経堂散策

梅ヶ丘に行く前に、rucaさんと待ち合わせをして、経堂へ
行きました。

経堂という街で降りるのははじめて。

行きたかったのは、ハルカゼ舎さん。
まだ、今年になって開店したばかりの、ちょっとこだわりの
文房具を扱う かわいいお店です。

お店の方も、チリとチリリのようにかわいくて
おまけにとても気さくな方なので、一気にファンに。

写真も撮らせてもらえました。
店内の様子を小さくパチリ。

ハルカゼ舎1 ハルカゼ舎2

ハルカゼ舎3 ハルカゼ看板

このハサミ型のかわいい スワンロゴ?が目をひきます。

東欧雑貨のチャルカや、ホルンのマークの月光荘の文具
倉敷意匠さんのマスキングテープや、海外文具、
トイカメラ など など など・・・
紙ものもとても充実しています。

ハルカゼ舎 こまごま誘惑のまま・・・

 マスキングテープ、皮のオリジナル鉛筆キャップ 
 チェコのペン、関美穂子さんのメッセージカード、
 ブックダーツ

このブックダーツ、一目見て、説明を聞いて、ピーン!
気にいりましたヨ。

ブック・ダーツ 

付箋のかわりに
気になるところにさしこむ というわけです。
すぐれているのは、とがっている先で、それがどの行なのか
わかるところ。
読書のお伴に、うれしいなァ!

rucaさんの選ばれていたイタリア製の糊も、パッケージから
中のつくりまで、とても魅力的でした。
次の機会に買うもの、アレとアレって決めています・笑

   *       *       *

お昼は、ハルカゼ舎さんのとなりにある、小さなカフェ
Cura2(クーラ)さんへ。

店内、とても好きな雰囲気です。
こちらも、お店の中の様子を撮らせてもらいました。

cura中から cura

椅子に載っているネコくんがかわいくて、釘付けになっていたら、
店内に、この制作者の方の本があるのを見つけました。

ぬいぐうみ 金森美也子さんという方のぬいぐるみ

Cura2さんのサンドイッチ、2種あって、わたしが食べたのはチキン
でしたが、バンズのような形のパリパリしたパンが、またとても
おいしいのです。(→ なのに、写真撮り忘れました!)

そして、こちらのお店。紅茶がすべて、荻原千春さんのポットで
出てくるのです。
なんて、贅沢でしょう♪

今度はぜひ、ナスのフィリングのサンドイッチを食べるんだ!
そして、見るだけしか時間がなかった、こちらへも。。。。

ロバロバカフェ ROBA ROBA cafe

   *      *      *

千春さんといえば・・・

9月に ヒナタノオトさんで個展があります☆

千春さん

荻原千春 陶磁器展   於:ヒナタノオト

2009/9・5(土)〜13(日) 火曜休み 最終日17:00まで
千春さんは、5(土)、6(日)、7(月)、11(金)、13(日)
在廊だそうです。

| 琴子 | 20:03 | comments(10) | trackbacks(0) |

夏の終わりに
8月も最終週になると、なんとも物悲しさが漂います。
大人になってもなお、これですから・・・(苦笑)
こどもたちの気持ち、なおのことでしょう。

この夏の最後のお楽しみ。
おはなしを語ってもらう会に行きました。(in ことり文庫

おはなしを語ってくれたのは、藤本みさえさんと、他にお二人の計3人。
それぞれひとつずつ語ってくれました。

みさえさんは、ドイツの昔話から 『忠臣ヨハネス』

20年以上も語っていなかったお話が、ふとよみがえってくる不思議。
【忠誠】 【忠節】と簡単に言っても、実際を想像するのがむごいと
思われるほど。 
逃げられない選択をしなければならない。
一瞬の気持ちの揺れと決断力次第で、大きく道は分かれていく。
王の決断は、正しかったけれど、わたしだったら・・・?。

その差し迫った時に下す自分の判断が、わたしは怖い・・・
わたしには、まるで自信がないなーと。

名前が一緒、上の娘の年も一緒で、なんとも目がキラキラした
Hさんが語ってくれたのは、ギリシア神話から

 『パンドラ』 
  ーこの世にどうして 「苦しみ」 がやってきたかー

                        ギリシア神話

久しぶりにこのお話を味わった。
・・・というか、馴染みのお話だったけれど、はじめて語ってもらった。

うちに帰ってさっそく読み返してみると、Hさんの声でそのまま
すーっと入ってきて、嬉しかった。

けれど、読むと数ページの短いお話が、耳から入ると、なんて
大きなお話として染み込むんだろうとあらためて思う。

そして、最後に救いがあるお話でよかった、とも思う。
「苦しみ」といっしょにやってきた「希望」のおかげで、どんなに
救われることか。
それぞれの ”今” に重ね合わせて、みな深く聞き入った。

重く、ずっしりと染み込んだ2つのお話のあとには、
Sさんが語ってくれた、軽快でユーモラスなイギリスのお話
 『まほうのかさ』 

これも、以前 こどものともで出ていたので、知っているお話
だったけれど、語ってもらうのははじめて。

明るくてユーモアたっぷりのお話は、Sさんにぴったりで、
とても楽しかった。
Sさんと同じ旧姓なので、呼ばれるたびに、ふしぎ〜な気分(笑)



三者三様のお話の世界でした。
いつも思うけれど、おはなしの語りは、その人自身が出てくる
おもしろさがあるんだなぁ。

わたしは、逆に、怖さと自信のなさで、いつまでたっても挑戦できない
のだけれど、おはなしはたくさん たくさん聴きていたい!と思います。

    *      *      *

おはなしを聴いたあとは、軽食パーティ

ごちそう1 ごちそう2

寝不足気味だったので、お手製サングリア、効きました!

会費代わりに、一人一冊ずつ絵本を買い求め、歌にあわせて
交換会もしました。

わらべうた  ♪ 「えんやら もものき」 ♪ を歌いながら、本を回し
2回歌い終わった時点で手元に残ったのが、自分への
プレゼント。

いただいた絵本は、

せきたんやのくまさん お名前が同じ Hさんから

お子さんが、このシリーズ大好きだったんですって。(一緒だ!)
そして本当は、パンやのくまさんが一番好きだったのだけど
お店になかったのでこちらを・・・って。 
                     (パンやさんまで 一緒だー!)
同じような経験を聴くのは、なんだかうれしいです。

わたしが選んだのは、
ジルベルトとかぜこちらは、rucaさんへ。

この小さな男の子と風とのやり取りが、とてもほほえましく、
実際、小さな人は、そんなふうに会話しているに違いないと思うのです。

先日たまたま、kohaとバスに乗って、発車までの時間にした会話が
頭にあったからかな。
本を選ぶとき、ふっと出てきた一冊でした。

 (その話は、続きに追記します)


楽しい時間をありがとう。
なによりの もろもろのお祝いをいただいた気分デス。
まだ、アラフォーで 許される、、、よね。

夏休み、あと2日です。 さて、選挙に行ってきましょ。
続きを読む >>
| 琴子 | 14:07 | comments(6) | trackbacks(0) |

ある日のkoha本
夏休みも最終週。
昨日は、高校説明会の打ち合わせで、中学へ。
PTA学年部主催、役員のこれからの大きなお仕事です。
あ〜、いきなりの現実ひきもどし・・・(苦笑)

早く、園に行きたくてたまらない kohaと、
学校に行きたくないとぼやいている 中学生と、
夏の終わりに、毎年物悲しくなる 母と・・・
それぞれの夏が、過ぎていきます。

さて・・・今月も、kohaと読んだ絵本の記録(5歳3ヶ月)です。

 5歳 (8月) のkoha本


しのだけむら

カズコ・G・ストーンさんのしげみむらシリーズ
こどものともで出るとつい買ってしまう本のひとつ。
いつの間にか、うちにも6冊
その中でも一番すきなのが、この絵本、なのだそう。

蚊と蛾の 七夕のお話です。
主人公たちの設定が、なかなかしぶいです。
登場人物(?)が、とにかく多いのが、シリーズの特徴。
わたしはこのお話の中で、おけらのギー校長先生が
「ギー」と鳴いて、始業するところが好きです。


2位
チリとチリリ

ことり文庫さんでの、羊毛企画がきっかけで、よく読みました。


3位
みずくさむら

うちにあるシリーズの中で、2番目に好きなのだそうです。
こちらは、みずすましやあめんぼなど、水辺の小さな虫たちのお話。


4位
ヒコリ しげみむら
こどものとも 2008、8月号
【作】いまきみち

7月、いまきみちさんの原画展へ行きました。
ちょうど人が誰もいなくて、いまきさんがkohaにいろいろ
描いてくれました。
ヒコリの話は、実際、いまきさんが作られているマリーゴールドの
染色のお話で、刺繍とアップリケがすてき。

いまきさんがヒコリの本に描いてくれた マリーゴールドの絵を
とても気にいったkohaは、何度も何度も まねしています。

 kohaの絵
 真ん中のは手。 左手はのびをしているところ
 右手は、雲をつかもうとしているところ。
 その下の旗は、ヒコリの絵本に出てくる旗らしい・・・。

『しげみむら』 わたしが一番はじめにこのシリーズに出会ったのは
この チークリファミリーーのお話でした。
かわいいお店、開店です。

6位

ぐぎがさん 月のみはりばん くぬぎむら くさむらむら きんいろあらし
たまがわ  ぐぎがさんとふへほさん、最・高♪♪


6位と僅差だった 本たち

かrっぽパンツくん あがりめさがりめ

やまださんち いえのなかへ きえた犬のえ
| 琴子 | 16:21 | comments(4) | trackbacks(0) |

カーラ・カスキンさん

いつもおじゃましているサイトで、カーラ・カスキンさんの
訃報を、今 知りました。
77歳で旅立たれたのですね。

カーラ・カスキンさんの絵本、好きです。
絵も、感覚もとても繊細な気がします。
そして、視点があたたかく、ユーモラスな面も。

カーラ・カスキン

オーケストラの105人
それぞれの団員が、コンサート当日、どんなふうにうちで
過ごしているか、ユーモラスに切り取られているところが好きです。
日常の生活から、コンサートという非日常へ。

ひとつの音楽を奏でるために集まり、ハーモニーを
作りだす。
だんだん高まる緊張感と、高揚した気持ちにドキドキします。
大好きな絵本。
品切れ中だなんて・・・! 

マウス一家のむすめたちのさんぽ
母ねずみと、二匹の娘ねずみが、おさんぽ途中に繰り返す
セリフがかわいいお話。

なぞめいた ねずみわらい というのが、なんともすてきです。

うちにあるカスキンさんの絵本は2冊だけれど、
翻訳されていないものは、きっと山ほどあるハズ。

どれがぼくかわかる? あめのひってすてきだな

新しい本がもう出ないのがさみしくて・・・ 残念です。

| 琴子 | 23:40 | comments(2) | trackbacks(0) |

国境まで10マイル

副題 『コーラとアボカドの味がする九つの物語』

国境まで10マイル

この9つのお話の舞台は、アメリカ南部
テキサス州のもっとも南 メキシコと隣り合う
 「リオ・グランデ・バレー」 と呼ばれる地域。

本州の一部地域で生活しているわたしは、
ふだん まったく『国境』 を意識することがないことに気づく。
世界の中には、日常生活に 『国境』 が、大きくかかわってくる
地域がたくさんあるのだ、ということ。

国境を越えて、働きに出たり、買い物に行ったり
そのたびに 検問所で、「ちゃんとしたアメリカ人か?」なんて
聞かれる日常は、まったく想像すらしたことなかった。

そういう意味でも、見返しの地図と 巻末の解説は
とてもありがたい。(グラシアス!)

テキサス州の歴史の中には、メキシコだった時代もあった。
アメリカとなってからも、テキサス州は、メキシコ系アメリカ人を
多数かかえる地域で、「テックス・メックス」という
アメリカとメキシコの融合文化が作られていったことを知る。

それは言葉にもあらわれていて、英語とスペイン語のまざった
言葉が、会話の中にもたくさん出てくる。
だから、英語を話す孫と、スペイン語しか話さない
おじいちゃんがいて、
お互い言っていることがよくわからないということだって、
あるのだ。

9つの話には、恋、ダンス、ピニャタやキンセアニェーラ などの
明るい部分と、貧困や差別という暗い部分が同居する。

でも、どの人も 人情味あふれていて、頑固で、おちゃめで、
ちょっといたずらで・・・
主役のティーンエイジャーも、脇を固めるとびっきり個性的な
大人たちも、とても愛すべき人たち。

会話の中に出てくる、あったかくて人間味あふれる言葉は、
とてもおおらかで、ユーモアに富んでいる。
一生懸命な分、それがときどき切なかったり、
じーんと響いて、心に残るのだけど。

9つあるお話の中で、

「パパ・ラロ」

「さあ、飛びなさい!」

「最後のミサ」  の 3つは、特に好き。
わたしも、強力にあと押ししてもらっている気分です。


 ** ピニャタ : 『クリスマスまであと9日 セシのポサダの日
    という絵本にも詳しい、パーティにかかせないもの。
    (この絵本 とても好きです!)

 ** キンセアニェーラ :15歳になった女の子の
    大人の仲間入りを祝う行事 ダンスパーティ)



 『国境まで10マイル』
       コーラとアボカドの味がする九つの物語

    【作】 デイヴィッド・ライス    【訳】 ゆうきよしこ
    【画】 山口マオ            福音館書店
                        

| 琴子 | 22:16 | comments(4) | trackbacks(0) |

RDG2
予約していたシリーズ2巻め、夏休みに回ってきました。

RDG2 

泉水子(いずみこ)の 高校生活が舞台。
なんと学校が、あまりにもおなじみな(・・・というか地元)
高尾山近くにあるという設定に、まず驚く。

泉水子と同室になった、真響(まゆら)とその兄弟、真夏は
戸隠出身。
このあたり、どこも霊山なんだなぁとあらためて思う。

今回増えた登場人物たちも、それぞれの生い立ちや背景は
まだその多くが謎で、
特殊な能力を持ち合わせた人たちばかり。

姫神や山伏に加えて、陰陽師、神霊も出てくるし、
流鏑馬(やぶさめ)、神楽舞、歌舞伎などの芸能もからんできて、
謎はどんどん深まって行く。

泉水子には、どんな使命があるんだろう。

姫神の最後の言葉の意味も気になるし、
雪政がいきなり 学園関係者となって、泉水子のそばにいることも、
雪政の言っていた、国家的プロジェクトというのも、
雪政と深行の親子関係も、
深行と泉水子の、なんとなく気になるお互いの気持ちも・・・。
最後に出てきた 和宮(!)だって。
あー、気になることばかり。

気になるといえば、新旧の生徒会長や先輩だって、
三つ子たちだって
ひじょうに気になる存在なのです。
泉水子にとって、どんな人たちなんだろう・・・。

まだまだ続くシリーズです。
既刊2巻の話が頭にあるうちに、次が出るといいな。


  『RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧』
      萩原規子        角川書店 銀のさじシリーズ
| 琴子 | 00:15 | comments(7) | trackbacks(0) |

小さな綿の標本
楽しみにしていた、らふと()のワークショップ
磯 敦子さんの 『小さな綿の標本づくり』 に行きました。

標本 標本表紙 
  kohaまねっこデス

らふとの綿の花は、ほんとうに立派で、上をむいて
咲いている花もたくさん。

綿

咲いている花は、黄色っぽいのに、しおれると赤くなること
はじめて知りました。
うちのは、もっぱら黄色いままつぼんで、
ぽとりと落ちてしまっているので。。。

茶綿、白い綿、南からやってきた緑の綿・・・
花の観察のあと、さっそく標本作りにかかります。

    === 完成品 ===

コハ作 koha 作
母作 母 作

いろんな種類の綿、絹糸、羊毛、布をはりつけて、
最後に、とじひもも 2人組で撚って 仕上げます。

(すこーしだけ、スピンドルで糸も紡ぎました。
 その糸も、ペタリ。)

途中、綿の種と綿をより分ける道具 (なんという名前でしょう?)を
一人ずつ体験します。

種とり 真剣。

むかーしの、洗濯脱水機みたいに、綿を挟み込んで
クルクル回すと、手前に種、むこうに綿 と、より分けられる仕組み。
楽しいのです!

磯さんの 腰機(こしばた)実演もありました。
自分の腰と、木とにくくりつけられた、機織りの道具に
すっかり感心してしまいます。

いざりばた

自分で、巻物が織れたら(その糸が自分で紡いだものだったら!)
どんなにすてきでしょう〜♪

「綿は長くとっておくことができるから、婚礼布団もできますよ」と
先生。
まさかうちの小さい綿たちが、婚礼布団になるとは思えないけれど
子どもたちに何かプレゼントできたら、それはとても楽しいなぁ。

これから、長期で挑戦してみようと思います。

ちょうど図書館で 借りている 『ワタの絵本』 も紹介されていました。
この農文協シリーズは、ほんとにお役立ち!
復習しようっ
                         ワタの絵本

らふとの天井部には、収穫された コブナグサがいっぱいです。

コブナグサ コブナグサ1

コブナグサで染めた鮮やかな黄色が、この草の様子からは
想像できないくらい。
これも、お楽しみのもと、なんですね♪

そしてお楽しみ、といえば、こちらもとても心待ちにしていました。
らふと茶菓部による 季節のお茶菓子。

梨ゼリー なんだと思いますか!?

ワタをイメージした形、しゃりっとした食感、ほのかですっきりとした甘さ
おいしくて、ペロリ。

これ、梨のゼリーなのです。黒糖と、寒天と、レモン汁入り。 
はじめて味わうゼリーに感激しました。 ぜひ真似してみたいです♪

     *     *     *

らふとは、ニッケコルトンプラザの奥に位置する緑豊かなところで、
のんびりとくつろぐ人、散策しながら 庭木を眺める人・・・・
それぞれの過ごし方があって、
秋の工房からの風で にぎわう場所と同じところとは思えないほど
この時期、のどかな雰囲気です。
秋も楽しみですが、夏の時期もいいですね〜。

楽しく、充実の夏のワークショップ。 
すてきな作品がまたひとつ 増えました。

| 琴子 | 22:40 | comments(10) | trackbacks(0) |

170人?

立川の団地のおたのしみ会企画
ちえさんのわらべうたに行きました。

なんと、近くの保育園からざっと170人ほどの
小さなお客さんたちが来てびっくり。

立川にて

打てば響きすぎるほど・・・ のりはいいゾ!

せんだっての、「いも、にんじん・・・」 も
わらべうた仲間の子どもたち手作り絵巻を登場させて、
歌いました。

kohaとお預かりした友人の子に
とても好評だったのが、「蚊」の歌。
帰る道々も、何度も 何度も 歌ってパチン。
大勢で楽しんだ余韻そのまま お持ち帰りです。

 ♪ 蚊が飛んできたぞ 蚊が飛んできーた

     刺される前に

       つぶしてしまえ  (ぱちんと手拍子)

  そらまた来たぞ 蚊が飛んできーた ♪

この一回のパチンのために、かまえにかまえて
フライング続出(笑)

うちで歌っているときは、
「この歌うたうと、かゆくなるからやめて〜」 なんて言っていたのに、
すっかりお気にいり。

     *     *     *

紙芝居も2つ、読みました。

ひまわりパンツ トンボくんとなかまたち

シオカラトンボとムギワラトンボは同じ種類のトンボだということ、
この紙芝居で知りました。

今森光彦さんの 写真紙芝居シリーズ、写真もきれいだし
へぇ〜と思うことが多くて、大勢でも楽しいです。

読み終わって、保育園の子たちが帰る頃、
一人の女の子が、パンツを見せにやってきました。

なんと! 小さな柄のひまわりパンツ!!

この子、聞いている間中きっと、「わたしもひまわりパンツだよぅ〜」
と思っていたんだろうと思うと、
うれしくて、かわいくて、にやにやしてしまいました。

| 琴子 | 23:11 | comments(2) | trackbacks(0) |

ノルブリンカでわらべうた
昨日は、Norbulingka さんへ行きました。

NL ロフト

プランターコテージのわらべうたで、何度か
ご一緒したノルブリンカさん。
いつも、親子でかわいい 手作りの服を着ていて・・・・
いいな、いいなー、いつかアトリエショップにおじゃましたいと
思っていたところ、
簡単布工作つき わらべうたの時間があると聞きつけました。

夏休みは、参加するのに、絶好のチャンス♪
師匠は、われらがちえさん。(⇒Blog

季節ぴったり 桃のわらべうた

  え〜んやら も〜ものき
    も〜もがなったら だれにやろ 

  おか〜さんに、あ〜げよか
    テリーちゃんに あ〜げよか だ〜れにあ〜げよか

 
テリー 

ノルブリンカさんちのテリーちゃんも、桃を持って参加!
ちゃんと参加して、次の子に回したよ。

数え唄もしました。 
のみのぴこみたいに、積み上げて歌います!

 も んじん んしょ そ ぼう
 ぎ す す り とうなす
 いっちょで にちょで さんちょで ホイ!

そのあとの時間で、ちえさんに教わった 動物編も楽しいの〜。
(小学生・作)

 いぬ にわとり さる しか ごりら
 ろば しちめんちょう  やぎ くま  ・・・・


あれ!? 7 8 10が思い出せません(汗)
この記憶力 情けないー。
(一晩寝たら、少し思い出したので、追記しました!
 そして、10はトラ! でした。)

わらべうたのあとは、簡単布工作。
1〜2歳のちびっこは、ママの間をうろうろしたり、
一番年長だったkohaと遊んでくれた子もいました。

今回はネームタグ。 
これまた、なんともちんまりした作品になってしまったのだけど、
それでも、チクチクは楽しいです。
刺繍技術、もうちょっと研こう!  ネームタグ

今までの回の、簡単布作品も見せてもらいました。
どれもかわいい。
来年の梅雨時期までに、かたつむりを作ろ♪

ちょこっとソーイング 

    *      *     *

せっかく国立に出たので、ゆりの木さんではじまった
ki-to-te の二人展を見てきました。

ki-to-teさんの珈琲スプーンやお皿、小さな器、花器
スツールなどの展示と
家具工房 蒼の丸山浩明さんの椅子、テーブルがずらり。

今回はおつかいもののため、自宅用はぐっと我慢・・・。
小さなベビースプーンや、ジャムスプーンもたくさんあります。

ki-to-te  ki−to−te (

 家具工房 蒼 と ki-to-te 木の家具・小物展
  ギャラリー ゆりの木 (

   8/18〜8/30 11:00〜19:00
              (最終日 17:00まで)
| 琴子 | 23:58 | comments(2) | trackbacks(0) |

風をつむぐ少年
みなさんお勧めなので、いつかぜひ!と思っていたところ、
ことり便で縁あって、ようやく読む機会がやってきた1冊。

風をつむぐ少年

自分の自暴自棄な気持ちから、面識のないひとりの少女を
交通事故に巻き込み、死なせてしまったブレントに
被害者リーの母が語る場面がある。

 「どんな事も理由があって起こるのだと信じている。
  宇宙にとってこれは必要な事だった。
  私にはわからないけど。」

愛すべき娘を、少年の過失で亡くしたばかりの母が、
考えて考えぬいて出した結論に、ぐっと来て泣いた。
報復や復讐ではない方法で、償いを求めた母の気持ちに
はたして自分なら、なれるだろうかと。

みなに愛された リーの顔を模した 風で動く人形を作り
アメリカ大陸の4隅に立てること。
その写真を送ってほしいというのが、母親の希望だった。

ワシントン州、カリフォルニア州、フロリダ州、メイン州の
バスの旅が、どんな距離なのか、どんな旅なのか、
実際に想像することは、わたしにはとても難しい。

けれど、地図を見ながら、とてつもなく長い時間を想像する。
一人きりで、自分のしたことに向き合い、
遺族への償いのため、人形を作らなければならないのだ。

ブレントはその長い時間の中で、人と出会い、
星を見、その名前を覚えることを知り、
ハーモニカを吹く楽しみを知り、
人形作りに没頭する。
それぞれがブレントに生きる力を与えたし、考え感じる心を
育てたのだと思う。
そのきっかけは、償いの旅を提案したリーの両親だったのだ。
その深い想いに、胸がつまる。

ブレントがそれぞれの町にたどりつき、人形を作る話の
合間合間には、まったく別のストーリーがはさまれる。
それがブレントの話と、どうつながっていくのか、
一度ではよくわからなかったのだけれど・・・

ブレントがたてていった 人形を見て、
また新しい風が起こり、新しい物語がはじまっているのだ
ということに、何章か読んで、ようやく気づいた。

それは、調停役のミス・ギルの言葉そのもの

 「人間の行為はさまざまな結果をもたらします。
  そのすべてを知る力は、人間にはありません。
  行為の結果は目に見えないところまで及びます。
  未来にまで、だれも行けない遠くにまで、
  それは旅をするのです。」 

リーの死という十字架を、きっと生涯背負っていくブレントの想いとは
交差することがない、それぞれの土地での出来事。

風をうけて回る人形に、ブレントとは別の、
また誰かの想いが加わっていく。

翻訳のタイトルがほんとうにすばらしいです。
『マインズ・アイ』 といい、この本といい、やっぱりフライシュマンはいい!
何度も読みたいと思う1冊です。
次は、『種をまく人』 を読んでみよう・・・。



  『風をつむぐ少年』 
      【著】 ポール・フライシュマン
      【訳】 片山 しのぶ
      あすなろ書房
| 琴子 | 20:23 | comments(8) | trackbacks(0) |

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