ある日のkoha本
11月が、駆け抜けていってしまいました。
明日からの12月が、せめてもうちょっと ゆっくり
過ぎてくれることを望みたいです。

ツリーも出したし、クリスマス絵本も出してきました。
いよいよアドヴェント。

その前に、kohaと読んだ絵本、5歳6ヶ月の記録を記しておきます。

 5歳(11月)の koha本 


クリスマスのてんし

今年のクリスマス絵本の新刊です。
レトロで洒落ていて、一目ぼれしました。
後ろにある窓枠のしかけもすてきなんです。
この絵本については、また別の日に・・・。

2位
にくまんどっち?  「いかりのギョーザ」の苅田さんの新刊

kohaは、セブンイレブンのあんまんが大好きで、
わたしが買う、肉まんやチーズピザまんと 少しずつ交換するので
絵本の設定がおもしろかったようです。
(コンビニまんは、ほんのたまのお楽しみなので、とてもとても
心待ちのようす☆)

3位
ピーナッツなんきんまめらっかせい みかん ハロウィンナー

科学的な絵本も大好きで、上2冊はお気に入り。
「みかん」 クリスマスプレゼントで頼みたいなーと言うほど
好きらしい・・・。
(でも、数日前に、”花のついた切手”に変更したそうです)

6位 濫読で決められなかったので、絵本だけあげてみます。

おむすびさんちのたうえのひ えんふねにのって しずくのぼうけん せんをたどってせかいいっしゅう

かくれたかたち マークのなかに むにゃむにゃきゃっきゃっ

くもきちせんせい とんぼのあかねちゃん ⇒ 園で借りてきていた2冊

あかしろあおいち いろいろペンギン はじめてのキャンプ このラッパだれのかな

画像が撮れなかったけれど、ようやく古書店で出会った
【とらたとまるた】 も同回。
とらたのシリーズは、親子で大好きです♪

| 琴子 | 23:45 | comments(18) | trackbacks(0) |

タネ

植物話、続きます ^^

観るたびに、植物のタネの不思議を思う 美しい絵本があります。

植物のたび 【文・絵】 アンネ・メッラー 【訳】 今泉みね子
                     岩波書店

この絵本、表紙も見返しも、すべてが美しいだけでなく
かがくえほんとしても 興味深く、コラージュで植物の生態が
描かれています。
見返しは、表と裏で描かれる絵が違って、これがまた美しいのです。

タネって不思議・・・。
自分の足で、動くことができないかわりに、いろんな方法で
自分の子孫を増やそうとしているんですよね。

さやにちょっと触っただけで、ポーンとはじけて飛ばされるもの

風に運ばれるもの

アリや鳥や他の動物たちの力を借りて 運んでもらうもの・・・

落ち葉がきれいで、タネの収穫もあって、今年の秋は
ついつい植物がらみの絵本ばかり観ています。
(そして クリスマス絵本を、まだほとんど出してきていないのに気づく・・・ )

絵本を見ていて、手帳に何度か
花や葉っぱやタネをはさんだことを思い出しました。

・・・・・ 見返してみると ・・・・

ありました!

なぜか2/3に 色あせたサクラ。
サクラ

きっと適当にはさんだのですよね。
まだ、桜なんて咲いていない時期だもの・・・(汗)

そして 5/2に カエデのタネ
カエデ

これは覚えています。
多摩動物公園に行ったとき、クルクル舞い落ちてくるカエデのタネに
感動して、持ち帰ったのでした。

秋には、棉の葉っぱを記念にはさみ、kohaが持ち帰った
モミジをはさみ・・・
手帳というか、なんでも帳だな・笑


タネといえば、我が家で収穫したのは、今年
たいへん楽しませてもらった棉のタネ。

少ししかはじけなかったと、さんざん嘆いていたのだけど、
タネと棉のモフモフをわけてみると、思ったよりとれていました。

棉のタネ、こんな温かいモフモフに 大事に大事に
包まれているんですよね。
思えば、それも不思議。 

ワタ収穫

通園途中のお宅のおじさんの、タネをとったら捨ててしまうと
言われた白棉も、「全部ひきうけたいです」と 思いきって
交渉してみました。
おじさん、こころよくOKサイン♪
お礼には、茶綿のタネを差し上げようと思っています。


       *     *     *

↓ 今日のお土産はこちら ↓
見学に行った高校の前の街路樹だったのですが、
1枚1枚が大きい!

ユリノキ なーんだ?

葉っぱが風に吹かれると、カラコロ カラコロと音をたてて
たてに回転して転がっていくのが なんともかわいくて、
この葉っぱだいすきなのです♪
音もかわいくて。

こたえ:  つづきへ・・・・

続きを読む >>
| 琴子 | 22:13 | comments(4) | trackbacks(0) |

落ち葉

今の時期の毎朝の日課が、園の落ち葉掃き。
先生方はじめ、手のあいているおかあさんたちで、
掃いて、集めて、袋につめて・・・。
集めたさきから、ハラ ハラ ハラ の 果てしない作業。

おちば 掃いたすぐあとから、これです

今日は、焚火でやきいも大会でした。
昔みたいに、いつでも焚火ができるわけではないので、
役所と消防署に、時間指定で届け出をします。
制約つきではありますが、子どもにはうれしいお芋と、
目にしみる煙の ありがたい体験。

今が最高に多い落ち葉も、ある日突然 少なくなったと
実感する頃には、さむーい冬のはじまりです。

落ち葉がきれいな季節なので、葉っぱの絵本を。

落ち葉 【文・絵】 平山和子 【構成・写真】 平山英三
                    福音館書店

いただいてすっかり気に入って、この時期によく見返します。

形や色が整っている葉っぱだけが、”きれい” なのではないんだなァ と
この絵本を見ると、しみじみ思います。

この絵本を出してきた先日、 「欠けて はじまる 物語」ということばに
出会いました。
ほんとにまさに!と膝を打ちたくなるほど 気持ちにぴったり。
そして、なんだか じーん。
完璧ではないけれど、そこからはじまるものがたり。

欠けているからこそ、美しいのかも。
こういう視点、忘れがちだ・・・・と思いました。


今日の登園・降園途中 拾った葉っぱ 3枚
落ち葉 モミジ、柿、・・・・

右の丸い葉っぱはなんだろう?と、調べてようやく
これだ!と発見。

これだ ハクモクレン でした。

そういえば、花の時期には、そこにハクモクレンが咲いている
と見上げていたのに、この時期には、すっかり忘れていました。

解体工事がはじまって、ここには何が建っていたっけ?
と思うのと同じ 不甲斐なさを感じていたけれど、
やっと、謎が解けて すっきり♪

木の本 お役立ちは、この絵本
               【絵】 高森 登志夫 【文】 萩原 信介
                                      福音館書店

迷路 柿の葉の裏側は「迷路!」
                                                にもなるらしい・・・
ひと山こえて 頭にのせれば、タヌキに変身

   ひとやま こえて  ふたやま こえて  
       みやまの  たぬきさん
 
  たんたん たぬきさん あそぼじゃないか

  いーまは ごはんの まっさいちゅう

  おかずは なあに 

  *** と *** (たまご と ヨーグルト!)
                 (ごはん と みそ汁)
                 (みかん と バナナ)

  ひとくち ちょうだい

  いやいや しーんーぼ

役を交代しながら6回ほど歌って、ようやくお昼ご飯になりました・笑
今日で、面談も午前保育もおわり。。 ちょっとホッ

でも、落ち葉掃きは しばらーく 続きます。

| 琴子 | 23:28 | comments(8) | trackbacks(0) |

ワークショップ日和

ただいま 「布とお菓子のものがたり展」 開催中の ことり文庫さん
たくさんのワークショップも企画されています。

昨日は、午前・午後のダブルワークショップ。
午前は、happa-doさんの 押し花ワークショップ
「押し花で絵を描こう」
そして、午後は、お菓子でおなじみのn*cafe naoさんの
「コーヒーとお菓子のはなし」

ことりさんでは、12月ももりもりなイベントがたくさんありますが、
わたしは受験生Cちゃんのこともあって、
今年最後のワークショップ、めいっぱい楽しませていただきました♪

まず、午前の部。 葉っぱさんの押し花ワーク

店内 レジ前まで進むと、happa-doさんのメルヘンな世界が
広がっています。

展示

3びきのくま、ブレーメンのおんがくたい、こびとのくつや
それぞれコラボされた、ミニチュアのおうちや、クッキーや
ミニ絵本が添えられていて、すてきなコーナーになっています。
(今月いっぱいまで。)

ブレーメン

そのはっぱさんの 丹精込めて作られた、葉っぱやお花や
木の皮や、ときにメロンの皮やつくしまで・・・
美しいたくさんの素材を前に、小学生〜大人9人が
モクモクと作業しました。

そーっと そーっと
ためいき、鼻息、くしゃみは厳禁です!(花が飛びます!)
おしゃべりしながらは なかなかできない作業で、とても静か。
集中してしあげます。

素敵な作品 全員ではないのが残念
 小学生2人も、とてもすてきなフレームだったのですヨ。
 それぞれ独創的で、美しいしあがり〜。

さて、わたしは、お店に着いたときから、ぐるぐる ぐるぐると
風がうずまくイメージが頭から離れなかったのでした。
どれだか、わかりますか・・・(ふふ)
こじんまり具合でわかるというものですネ




ツリーと風とはっぱ 
 渦は難しかったけれど、葉っぱが美しくて、満足です。
 ツリーには、小さい桃色の実がついているのだけど、、、
 あ〜、見えませんね(苦笑)

葉っぱさんが、丁寧に包んで持ってきてくださった素材は
その押す作業こそ、気の遠くなるような地道な作業でしょうが、
それをあれもこれも、惜しげもなく使わせてくださる太っ腹な
葉っぱさん。
おいしいところどりのワークを、ありがとうございました。
こんなに集中して、こんなに楽しかったのは、久しぶりです!


そして午後からは、naoさんのコーヒー講座。
naoさん、キリリとかっこよく登場し、レクチャーも目から鱗の
コーヒーのお話がいっぱいです。

豆の選び方、焙煎の話、豆の保存法、道具の話、淹れ方・・・などなど
naoさんは、お菓子だけでなく、コーヒーについても一家言お持ちの
方なのでした!

蒸らしも大事驚きの穴

最初に一筋のお湯を入れるタイミングには、慣れるまでドキドキです。
右は、naoさんが淹れてくれたときの、淹れ終わった豆の様子。
きれいに穴があいています。

豆は、コロンビアとスマトラのシティローストを、それぞれ
5人が淹れて、みなで少しずつ試飲します。

テイスティング

これがまた・・・ 同じ豆を使って、教わったように淹れているというのに
5人それぞれの味になるのが不思議。
naoさんの淹れてくれるものとも、ぜんぜん違います。
不思議。。。
でも、教わった淹れ方で淹れると、あとに残るコーヒーの苦みが
まったくなくてとてもスッキリ。
それはどの方が淹れても同じで 驚きました。

おやつ

途中、naoさんが焼いてきてくれた 3種のおやつも出ました。
しあわせな画像です。

 * アーモンドと夏みかんのビスコッティ
 * くるみとラムレーズンのマフィン(ライ麦入り)
 * 苺クッキー・メープルクッキー
    (苺クッキーの苺は、3種の苺入り!)

我が家は、オットがコーヒーに凝っていて、生豆を焙煎し、
ガリガリ曳いて、ネルドリップしてくれますが、
わたしは、まったくもって 淹れてもらう専門。
自分でおいしく淹れることができない引け目があったのです。
そんなわたしに、昨日の講座は とても勉強になりました。

帰ってから復習。今日の昼も、復習。
淹れてさしあげましたとも・・・(笑)


復習 講座のおみやげクッキーと
                        ビスコッティ(別名:ながいの・笑)
                        しあわせな味です

ことり文庫さんは、12月ももりもりです。
かわいいクリスマスプレゼントにも、きっと出会えますよ♪

ことり文庫さん 
n*cafe さん 
happa-do さん 


追記: 練習の成果が見えてきました・笑
穴! 

| 琴子 | 23:50 | comments(14) | trackbacks(0) |

おみやげ
火曜日予定の高尾山登山が延期になって、今日は
朝から山へ出かけたkohaたち。

帰ってきて、はい! と くれたのは、
山の上でとってきてくれた モミジの赤い葉っぱ 3枚でした。
1枚は、おかあ 1枚はおとう  1枚はおねえちゃんにって。
おねえちゃんにもあったのが、うれしかったな。

モミジ

失くさず、 くしゃくしゃにもせず
よく 持ち帰ってきたなー
山の上で、家族のことを思い出してくれたのか〜 
いろいろ思ったら 胸がキュンとして、ありがたくて、うれしくて・・・ 
くー
手帳にはさみました・笑

ここのところ、乾杯したいことを考えて話す、というのが日課で、
乾杯ごとしよう♪ というと、とてもたくさん話してくれます。

ひとつ言うごとに、チーン(お茶で乾杯のまねか、グーでイェーイ)
とするのが決まり。
園児は、こんなことさえ楽しくて仕方なくて かわいい。

今日の夕食時の乾杯ごと。

koha 「山の上から、ちょっとだけど富士山が見えたよ」

koha 「おやつ交換したら、kohaのコアラのマーチが大人気で
      同じ味や、違う味を持ってきてた人もいたよ
      おかあは?」

おかあ 「おとながいっぱい集まって、輪になって手をつないで
      まきくば(・・・という沖縄のわらべうた遊び) をしたよ」

   ・・・・ つづく

乾杯ごとで知る、kohaの日常です。
先日は、「いーれーてー」 「いーやーよー」を経験したもよう(苦笑)
どうするかなと思ったら、翌日には、あっさり解決でした^^
5歳さんも、ちょっとずつ人生経験積んでいます。

| 琴子 | 22:42 | comments(6) | trackbacks(0) |

11月のおはなし会

11/14(土) 地元図書室でのおはなし会。
今月のテーマは、 「ふしぎがいっぱい 科学とからだ」

科学絵本は、知らなければなかなかそのおもしろさに
気づかない気がして、この機会に楽しんでもらいたい絵本を
集めました。

 未就園・ちびっこ向け 

つるつるシャキシャキもーぐもぐ 紙芝居

このにおいなんのにおい

手遊び

ふしぎなナイフ これがほんとの大きさ! みんなうんち

「ふしぎなナイフ」「これがほんとの大きさ!」には
エッ!!?と驚かされます。

「これがほんとの大きさ!」 実物大の動物たちの部分が載っていて、
こんな巨大なカエルが目の前に現れたら・・・ と思うと、ドキドキします。


 少し大きい子向け 

しずくのぼうけん ピーナツなんきんまめらっかせい

いつも読みたいと言いつつ、なかなか読めなかった「しずくのぼうけん」
ようやく読めました。

ピーナッツ と なんきんまめ と らっかせい が同じものなんだと
あらためて意識したのは、この絵本のおかげ。
らっかせいのなり方は、衝撃的です。 生命の不思議を感じます。
実際にらっかせいを持っていき、割ってみせたら、わぁ〜と
驚いていました。

誰のあしあと? 手遊びのかわりにパネルシアター

カエルやトリの足跡はすぐわかったけれど、案外ウサギの
足跡はわからなかったみたい。

はなのあなのはなし おへそのあな

ユーモラスに解明するはなのあなの不思議。
はなづまりの声も、とてもじょうずに読んでくれました・笑
最後は優しいお話で終わりに。

このところ、インフルエンザの影響か、親子ひろばも、
おはなし会も集う人が少ないです。
予防接種もはじまっているし、むやみに人の多いところに
行くことを、ひかえているうちが多いのかもしれませんね。
・・・早くおさまって、にぎやかな会になると楽しいなァと
思います。

| 琴子 | 06:35 | comments(0) | trackbacks(0) |

もりのどうぶつ

こどものとも0.1.2 12月号です。

もりのどうぶつ 写真・文/おおたけひでひろ(

写真絵本ですが、この写真がとてもいいのです!
表紙絵は、アカリスの正面写真。
ページをめくると、毛をなでたくなるような アカリスの横姿
そして、さらに、両手で木の実を持って器用に食べる姿

写真のインパクト大です。

大竹さんは、10年近く、北アメリカ大陸北部に広がる
湖水地方の自然を撮り続けている方。
そういえば、数年前に たくさんのふしぎ『ノースウッドの森で』 を
はじめて観たときも 強く惹きつけられました。

この絵本にあがっている動物は、アカリスの他
ライチョウ、ヘラジカ、ミミズク、シカのあかちゃん。

ライチョウは、パッと羽を開いたら、まるで松ぼっくり!

えらそうな感じで、枝にたたずむミミズクの表情なんて
おもわず笑ってしまいます。(裏表紙も!)

一瞬のしぐさを切り取って、こんなにユーモラスに
見せてもらえるのは、とても楽しくてうれしい・・・。
大人も子どもも、観て楽しめる写真絵本です。

冊子 ”絵本のたのしみ”によれば、明日から、この
「もりのどうぶつ」写真展が、開かれるのだそうですよ。

 「もりのどうぶつ」 写真展
   2009・11/17〜22
                 於:
世田谷美術館区民ギャラリー


    *       *       *

辻恵子さんの絵本も出ましたね。
今度は、マークのなかにかくれたかたち。

マークのなかにかくれたかたち 2009.かがくのとも 12月号

ラフにきりとっていくだけで、かたちがあらわれるフシギ〜。

かくれたかたち 

2008年の12月号(ちょうど一年前ですね!)で驚いてから、(
すっかりファンになりました。
このアートが、410円で楽しめるのは、ちょっとお得感ありですよね☆

| 琴子 | 23:42 | comments(8) | trackbacks(0) |

はじまるよ
今月、先月のこどものとも0.1.2 いいですね。 
とても好きです。

11月号の1冊は、なかなか見る機会がなく、ようやく今週になって
その機会がめぐってきました。

はじまるよ

”板絵”という独特のタッチの絵を、そのまま絵本にするという発想が
すごいと思います。
絵は、熊谷守一さん。(1880−1977)

熊谷さんを敬愛する、詩人のぱく きょんみさんが、
それぞれの絵にことばを添わせ、
同じく熊谷さんを敬愛する 造形作家の おかざき乾じろさんが、
レイアウトを調整した ハードカバーの小さな絵本です。
(絵はトリミングなし、縦横比そのままなのだそうです!)

熊谷さんの作品の一部は、豊島区の熊谷守一美術館で公開中と
書いてあるのを見て、HPに飛んでみたらば・・・(
なんと、またもや岐阜の(恵那 付知出身)方と知りました。
少し読んだ限りですが・・・
生き方も、描き方も、一本の筋がビシッと通っていて、凛とした姿勢が
伝わってきます。

昼は森のような庭で、夜はアトリエで過ごされたという熊谷さん。
ぜひいつか、作品を見に行ってみたいと 思います。

冊子の中に、「この、美しい絵とことばが、熊谷氏がこよなく愛した
小さいひとたちに届きますように・・・・。」 という一文がありましたが、
夜いっしょに読んだkohaは
「これ、すき。きれいでおもしろい。」 と言って、寝ていきました。
うれしいことに、うちの小さい人には、しっかり届いたみたい!

 ごろ にゃん
 ねむたい ねこ
            そうっとしとこ

 よちよちよちよちよちよちよち
                 ありんこ あちこち むいて
                 さがしているの なあに?

ももいろの柔らかい光に包まれたお日さまからはじまり、
しんと静まった群青色の夜の 白いお月さまで終わるところも
なんともすてきです。


  『はじまるよ』
    【絵】 熊谷守一  【文】 ぱく きょんみ
    こどものとも0.1.2 2009年11月号

| 琴子 | 00:09 | comments(4) | trackbacks(0) |

室内の時間
ただいま、ヒナタノオトさんでは 『室内の時間』 開催中。
飛騨古川の kino workshop の作品展です。

kino workshop 
   ↑ 新作のクルミのイス、とても座り心地よく
    藤原みどりさんのイス敷きが
    あつらえたように ぴったりで、
    いろいろ含めて、感動です。
                            
週末には、古川からいらっしゃった、作者の片岡ご夫妻も在廊で、
岐阜出身のワタクシ、方言やら地方のお話を少しして、
ひとり舞い上がりました。

去年の工房からの風では、キュービック状の カラカラをプレゼント用に。

この春には、タタメルテーブル という名の テーブルを。
とても機能的で、デザインも使い勝手もよい、丸テーブルなのです。
ちょうど、ちゃぶ台のような・・・。

ピクニック これは5月。戸外にて

天板と、足のとりはずしが簡単にできることと、
テーブル板の裏に持ち手がついていて、持ち運びがとてもラクなこと
そして軽いこと、木の感じ・・・ その他もろもろ
ヒナタノオトさんで、一目ぼれしました。

(こちら、中ほどに、持ち運びの写真がちょうどあります→ 

kohaのお友達お預かりの際、お昼ご飯やおやつを食べる
机になったり、お絵かきやおままごとのテーブルになったり
毎日、大活躍中のテーブルです。

タタメルテーブル (まずはお茶だけで。。。
  大急ぎで、昼ごはん作るので待ってねの状態)


今回は、種類、大きさの豊富なお皿から、「キハダ」の八寸皿を
選びました。

「キハダ」の色って、サクラやクルミやセンダンなどと比べると
とても黄色く見えたのですが、気になるこの色が、
変わっていく様を見たいと思いました。
それと、木目の中に混じる、黒い筋。
これがなんだかとても、気にいってしまって。

キハダ

お皿を並べてみると、すべて木目の出方が違っていて、
それをうれしそうに、愛おしそうに眺めながら、「美しいですねぇ」
と言われる作者の言葉に、木への愛を感じます。

カウチソファは、ヒナタさんへ行くたび腰かけさせてもらって
スリスリしている 憧れのソファ。
新作の丸足スツール(→ こちらに写真が) も
引き戸の食器棚も・・・
いいな、いいなの作品がたくさんです。

ひそかにキノワー貯金(!?) 開始です。

今回、ネコの爪とぎなどという、画期的におしゃれな実用品も、
あっという間に売れてしまったのだそうですよ。

 kino workshop  - 室内の時間 -
     2009/11/7(土) 〜 15(日)
   最終日の15日、作者在廊


      *          *          *

秋は企画展も目白押し

こちらもぜひ見に行きたい展です。

四辻藍美

 一本の縄から始まる。
 四辻藍美のアイヌ刺繍展
                 於:ギャラりー 無垢里

 200/11/13(金) 〜 18(水) 11:00am 〜 7:00pm
  * 初日1:00pm〜 最終日5:00pmまで




| 琴子 | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) |

はじめましての絵本たち
とことこペンギン隊3号・三蔵さんナビゲートによる、
はじめましての絵本たち講座 (於:オリオン書房ノルテ店)に
行きました。

今月はいつものご紹介よりは、少し少なめの40冊ちょっと。
クリスマス新刊は、また別の機会のご紹介です。

今月とても気に入ってしまったのが、 
むにゃむにゃきゃっきゃっ 柳原良平さんの新刊。

紙を自由に切り抜いて、そこに言葉が添えてある (擬音語)
言ってみればそれだけなのに、そこに目がつき
動きがあるだけで、なんて自由で のびのびした
表現になるんだろうと、ひとり 感激していました。

自分ひとりでも楽しむつもりだけれど、
小さい子とも、読みたいな。

柳原さんといえば、つい サントリーを思い浮かべますけどね・・・。
デザイン、色ともに、さすがです。

おしゃれ野と コクヨS&T から、次々出ている
                   シールシリーズ
ほんとうは、届いたばかりでリストにはなく、
リストにあったのは、下の2つなのですが・・・

へんてこどうぶつ なにかな?なにかな? 

なんといっても、この「おしゃれノート」が気になります。
世代的なものか、着せ替えには、ときめきます。
昔は 白い折り込み部分を、うしろや横に折り込んで
服を着せかえたけれど、これは、何度でも貼れるシールに
なっています。

   *      *      *
日本の絵本から

おふとんかけたら ぷんとくちゃんのぼうし

左) 先日亡くなった かがくいさんの新刊。
   寝ているものが思いがけない上、お布団の柄にも注目です。

右) ぷんとくちゃんのなくした リンゴ帽子は、思わぬことに
   使われていて、ふふふ。おはなし会でも読みたいな・・。

あかちゃんがやってきた どうぶつサーカスはじまるよ ラーシアのみずくみ

左)中) どちらも、こどものとものハードカバー化
   「どうぶつサーカス・・・」 つい先日も読んだのでした。
   西村敏雄さんの絵は、やっぱり独特でおもしろいです。

右) ラオスの山に住む モン族のお話。
   小さな子がお姉ちゃんと一緒に、水汲みのお手伝いをする
   実話に基づいたお話。
   
ピヨピヨもりのゆうえんち 旅館すずめや

続きものも 出ました。
左) ピヨピヨシリーズ3弾は、遊園地へ
右) 2冊目のすずめや旅館も、てくてく遠足日和です。
   このシリーズは、和の小物型録も たまりません。


トイちゃん 

どいかやさん の文ですが、絵(というかチクチク)は、さかいあいもさん。
アップリケ、刺繍、フェルトで細かな膨らみまで作られていて、
みとれました♪



かさじぞう 小学館 かさじぞう あかね 季節柄か、かさじぞうが2冊

左) 柏葉幸子・文 / 村上勉  小学館
   右開き 縦書き文字
右) 山下明生・文 / 西村敏雄  あかね書房
   左開き 横書き文字

同じ話でも、体裁も雰囲気もまったく違います。読み比べてみたい2冊。
(どうしても、赤羽末吉さんの「かさじぞう」のファンのわたし。)


翻訳絵本から

はっぱをつかまえて! かしこいモリー

左) なんともいい感じのオチが大好き。 今の季節にぴったり
右) あの ウォルター・デ・ラ・メアの再話だそうです。
   エロール・ル・カインの絵のタッチも少しかわっている
   気がします。
   読み切れなかったので、じっくり読んでみたい1冊。

めっちゃくっちゃのおおさわぎ おねえちゃんは、どこ?

左) 表紙絵でいいなーと思ったら、チュコフスキーでした。
   絵は、「きりのなかのはりねずみ」のヤールブヴァ
   かわいいなー
右) 構想から25年かかって出来上がったという 力作絵本
   大判で、緻密な絵の中に、どこかにいってしまったお姉ちゃんが
   隠れているハズ! まったく見つけられなかったので、いつか再挑戦

ぼくとおにいちゃん 袋鼠親爺

左) マローク・ベロニカ 新刊
   右にこまわりマンガ 左にセリフの形で、短編漫画がたくさん。
右) ミュージカル「キャッツ」原作
   T.S.エリオットの作品を 柳瀬尚紀さんが、韻などもふまえて
   訳されているのだけど、とてもさらりとは 読めません。
   以前出た 「きゃくいんソング」 ともども、ゆっくり腰を据えて
   読んでみたいです。
 
まいごになった子ひつじ

作者はゴールデン・マクドナルド。
(マーガレット・ワイズ・ブラウンの別名/ペンネーム)
レナード・ワイズガードの絵で、1946年のコールデコット賞銀賞の
ゴールデンコンビ絵本です。
こうして、今頃出るフシギ?・・・ 紙質が好きな感じでした。
| 琴子 | 21:14 | comments(12) | trackbacks(0) |

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