字が、木の枝(濁点はどんぐり、かな?)になっているところも、
好きなところ。

        *   *   *

さて、我が家もようやく12月への準備が整いつつあります。

ツリー ピラミッド

いよいよ アドヴェントですね。 ツリー


  『たのしいふゆごもり』
    【作】片山令子   【絵】片山健   福音館書店

| 琴子 | 17:04 | comments(8) | trackbacks(0) |

はじめまして in こひつじ文庫
本日、ネットで親しくなったこひつじ文庫さんでの
はじめましての絵本たち 講座 2回目(の初日)
ナビゲーターは、とことこペンギン隊の イーダちゃんにかわり
三蔵さんがつとめてくれました。

新刊絵本15冊、クリスマス新刊7冊を、じっくり紹介して
もらいました。

ややや・・・・ 今回も粒ぞろい と言いますか。
思わず、これもあれも欲しくなってしまうものばかりでしたヨ。

明日、2日目を控えているので、少しだけ。

今回、kohaが 惹きつけられていた2冊が、これでした ↓

かいわれざむらいとだいこんひめ せんをたどって

 左)登場人物は野菜たち。しかもまたも時代劇バージョン。
   (最近多いですよね)
   リズミカルな文章が小気味よく、愉快な登場人物のありように
   クスッと笑いがもれてきます。

 右)『せんをたどって』の第3段 
   今回は、『せんをたどって』せかいいっしゅう
   訳者のふしみさんが、タイトル文字を日本語でお願いしたという
   お話どおり、表から裏表紙まで、今回も一筆がき完結!です。
   世界各地の土地と動物について書かれているテキストも
   興味深く、ふしみさんが訳しながら調べて分かったことを
   「もうひとつの せんをたどって」というちらしで、
   紹介してくれています。
   この絵本に出てくる多くが、絶滅の心配のある動物たちであること・・・
   ”知ることで、まったく新しい世界が見えてくることもある
   そのきっかけになってくれますように” という 訳者の想いで
   結ばれていました。
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| 琴子 | 21:38 | comments(10) | trackbacks(0) |

ある日のkoha本
突然 思い立って、この連休後半に、岐阜の実家へkohaと小旅行。
久しぶりに、布団から出ている首上が寒い!という感覚を
味わってきました。
学生までは、それが当たり前だったのに・・・。
慣れというのは、おそろしいものです。今は、しもやけもできないのです!

 読書 4歳6ヶ月の koha本 読書

 王冠2
 おたすけこびと

  たくさんのこびとの仕事っぷりが、楽しくて仕方ない様子。
  お母さんったら、お願いね、の一言で、こびとに誕生日ケーキを
  頼んでしまうんですから・・・
  すっかりお気に入りです。
 
 【2位
 ぼくのかえりみち

  きっとこうなるとは思っていたけれど、この絵本の主人公のように
  白い線の上だけを通って歩く・・・ と言いながら、歩くことが
  増えました。
  目的地に着くまでに、気がそれて忘れるのだけれど、
  そのうち、白い線がなくなったらおんぶ!と言いやしないか、ひやひや。

 ミュータンス

  シリーズ10巻目を飛ばして、再度ミュータンスに戻りました。
  ミュータンスの威力はすごいです。
  これは、思わぬ効果だったのですが、歯磨き・・・ いやがることが
  ありません。 よっぽど、ミュータンスがおそろしいらしい。。。
  怖いもの見たさ、なのかな。 ついにこの絵本を手元に欲しいと
  言いだしました。

 【たくさん 4位
 やまださんちのてんきよほう おばけのてんぷら たべもののたび
 あれこれたまご ぐりとぐらのかいすいよく あわあわぶくぶく!

 はたして4歳児に、やまださんちのお天気模様が、ユーモアとして
 とらえられるのかどうかは、??ですが・・・
 この絵本、好きなのだそうです。
 かいすいよくものなど、相変わらず、季節感のない選書汗
 今週からやっと、クリスマス絵本を読みはじめたので、来月は
 クリスマス本が並ぶことと思います。
 ツリーは、今週末までおあずけ、です。
 
 
| 琴子 | 21:55 | comments(4) | trackbacks(0) |

揺れる音
ふいに取りだされたi-podから流れてくる音に耳を澄ますと、
心地よい歌声。
メロディーと声と歌詞とギターで醸し出される空気には
ううじん さんという人が、すっかりにじみ出て・・・
聴いていると、まるっと取りこまれてしまう。

歌詞に気を取られると うっかり涙がこぼれそうになって困り・・
帰ってすぐ、ポッチリ。

ううじん
   『おめでとう ありがとう

オススメしてもらって、よかった。
聴かせてもらって、よかった。

曲は、聴いているときの風景まで取り込んで、記憶の中に
刻み込まれる・・・と思う。
きっと、"今”を懐かしく思い出す日が来るでしょう。

朝の静かな時間にも、午後のひだまりの中でも、
夜 一日が終わってほっとする時間にも、
いつもぴったり寄り添って、今、我が家で常に
そよそよと流れているメロディー。
しみて、ゆれて、心地よくなっています。

  はがき

 同封されていたアンケートも、こんなにかわいい手書き
 おしまいのところにそっと
 " 今後の参考に、そしてパワーと栄養にさせていただきます
  感謝 ” とひとこと。
 送りますヨ!


 いますぐ会いにゆくよ
 自転車で
 会いによくよ
 今すぐ伝えたいことがあるんだ
  ・・・・ 
               (うれしいな)


 あれから どれくらい 歩いたんでしょう
 これから どれくらい 歩くのでしょう
 そちらはどうですか?
 時々は休んでますか?
 きっと 朝は もう少しです

               (君に幸あれ)

| 琴子 | 10:58 | comments(13) | trackbacks(0) |

かくれたかたち 1 2 3
今月の 福音館の月刊誌 かがくのとも12月号、とても好きで
なんども眺めています。
これは、アートでしょう・・・と思います。

 かくれたかたち 1 2 3

辻恵子さんの、魔法のように切り出された切り紙で
表現された 1 2 3の空間が、410円の冊子で
堪能できるなんて、しあわせなことです!

左で切り抜かれた形は、右のページで、躍動しながら
なんだか声まで 聞こえてきそう。
表情豊かで、なんとも味のある切り紙です。

折り込みふろくに
   私がつくりたいもの」を切るのではなく、
    素材の紙と対話をすることで
   「そこにかくれているもの」を 自然に
    切り出すことができるようになりました。


とありました。
それって、すごい・・・。
意図しないで、手が紙を見ると、勝手に形を切りだしていくなんて、
きっとかたちの神様がおりてくるのに違いないです。

      月刊 かがくのとも 2008・12月号
     『かくれたかたち 1 2 3』  【作】辻恵子
     
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| 琴子 | 22:33 | comments(10) | trackbacks(0) |

まぁるい気持ち
久しぶりに動物園に行きました。
わが家から一番近い、多摩動物公園には、わたしの大好きな
カバがいない。
それが一番の不服なのですが、歩け歩け大会ですから、
文句は言えません。
そうなると、一番の目的は、なんといっても"ウォンバット”に
なります。 
ふふふふふ ウォンバット、大好き♪
本当は、クイズラリーのコースにウォンバットは入っていないので、
遠回りになるといえばなるのですが、はずすことはできません!

もう何年も、動いている姿を見たことがなく、
はたして今回はどうなのか・・・

ドキドキドキ

ウォンバット1 わーぃ
ウォンバット2
ウォンバット3 ウォンバット4

今回も、おしりを向けたままの失礼さ加減は、いつもとかわりなく
ひたすら木の棒をしゃぶっていましたが、
なんとかちらちらお顔の表情を見ることができました。

あまりこのゲージで長居する人はなく、
「すげー、でっけー」
「これ、なに?」
「予想以上だよ」・・・・ と通り過ぎる声、声。
「ワラビー?」という声には、違いますよ〜と言いたかったけれど、
わたしが言うのもなんなので、ひたすら我慢、我慢。

ウォンバットのにっき』(→)という楽しい絵本を知ってから、
その様子が滑稽で、ふてぶてしく思えて、今回すごーく
楽しみだったのです。
よかった・・・・ 起きていてくれて。
次回はぜひ、正面からのご対面を 願いたいです。

もうひとつのお楽しみのマレーバクは、爆睡中。

マレーバク

2頭そろって、両足そろえた お行儀のよい横寝姿に
感心し、みとれました。
あ〜、愛すべき、まるっとした動物たち♪

      *   *   *

うちに帰ったら、お楽しみのコチラが届いていました。

おとどけもの

包みの紙もこだわりですが、中の型染め絵もとてもすてきなのです。

カレンダー

ついつい、自分のお誕生月から、確認、ですよね(笑)

付属のクリップにつけて、そっと毎日を過ごそう。
毎月、毎月が楽しみになりそうなカレンダーです。

 刻印 
 この紙にも印にも、はねうたさんのこだわりが・・・すき♪
 
| 琴子 | 20:31 | comments(14) | trackbacks(0) |

詩のすきなコウモリの話
詩のすきなコウモリの話

コウモリと詩、あまり結びつかない、不思議な感じのする
タイトルと、センダックの絵、長田さんの訳に惹かれて
お願いした先月のことり便
すっかり気に入って、ここのところ、枕もとに常にあった本です。

コウモリは小さくて、"クリーム入りコーヒーで染めたような、
淡い茶色
”で、"羽を生やしたふさふさしたネズミ”みたいな
コウモリなのです。

玄関のポーチの横木に、たくさんのコウモリが寄り添うようにして
ぶらさがっている中、この小さなコウモリもいっしょに
眠っていたのでした。
あるときまでは・・・。

あるとき、他のコウモリが、みな納屋で眠るようになると、
どうして"気持ちが落ち着かない”納屋で眠るのか、納得がいかず、
一人寒さに耐えながら ポーチで眠る生活を選びます。

この小さなコウモリは、昼間の別世界のこと、その素晴らしさも
知っています。
そして、モノマネドリの歌と、興味をもった詩のことも。
本当は、仲間とそれらを語りあいたい。
でも、仲間にとっては、昼間の世界のことも、詩のことも、
常識ではなかったし、興味もまったくないことで、
小さなコウモリは、すっかり孤独な気持ちを味わったのでした。

理解されないさみしさ、喜びを共有できない悲しみを抱える
小さなコウモリが、考えた末に見つけたリスは、
コウモリにとって喜びだったし、大きな力だった。
素直に、詩を聴いて、想像し、喜んだり驚いたりしてくれる。
そんなリスに、コウモリがどんなに励まされたか。

そこのところが、ついつい胸に熱く迫ってきてしまいます。

詩というものが、形式ではないこと、
詩で表現することの喜びが、たくさんつまっていて、
モノマネドリの詩を モノマネドリに聴いてもらいに行く
くだりでは、かえってドキドキしてしまうほど。
聴いてもらわずにはいられないほど、(その結果が
想像できるにしても・・・) 突き動かされるものなんでしょう。

最後の最後は・・・ とても心が休まります。
きっと春目覚める頃、コウモリは新しいコウモリの詩を
仲間に聴かせるのだと思うと、もとの居場所に戻れた安堵感で
いっぱいになります。

     *   *   *

あとがきを読むと、ジャレルとセンダックのイメージが
打ち合わせなしでぴったりあった不思議が書かれていて、
驚きます。
両者がとても満足し、ほめあった一枚の挿絵は、ぜひ本で。

それと、ジャレルとセンダックといえば・・・の、
「ねずの木 そのまわりにもグリムのお話いろいろ」は
もうずっとずっと探している本。
こちらも、いつか復刊されることを願いたいです。


  『詩のすきなコウモリの話』
    【作】ランダル・ジャレル  【絵】モーリス・センダック
    【訳】長田 弘           岩波書店

| 琴子 | 23:41 | comments(12) | trackbacks(0) |

11月のおはなし会 と ふれあい広場
11/8(土)地元図書室での おはなし会。
お天気も今ひとつはっきりしない中、たくさんの子が来てくれて
語り手 聞き手ともに、充実したおはなし会ができました。
今回のテーマは、『むかしむかし と ことばあそび

昔話を絵本で語ることについては、いろんな意見がありますが、
わたしたちのメンバーには、語りができる人もいないので、
今回思い切って、絵本でとりあげてみました。
昔話は、おはなしの密度も濃いので、そればかりでは
疲れてしまうだろうと、合間に、ことば遊びの絵本もはさみました。
”むかしむかし”は、広義でとらえて、民話やグリム童話も入れました。

 読書 未就園・ちびっこ向け 読書

 あんもちみっつ 紙芝居 『あんもちみっつ』

 おならうた

 ふくろうのそめものや

 ◎ 手遊び 『みかんをとって』

 ◎ パネルシアター 『にんじんさん だいこんさん ごぼうさん』

 あっちゃんあがつく
    * * *

 来年1月に、飯野和好さんに来ていただくので、少しずつ
 飯野さん本も(おならうた)プログラムに。
 『あっちゃんあがつく』 あ から こ まで歌ったあと、
 聞きに来てくれた子どもたちの名前を聞いて、
 そのページをうたってみました。
 意外に か と ゆ のつく子が多かったです。
 

 読書 少し大きい子向け 読書

 かちかちやま

 ◎ 紙芝居 『ヘンゼルとグレーテル』
    グリム童話  こさかしげる   童心社

 ◎ 手遊び 『のらねこが・・・』 
    たにぞうのおやこでぽっかぽかあそびうた より

 生麦生米生卵

 おなかのかわ

    * * *

 後半のお話は、長いうえ、ドキッとする表現も多かったのですが
 子どもは、目を見開き、ものすごい集中力で聞いてくれました。
 しっかりしたお話の力を感じました。
 よくよく聞くと衝撃的な展開が多いので、聞いている大人のほうが
 ドキッとして、遠くから わが子の様子を、心配そうに
 見る人が多かったです。
 子どもは案外、さらり・・・。

 今回は、お父さんも2人。 お父さんがおはなし会にいっしょに
 来てくれるなんて、うれしいですね♪

 そういえば・・・
 10月のおはなし会の記録、忘れてしまいました。
  kohaの運動会と重なって、欠席しましたが、テーマは、
 「いってきまーす」でした。
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| 琴子 | 14:39 | comments(8) | trackbacks(0) |

遠くの行きたい場所
 吉野綾さん個展

行きたくて、見たくて、触ってみたくて、初日からうずうずしていた
企画展に、ようやく昨日行くことができました。
日本橋ヒナタノオトさんで 開催中の 吉野綾さんの個展
綾さんの凛とした姿勢が、ひとつひとつの作品に織り込まれた
しなやかで暖かい作品たち。
色が利いていて、おしゃれです。 大好きなのです。
大変な人気で、初日にほぼ半分が旅立って行ったと聞いていたとおり、
作品はずっと少なくなっていましたが、今回の作品群の一部を
見ることができてよかった。

マフラー 巻きもの、ブランケット、小物入れ、マット・・・
色々ある中、ブランケットは、いつかいつかの夢にしたいと
かたく思いました。
大きくて、あったかーいのをいつかきっと。

実はkoha、この母の用に合わせて、園を早お迎えして、
一緒に行ったのです。
おとなに混じって ご一緒させてもらって 当人もご満悦。
落ち葉をぶーらぶらさせて、お店でも 電車でも、楽しそうにあおぎ
うれしそうに持ち帰りました。
よくよく見ると、ぴかぴか光ってる!と、一夜明けて、
ヒカヒカに乾いても大事そうに。

 葉っぱ

わたしより少し遠くからいらしていた すてきなお客様が、
梅ヶ丘へ行く!とおっしゃるので、わたしたちも、
ではぜひ・・・と喜んで同行して、こうめさんを驚かせました♪
ふっふふ。
やさしく 楽しく流れる時間の中で、しょぼしょぼしていた気持ちが
ふくらんで・・・。
帰ってきて、また みなさんのコメントを見て泣いて・・
お腹は優しい味で満たされて・・ あー、ありがたい一日だった。

クッキー お茶のじかん

優しい味・・・
入荷したばかりの n*cafeさんの乳製品をつかっていない
やさしいクッキーです。
とても気に入ったエスプレッソ、
今回初めて味わうほっとホットワイン味
ライ麦と胡桃、麻の実のクッキー 
夜なのに、また〜・・・ おいしくお茶タイムです。

そして、うちにもようやくやってきた 噂のくるみとりさん。
今回もkohaの決断は、このきいろちゃん即決です。いつも早いですヨ!

 ようこそ

今日求めた本は、またゆっくりと。

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| 琴子 | 17:40 | comments(13) | trackbacks(0) |

魔女になりたかった妖精
暗いくらいトンネルが もうずっと続いているような
さみしくて 先の明かりも見えず
ちょっと見えた光も すぐに消えてしまうような
そんなトンネルの中

大事にしている一冊は いつでも ちょっとの希望をくれる。

 魔女になりたかった妖精

ファンタジーにみえて、とても現実的な親子問題の影
もう何年も 読むたび 胸が痛くて
それでも ここへ戻りたくなる

それは、最後がとても平和で、長いトンネルの先の 小さな光に
みえるから・・・?

ローズマリーのように、ローズマリーの母のように
いつか お互い寄り添えるかしら。

秋が深まって、ちょっと心に風が吹きます。

負のエネルギーは使わない
楽しく 過ごす技をたくさん
人をうらやんで ねたみやそねみでいっぱいにならないよう
深く 冷たい空気を吸ってみる
淡々と、ただ淡々と
小さく小さく 決意表明。

  LOVE
   


 『魔女になりたかった妖精』
  【文】ブリジット・ミンヌ   【絵】カルル・クヌート
  【訳】目黒 実          ブロンズ新社
 
| 琴子 | 09:56 | comments(18) | trackbacks(0) |

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