ある日のkoha本

早いもので、kohaも4歳11ヶ月になりました。
絵本が好き、わらべうたが好き、おにんぎょうが好き、踊るのも好き
ふざけ、おどけは大得意のkohaと
4歳最後の月に、いっしょに読んだ絵本の記録です。

読書 4歳11か月のkoha本 読書

王冠2
はるかぜのホネホネさん

ホネホネさんの魅力って、なんでしょう。 kohaはとても好きなのです。
キコキコキー と、自転車こいで、届ける手紙の数々と催しが
楽しいのかな。
なによりきっと、地図が好きなのだと思います。
図書館で、自分で借りた一冊。

2位 
えんふねにのって

こちらも自分で借りた図書館本。 去年もこの時期借りたのでした・・・。
でもついに、自分の本になりました。
舟で通園すること、通園途中のハプニングに、ハラハラワクワク ドキドキ


3位
ピッツアぼうや

4月のはじめに、地元の子育てひろばオープニングで、絵本ナビ
パパ’s絵本プロジェクト
の 安藤哲也さんが来てくれました。
そこで読んでもらった一冊。
koha、うちにもあると知って、大喜び。
今、子どもをピッツァにする遊びが はやっています(笑)

4位
えほんのこども

先月に引き続き、よく読みました。
先月描いたえほんでんしゃ、(→
) 実は、何度か聞いたけれど、
お話はどこかに忘れてきてしまったみたい (苦笑)
作ったら、また教えてねということになっています。

5位
かえってきたおとうさん たんぽぽ しろとくろ
ピッキーとポッキー せんたくやのブラウニー

『かえってきたおとうさん』 ミナリック/センダック コンビの
はじめてよむどうわシリーズ 2
人魚が出てきてびっくりしました。
シリーズ、1,2で、満足したようで、ひとまず終了。

この平山和子さんの 『たんぽぽ』 は、なんといっても、
根っこの絵が圧巻です。
たんぽぽ観察が、より楽しくなりました。

『しろとくろ』 星川夫妻の、しゃしんのしりとりあそびシリーズ。
白と黒のものの写真でつながるしりとり。 
子どもには、あまり馴染みのない言葉が、ときどき入っていて
それもまたいいなと思います。

『ピッキーとポッキー』 図書館で一目ぼれして借りていました。
やっぱり地図が好きみたい。
『せんたくやのブラウニー』 は なんでも洗濯するのが楽しい!


10位
だるまさんと そのつもり たんぽぽ
くまとりすのおやつ やまださんちのてんきよほう ランパンパン

同列10位のみなさん。 


    *      *      *

たんぽぽといえば、敷地の一角に、去年も見事な綿毛になっていた
たんぽぽがあって、春先からずっと、朝な夕な
楽しみに観察していました。

でもある日、園から帰ってくると、そこがすっかりきれいになっていて
大ショック。
お掃除のおじさんが、ひっこぬいてしまった・・・ らしい。
まさか、たんぽぽを楽しみに観察している親子がいようとは
思いもしなかったんでしょう。
ささやかな楽しみが 減ってしまったよー。

せめて何枚か、写真を撮っておいてよかった。
夕方閉じ、雨の日も閉じ、明るく晴れると、ぱ〜っと開くたんぽぽ。
根っこの生命力を信じて、また来年を、楽しみに待っています。


tannpopo たんぽぽ2 たんぽぽ3
  ぱぁ〜          ぱ、ぱ、ぱぁ〜〜        きゅぅ 閉




| 琴子 | 23:29 | comments(8) | trackbacks(0) |

雑記

この一週間、うれしいことと 悲しいことが 交互に押し寄せて
気持ちが落ち着かず、気づけばもう4月も終わりです。

うれしいことは、宮本佳緒里さんのがま口展だったり(
クルミトリさんのてふてふキット()だったり、
1年半ぶりの人間ドッグの結果が、思いのほかよかったり、(たぶん)
わらべうたで、楽しい たけのこの歌 を教えてもらったことだったり
するのです。
書きたいことがいっぱいあるんだけどなぁ・・・。
時間ドロボーが、わたしの時間を持っていく 〜(涙)


悲しいこと

こちらは、消化するのに、時間がかかりそうです。

娘のいろいろもあるけれど・・・


一番悲しいのは、同時期に園で過ごした先輩お母さんとの別れ。

突然、交通事故で亡くなった彼女とは、図書館でよく会って
彼女のいるカウンターを選んで、ちょこちょこっとお話し、
今日はいるかな? 今日もいるかな? と楽しみにしていた。

突然、ということもあるんだという衝撃。
どう生きる? と突きつけられたようなショックと
さみしさと悲しみに、何も言葉は見つからない。
ただ、頭の中で、ぐるぐる渦巻いている重たいものが、時々
ひどく気分を滅入らせます。


昨日は、友人に教えてもらった ナニワイバラが
あまりにきれいだったので、そのおかげで、
ずいぶん気持ちがふわっとしました。
ナニワイバラに、感謝。

 さくらだといふ/春だといふ/一寸、お待ち
 どこかに/泣いている人もあらうに


暮鳥さんの晩年の詩が、染みる春。


| 琴子 | 21:58 | comments(4) | trackbacks(0) |

まど・みちお100歳展
まどさんは、まったくすごい。
まどさんのことを知らなくても、誰でも知っている
ぞうさん、やぎさんゆうびん、ふしぎなポケット・・・・

大好きな 『びわ』 の歌だって、作ったのはまどさん。

 びわはやさしい 木の実だから
 だっこしあって  うれている
 うすい虹ある ろばさんの
 お耳みたいな 葉のかげに

 びわは静かな 木の実だから
 お日にぬるんで うれている
 ママといただく やぎさんの
 お乳よりかも まだあまく  


だっこしあって熟れている なんて・・・ 優しいことばに
びわの甘い果汁を想像しながら、うれしくなる。
葉っぱはほんとうに長ぼそいから、
この詩を知ってから、いつも ロバの耳を連想する。

まどさんは、わたしたちが日頃 よく見知っていると
思っているものを、まったく新しい目で
教えてくれる。

 うさぎに うまれて うれしいうさぎ
  はねても
    はねても
   はねても
  はねても
 うさぎで なくなりゃしない  


『うさぎ』 は、ただただうさぎに生まれた喜びに
あふれているんだよ。

りんごを置けば、その空間はりんごだけのもの。
そのものであることの喜びと感謝に、満ちている。


まどさんは、今年の秋、100歳になられる。
そして、いまだ バリバリの現役の詩人。

銀座・教文館9Fで開催中の、まど・みちお100歳展では
まず、まどさんの100歳を祝って届いた
お祝いの言葉の展示があって、
とても見ごたえあるコーナーになっている。

そして何よりびっくりしたのが、去年秋、教文館に届いたという
40作品近い新作の詩と、まどさんの描かれた抽象画の展示。

老いも死も、まどさんは、真摯に向き合いながらも、これから
どうなっていくんだろうという興味も忘れていない。

まどさんにとって、動物も植物も、ときには、無機質のものも
同じ価値あるもので、
カ も、はなくそも、おならも、小さなアリも、ほこりも、
みんないとおしく、ありがたいものになる。
日々が、興味深いことの連続で、発見、不思議に満ちた毎日。

そんなまどさんのあまりに謙虚な姿勢にふれ、
まどさんの作品を前に、
どれだけ自分が、鈍感で、傲慢に生きているかを、
想い知って 恥ずかしくなった。
ガツーーン 

100歳のまどさんから見たら、半分にも満たない青二才のわたし
きっとまどさんは、そんなわたしにも優しいのだ。

日々違う角度から、じっと見て、感じて、より深く考えることを、
楽しみとしているまどさんは、やっぱりすごい。

100歳展、とてもすばらしかったです。

 ぞうさんの詩人
 
まどさん100歳展
        − ぼくがボクでよかったな −

 
2009.3.28(土)〜5.6(水) 11:00〜20::00
  於: 銀座教文館 9F ウェンライトホール


まどさん

左の 『てんぷらぴりぴり
まどさん、58歳の時に出た、はじめての詩集
・・・ ということを、今回はじめて知った。

20年前手にしたとき、そんなことはつゆも知らなかったけれど、
『つけもののおもし』 という詩に心奪われた。
つけもののおもし が、詩になることに。
『地球の用事』 『つぼ』 も大好きな詩。

続きを読む >>
| 琴子 | 23:09 | comments(15) | trackbacks(0) |

出会いもの

木のものが好きです。
なんといっても、木の持つあたたかみと、つい触りたくなる
木肌が魅力です。
好きには、もっと何か別のワケがある気がするけれど、
うまく言葉にならないのがもどかしい・・・。
でも、大好きなのです。

最近ご縁のあった、ki-to-te の前田さん (

最初に出会ったのは、去年の工房からの風で求めた
コーヒーメジャーでした。

コーヒーメジャー

オットが、半年毎日使って、いまやコーヒー豆の油がしみ込んで、
いい具合につやつや。
木のものって、使っているうちに、どんどん進化するんですね。
+される何かが、木の持ち味をさらに引き出す感じ。

ただいま、狛江の cafe 茶茶さん(カフェと一言でくくれない穴場)で
前田さんの展示会開催中です。
詳しくは、おくさまのちょこ。。さんのブログへ(→ 

メープル、チェリー、ウォールナットの3つの色の木の作品の中から
今回、うちに加わったニューフェースは、ジャムスプーン♪

ジャムスプーン

ジャムがこぼれないように、段々がほどこされたスプーンは
使い心地も抜群で、
A-miu さんのだんなさま作のジャムスプーンといっしょに、
パン・ジャムのお伴になっています。
ハンサムなお伴が増えて、うれしい。
前田さんの端正な木の作品たちは、器量よし、働きよしで、
うちでモテモテです。


        *    *    *

茶茶さんのお料理が(今回、お酒を飲まなかったので)、また
とてもおいしかった!
特に、ご飯には驚きました。もっちり具合がすばらしくて。

その夜は、カウンターで飲む人あり、コーヒーだけの人あり、
おまかせ定食をワシワシ食べている人あり (→ わたし)
ひとり客が多いというのも、うなずけます。

もうひとつ、Houti という 古道具屋さんも、行ってみたかったところ。
ほんとうにお店があるのか不安になるあたりに、やっと見つけた
お店で、なんと長居をしたことでしょう (苦笑)
あれもこれもと悩み、やっと決断しました。

Houtiで 
  ちょうどいい大きさのお盆と
  デザートを入れたい、ミニお弁当箱

タッパー  これ、懐かしいタッパー

だけど、この色、このサイズ、はじめて見ました!
ふふふ、洗濯時に使おうと思っています。

しんじさんとまきこさん、とてもいい雰囲気のお二人で、
しんじさんが選んで置いている本も、いいなぁと思いました。
ここで見つけたんですよ! 『猫と悪魔


これが、西荻窪からの続きの、よく歩いた日のこと。
一度出ると、すぐには帰らない 鉄砲玉なんです (苦笑)


| 琴子 | 22:57 | comments(6) | trackbacks(0) |

トマトさん
R・ECHO帽子製作所の rさんに教えてもらって、
久しぶりに西荻窪へ。
お目あては、絵本作家、田中清代さんと
とづかかよさんの二人展。

トマトさんワールド

場所は、ニヒル牛2 という名の、ユニークなお店。

以前、「がちまい家」という 焼き菓子やさんがあったところ
なのだそうです。
サイドバーにものせているお菓子本が最近出て、
わたしはそれで気になったのだけど、ここにあったんですね!

電話して作家在廊日を聞いたので、お店に着くと、
田中清代さんと店主さんお二人で、にこやかに迎えてくれました。

衝撃の 『トマトさん』 以前から、ひそかにファンだったので、
 『みずたまのチワワ』 『みつこととかげ』 『トマトさん』 を
こっそり持参。

清代さんわーるど

それぞれサインの絵を入れていただいて、その絵に感激。
『トマトさん』 には、はみださんばかりの トマトさんなんですよ (笑)

そのあと、ウサギやら、ヤギやら、パンダやら・・・
常設の方の、モコモコ帽子をかぶりあって喜び、
カメラも携帯も忘れたので、清代さんに撮っていただき (笑)
いつか送ってもらえる ということになりました♪
なんという楽しい時間!

(写真を送っていただいたので、差し替えました!)

クマ?メェヒヒーン

清代さんの最新刊、 『ひみつのカレーライス』 も棚に
飾ってありました。

ひみつのカレーライス

この奇抜で楽しいお話。 レトロな雰囲気の絵。

そういえばこれは、作家・井上荒野さんの文で、帯には
「井上荒野はじめての絵本」 と書いてあるのだけど・・・
それはウソなのでは!? と思わずつっこんでしまいました。
だって、 『みずたまのチワワ』 は、井上さんの文なのですモン (笑)

もし行かれる方がいたら・・・
展示ものはこじんまりまとまっていますが、手作りの葱の立体モノは
ぜひ、頭にかぶってみてくださいね。
かぶりものではないのに、妙に楽しくて、自分が根っこ部分になった
気がしてきます。

DM

  田中清代・とづかかよこ 二人展
    あさつゆよつゆ   於:ニヒル牛2

   2009.4.17(金) 〜 4.29(水)  
                   23日(木)休み
   PM12:00 〜 20:00 最終日(17:00まで)

作家在廊日が、絶対お勧めです。 
一緒に遊んでくださるから・・・!(笑) ぜひご確認を。

                     ミニトマトさん



      *     *     *

西荻には・・・
続きを読む >>
| 琴子 | 23:44 | comments(8) | trackbacks(0) |

みにくいおひめさま
美しいって、どういうことだろうと、不惑の年を過ぎて?年の今、
深く考えさせられます。
まさか、外見勝負では、若者に太刀打ちできないし、
いつまでも、見た目だけで美しさをとらえていては、
空しいような気もしてきます。

みにくいおひめさま


この童話に出てくる王女は、顔色、姿勢、持ち物など、
なんの落ち度もない裕福な王女・エスメラルダ。
でも、顔つきに、決定的な問題がありました。

つつましく下をむいているはずの鼻が、つんと上をむき、
りょうはしがあがっていなくてはならない口は、
への字にまがり、
それに目はーきれいな青い色ではあったのですがー
かがやきがなかったのです。

この童話、子どものころ読んで、好きだったなーと
思いだしました。

エスメラルダは、その後、王様の命令に
(ヒメを美しく変えたものにはほうびを与えるという おふれ)
ただ一人名乗り出た グッドイット婦人に、
” 三ヶ月が三度過ぎる間"  預けられることになります。

エスメラルダの戸惑い、気づき、変化は、
子ども心にうれしくて、
きれいな心でいれば、美しくなっていけるんだと
素直に思ったものです。

それに、グッドイット婦人と、5人の娘たちの
立ち居振る舞いと考え方には、
大人になって読み返してみても、清々しさを感じて
エスメラルダ、よかったね と思います。

自分の与えられた環境を、まったく卑下していない、
グッドイット一家の面々が、ほんとうにすてきなのです。

自分のことが自分でできるだけでなく、
生活をよりよく、楽しくするための工夫と手作業が、
苦なくできるしあわせについても、考えます。

印象に残るのが、
エスメラルダが、どうしても食べたくなって焼いた、雨の日のマフィン と、

末っ子エコーのために、自分だけ贈物ができず
悲しい想いをしていたエスメラルダが、
唯一 お城から持ってきた 真珠のロケットをプレゼントするシーン

じーんと印象に残ります。

淡い淡い、宗弥さんの絵の雰囲気が、お話を静かに盛りたてている、
美しく、やさしいお話。

このお話、今のCちゃんでは、受け入れることはないでしょう。
まさに、外面みがきで忙しいお年頃。
ほんとうは、だからこそ、読んでみてほしいのだけど。

サプリで体はできないし、
一番身近な家族への接し方やうちでの過ごし方が、
外で、 ふとしたところで、出るんだということ。
早く気づいてくれないかなと思う。
でも、それは、きっともっとずっとあとになって思うことなんですよね。

今なら。。。。
顔つきは、内面からにじみ出るもの と、確信持って言えますが、
そういうことに気づくのは、いつ頃だったのかな。
(だから・・・ いや、だからこそ、自信がなく、
 自信もてるようになりたいと思います)


     *     *     *

この童話は、昔、学研から出ていたシリーズの一冊です。
復刊本ということで、懐かしく ことり文庫さんで手にとった一冊。
でも、そのときはまだ、気づいていなかったのです。
うちに帰ってきて・・・ あらら、またやってしまったーと
気づいてしまいました。

学研の、” 新しい世界の幼年童話シリーズ" は、好きなお話が
いくつかあって、子どものころ好きだったものを、
大人になってから中古で買い求めました。
その中の一冊が、『みにくいおひめさま』 だったんだ!

中川宗弥さんのファンなので、たいてい持っているだろう・・・ と
思わない自分が 情けないです。

でも、でも、いいんです!

今回の瑞雲舎版は、テキストの字が、宗弥さんの絵にあわせたような
品のいい青になっていて、
訳者のまさきるりこさんの訳も新たになっていましたから。

みにくいおひめさま


復刊にあたっては、絵の発色で、ずいぶん苦労された様子が、
瑞雲舎ブログに載っていました。 (→ 
丁寧に、復刊された一冊です。
小学生高学年までに、出会いがあったら。。。 
きっと、救われて、励みになる子がいるんじゃないかな、と思います。


それにしても、自己管理能力のなさには、毎度あぜんとします。
絶対数が多い・・ というのは、よぉーくわかっているんです(苦笑)
本も出会いものだから、なかなか処分するのもしのびなく・・・

でも、思い切って整理しないといけませんね。
送料だけご負担いただいて、もらっていただける方を募ることも、
これから考えてみます。


 『みにくいおひめさま
   【作】 フィリス=マッギンリー  【絵】 なかがわそうや
   【訳】 まさきるりこ             瑞雲舎 刊


| 琴子 | 21:27 | comments(10) | trackbacks(0) |

4月のおはなし会
時が経ってしまわないうちに、今月のおはなし会の記録です。
新年度最初のおはなし会は、あたたかい陽気の 先週の土曜日。
4/11(土) 地元図書室でのお話会の記録です。

今月のテーマは、『であい』
新しい環境、新しい友人の中で、いろんなことにチャレンジしたいと
思っているちびっこたちに、いろんな 出会いのお話を選んでみました。

読書 未就園・ちびっこ向け 読書

紙芝居 『はるだよ、ニャーオン

のはらうさぎでございます

みつあみみつあみ

手遊び

ぐるりんぱっ

とりかえっこ


読書 少し大きい子向け 読書

とことこブーちゃん 車編・飛行機編

はないっぱいになあれ 紙芝居 『はないっぱいになあれ』

  松谷みよ子さんのこのお話、いろんな方が絵をつけているけれど、
  長野ヒデ子さんの絵は、知っているお話とは気付かないほど、
  違う雰囲気のものでした。

せかいをみにいったアヒル

手遊び

たんぽぽ

3じのおちゃにきてください

後半プログラムは、少しまったりでしょうか。
メンバーが言うには、後半を担当した2人の声質もあったかも・・
ということでしたが・・・
春だし、午後だし、いい具合にのんびりだったかもしれません。

続きを読む >>
| 琴子 | 22:39 | comments(10) | trackbacks(0) |

はじめましての絵本たち
今日は、とことこペンギン隊・3号の三蔵さんナビによる
はじめましての絵本たち講座でした。
日本の絵本40冊、翻訳絵本14冊、その他でMOEと
この絵本が好き!2009版を紹介してもらいました。

先日、ことりさんでも気になっていたもの・・・
今回、あれれ?と気づいたことのあるもの・・・
さまざまでした。

気になった絵本も数多かったので、その中からいくつか。

ヌンヌ

昨秋、小さくてカラフルな幼児絵本が立て続けに出た、
オイリ・タンニネンの絵本。
フィンランドではこの絵本、広く親しまれているのだそうです。

 ルルくん ポンちゃん ミーちゃん

今回の絵本。か、かわいいのです・・・ 
色も青、紫、黄色、黒の4色に絞って配色されていて、
ちらちら読むにとどめました。
よくよく作者の名前を見てみると、どうも見覚えがあります。
うちに帰ってがさごそみたら、やっぱり古ーい絵本が
出てきました。
その話は、またあとで続けますね。

栄光への大飛行

プロベンセン夫妻の絵本が出るなんて、うれしいな〜と思ったけれど・・・ 
なんだか、この絵本も見たことがあります。
とこペン隊7号・ナナさんと、以前 『パパの大飛行』 という
名前で出ていたという話になって、納得しました。
今回のタイトルはまた、格式高くなったのですね。
訳は、今江祥智さんです。
(調べてみたら、前は、福音館から脇明子さん訳でした)
ちょっと版型が小さくなったような気がしますが、どうなんでしょう。
両方借りて、読み比べてみたいです。

ぺにろいやる

この絵本も、見たことがある!と思ったら、初出1957年の
こどものともなのですね。
人気の一冊だったのでしょうか。 色使いもすてきです。
(わたしは復刻セットで見ました)


その他気になったもの
ダッシュだ、フラッシュ!

昨年ドン・フリーマン生誕100年だったからか、続々と
出ますね。
このお話、とてもかわいかった。フラッシュのエンジンのかかり具合が
とてもいいです。

ぐるうんぐるん

大すきな 『ヤマネコ毛布』 作者の、山福さんの新刊。
農文協から出ているシリーズで、食物連鎖を版画で語っています。
版画は、手元で見るより、少し離れてみたとき、とてもまとまった
ひとつの世界を感じて、びっくりしました。
もっとじっくり観ていたいです。

大きな木のような人

伊勢英子さんの新刊。
『ルリユール』 のような、紳士と女の子のかかわりの中に、
ゆったりとしたみつめる目を感じます。

サンカクノニホン

日本にある6852の島の中から、北、南・・・ の島々を
写真で見る絵本。
写真がきれいで、見入りました。
人が住んでいる島がこんなに少ない(→ ○で表記されています)のも
はじめて知った事実。

くさをはむ

おくはらゆめさんの3作目。
ゆるゆる〜っとしたこの空気感、いいなぁ。 
春、満喫の気分です。

赤いポストとはいしゃさん

ちょっと季節がずれた感がありますが、じんわりいいお話でした。


おはなし会で読んでみたい本
おしいれ れいぞうこ ちびっこに。

めんどくさいサイ ひみつのカレーライス

右)カレーとお皿の実がなるなんて、その意外なストーリー展開に仰天!
  昭和を感じる和服とのギャップに、不思議な感覚が残ります。
  種の形が、またたのし。

おとうさんはしょうぼうし おとうとバーゲンします!

家族テーマで、いけそうです。
左)おとうさん、おかあさんの仕事シリーズ 一作目なのだそうです。
続きを読む >>
| 琴子 | 21:31 | comments(10) | trackbacks(0) |

ことり文庫さん
春休みは今日まで。なんだかアッという間です。

昨日は、久しぶりに梅丘のことり文庫さんへ。
行く前から、kohaが、こっそり行ってこうめさんを驚かせよう・・
と意気込んでいて、お店についてもなかなか中に入らない。
どうやら意気込んでいる間に、また恥ずかしくなってしまったのね。
いつも、こうなんだな。。。 
毎回、リセットされ、慣れるまで20〜30分です(苦笑)

本の話、これからはじまること、いろいろ話しこんで
気づいたら、すっかり夕暮れでした。

ことり文庫

タイムリーなことに、今図書館から借りていて、ほぼ毎日
読みこんでいる「えんふねにのって」
一角にすてきなえんふねができていました。

えんふね

おりがみで、一緒にえんふねを作ってもらって、今朝、
しあげにうきわと人(の顔)が乗って、えんふね完成。

kohaのえんふね

イメージとは、かけはなれたらしいのですが、思考錯誤して、
自分なりに満足した様子。

イースターが近いので、店内には、手作りイースターエッグが
12個も隠されていました。
どこだろ、どこだろ?と言いながら、全部見つけてご満悦。

エッグハント

見つけた数に応じて、かわいいプレゼントがあるんですよ。

プレゼント

そして、気になっていた布ナプキンコーナーにも、釘づけになりました。
いろいろ種類はあるけれど、ネルのような肌ざわりの
オーガニックコットン100%・裏がワッフル地のものを
使ってみることにしました。
今までも、布ナプだったけれど、それ以上に肌ざわり、使い心地が
よいということで、楽しみです。
いつも憂鬱なことが、憂鬱でなくなるのはうれしいことです。

スナップのついた丸いものは、本来の使い方とははずれるかも
しれないけれど・・・
めがねをはずしたとき、ちょっとくるむ用に使いたいのです。
無精なので、ハードケースは持ち歩けないけれど、これなら手軽そう。

布ナプ touta さんの布ナプ

途中から、奥の間では、噂の anmitsu の話し合いも。
(フリーペーパーを作っている高校生の集まりです)
店先では、kohaとこうめさんの楽しげな声が聞こえているので、
そのすきに、わたしもいろいろ見せてもらいました。
うれしい再刊ものも、読みたい本も、いろいろとじっくり。

はっと我にかえって、店先をのぞきに行くと・・・・
こんなことになっていました(笑)

らきがき

今月からはじまる講座や、12日のたんぽぽ染めなど、楽しそうな
企画がめじろ押しのことり文庫さん。
あ〜、どこでもドアがあったらなーと、思います。


| 琴子 | 10:29 | comments(6) | trackbacks(0) |

くにたちにて
「国立」 は、「こくりつ」 とも読めることに気づいたので、
今日のタイトルは、あえて「くにたち」です。汗
わたしがよく行く 国立 は、「くにたち」という地名なのですヨ。
一橋大学がある町です。
大学通り沿いの桜は、今が満開。

満開 
    ふりかえれば、桜の向こうに 駅
    もう△屋根ではありません

昨日ははじめて、たとぱに の 空市 に行きました。
見上げる桜もいいけれど、ビル3階から 真横に見える桜も
いいものですね〜。

たとぱにから

桜をちらちら見つつ、味わうランチプレート。
竹の子と蕗の煮しめも、玄米ごはんと菜の花のちらしも、
じんわりと体に吸収されていく感覚。
しみじみ おいしいなーと、味わいながらいただく。

空市では、ソレイユさんのリンゴジュレ発見!
おぉ、、、こんなにばったり、再会すると、うれしくなってしまいます。
大好きな「あかね」を迷わず手にして、
さらにざざっと見渡せば・・・。
先日 いただいて感激した、加須(かぞ)の糧工房さんの品も発見!
今回は、自宅用にパンと赤紫蘇エキスを、
お使い用にバジルソースをもとめました。
きっとおいしくて、ペロリです。

プランターコテージでのわらべうたで出会った、たとぱにさん。
本業はインテリア業なので、今年度から空市開催は、
2ヶ月に一度になるとのこと。
また、行かなくちゃ。
今日はここで、ペンギンハウス時代の顔なじみ、Nさんファミリーに
ばったり出くわして、あら!まぁ!ということにもなったのでした。 
国立は、楽しいなー。

昨日のメインイベントは、山本あまよかしむさんの縄ないワーク。
ノーションについてみれば、すでにしかれたムシロの上で、
習う人2人がスタンバイ。
あまよかしむさんと同じ方向を向いて、生徒3人、竹の皮を裂き、
縄のない方を一人一人習いながら、一時間みっちり
作業をしました。
足がつったひと、腰が痛くなった人、いろいろでしたが(苦笑)
縄は、なんとか縄跳びほどの長さになりました。
形になってくると、楽しいものです♪
えぇ、実はこういう繰り返しの作業が、けっこう好きなんだと、
うすうす 気づいてるんです。

縄 どう使おう?

お土産(宿題と、あまよかしむさんは言われた!)用の竹の皮も
いただいたので、春休み中に縄にしてしまいたいと思います。

今回の展示は、お面もの中心でしたが、これがまた、
とても楽しい作品群たち。
怖い!? という方もいたけれど、まったく怖さは感じなかったなー。
フェルトと草のコラボもありました。

ノーションをあとにして向かったのが、匙屋さん。

匙屋

このお店は、何度も前を通りながらも、開店しているときに
通ったためしがなかったので、開いていてくれてうれしかった。
お使いものの おさじさんを注文しに行ったのですが、
またまた楽しみな企画があることを知りました。

4/24〜 ミヤモトカオリさんのがま口展 があるんですよ♪

ミヤモトカオリ

 ミヤモトカオリ  小さな布と光と
  2009.4/24(金)〜 29(水)  於:匙屋
  11:00〜18:00


  作家在廊は、24日と26日
  今回は、布のパッチワークがより細かくなっているのだそうで
  たのしみデス

そして、そのあとは、黄色い鳥器店へ。
3日からはじまっている、黄色い鳥荒物店。(12日・日曜まで)
各地のかご・ざる類が、大集合しています。

かご・ざる類大好きなので、行く前からわくわくでしたが、
なんと、マタタビのそばざるに出会いました。
伝統工芸士・五十嵐文吾さんという方の作った、美しいざる。
90歳を越えている方なのだそうですが、
その編み模様の美しさは、際立っています! 
パンやおにぎりをのせても、似あいそう。

ざる

もう10年も前から、ちょくちょく行っている街なのに
食べるお店も雑貨やさんも、ほんとうに知らないで過ごしてきた
10年間。
ここ半年ほどで、新しい出会いが広がって、さらに国立好きに
なっています。

もうひとつ行きたかったところは、お店の閉店時間を過ぎていて、
時間切れ。
また、次回のお楽しみにしておきます。

| 琴子 | 16:07 | comments(10) | trackbacks(0) |

Page: 1/2   >>

Calendar

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< April 2009 >>

Entry

Profile

Comment

Trackback

Category

Archives

Search

Feed

Others

Mobile

  • qrcode