ある日のkoha本

ただいま、園の劇の練習中です。
先週末 先生劇が終わり、今週末は親の劇なのです。
今年はシンデレラ。 無事できるといいのですけど・・・
来月には、お楽しみの 子どもたちの劇発表が続きます。

近況はそれとして・・
年末年始をはさんだ、5歳8ヶ月のkoha本の記録です。

  5歳(1月)のkoha本 

 
 こよみともだち しきぶとんさん


 月をさんづけで呼ぶところ、それぞれの月の行事や風景が
 一年めぐりで味わえるのが魅力の 『こよみともだち』
 かわいい11月さんが お気に入り。

 『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』 には、親子で
 すっかりはまってしまい、 おたのみもうします。まかせろ まかせろ。
  とかけ合いの合言葉になっています。

 3位
 ランパンパン

 自分たちの演じる劇も、何にしたいか、子どもたちで出しあって
 決めますが、kohaはこの話の劇がしたいと 提案したのだそうです。
 惜しくも 多数決で落選。。。 

 4位
 十二支のかぞえうた はちかづきひめ

 歌、十二支、時計、数、食べ物と、気になる要素たっぷりの
 『十二支のかぞえうた』
 夜の11時、12時に食べまくっている動物たちに
 つっこみも入ります。

 2010年2月号のこどものとも 『はちかづきひめ』
 若き日本画家の中井智子さんの美しい絵で
 長谷川摂子さんが再話した 日本の昔話。
 kohaは、はじめて接したお話で、わたしも久しぶりに
 このお話を読みました。
  
 としょかんたんていゆめきちくん しょうとのおにたいじ

 kohaが、図書館で見つけてきた 『としょかんたんていゆめきちくん』
 主人公がバクというところ、図書館好きというところ
 お母さんが好きと思ったよ・・・ に、まいりました。
 そのとーり。
 結末が、とてもあっけないのもおかしいです。

 かにむかしに似たお話だなと思ったのが、
 『しょうとのおにたいじ』 の初印象。
 絵もとてもいいなと思います。
 鬼嫌いのkohaも、絵に惹かれたか よく読みました。
 語りで聞いてみたいお話です。

 8位
 あなはほるものおっこちるとこ こもりうた

 話題のセンダックの初期の挿絵本
 最近の一番のお気に入りは この 『あなはほるもの おっこちるとこ』
 ”ケーキの かすを ゆかに おとさないように ひざが
 ついているんだよ” 
 ”おっころりんの しゃーんしゃん” が大好きです。
 そういえば、Cちゃんも大好きだったな。
 ”おっころりんの・・・” は、どんな英語なんでしょう、名訳ですね。 

 アニタ・ローベルの 『こもりうた』
 簡単な節つき。 動物たちが それぞれのベッドで眠る様子が
 とても楽しい絵本です。
 ベッドの足や壁紙、下の小さな絵も見逃せません! 

 がちょうのペチューニアペチューニアのだいりょこうペチューニアのたからもの 

 クリスマス時期、『ペチューニアのクリスマス』 を読んだのが
 きっかけで、うちにあったペチューニアシリーズをよく読みました。
 うちにあるのは、前に出ていた 『おばかさんのペチューニア』ですが、
 改題されて 『がちょうのペチューニア』 になっているので
  画像はこちらで。
  佑学社から、たくさん出ていましたね・・・!
 
 マーロンおばさん おおさむこさむ 『パナマってすてきだな

 たびたび借りたくなるらしい 『マーロンおばさんのむすこたち』
 『パナマってすてきだな』 の滑稽さと似たものがあるような・・・。
 (⇒ 今は、「夢みるパナマ」で出ています)
 『おおさむこさむ』は、ゆきぼうずが怖いといいながらも
 よく読む絵本。

| 琴子 | 17:07 | comments(6) | trackbacks(0) |

レター教室

読んだ本のことがなかなか記せませんが、これは、
先月から もう3回も借り直している本です。
文庫本をそろそろ買ったほうがいいような気もしています(苦笑)

レター教室

なんと、初の三島作品!
初めて読む三島作品が、この本で良かったのかどうか
わかりませんが、なんとも楽しくて仕方なかったので、
よしとしたいと思います。

題名が表すとおり、手紙で進むお話。
そして、その話は思わぬ方向に発展していきます。

登場人物は、年齢も生活環境も違う 男女5人。
氷ママ子(45歳) / 山トビ夫(45歳) / 空ミツ子(20歳)
炎タケル(23歳) / 丸トラ一(25歳)
名前も、個性的ならば、性格もとびきり個性的。

5人はそれぞれ何かしらかかわりあいがあり、
共通するのは、”手紙好き” ということです。
会って話せることも、手紙にしたためる。
そしてそのひと手間を惜しまない人たち。

この本の目次を見ると、ざっとどんな手紙がやり取りされたか
よくわかります。
借金の申し込み、恋敵を中傷する手紙、閑な人の閑な手紙
もっと生々しい愛憎関係や、告白に至るまで、
お手本にするには、あまりに 高水準?すぎて
たぶんわたしには、こんな手紙は一生書けそうにないのですが・・・
読むのは、とても楽しいです。

その文面からにじみ出てくる、登場人物たちの滑稽さや精一杯な
ところは、いとおしく感じるくらい。
あまりに人間らしくて、想いのタケを 手紙という手段で
こんなにあらわしてしまえるんだと、感心します。

目次も全部列記したくなるほどですが、それはお楽しみで。

そんなに年が違わない 氷ママ子を思うと、人間ができていて
すごいなーと感心しますが・・・
対照的に、著名デザイナー山トビ夫氏のかわいいこと。
嬉しいときには、タラバガニのように 横っ飛びに飛んで歩くくせが
あるし、あられもない申し込みの手紙を書いてしまう極端さ。
人間 そういう癖のひとつやふたつ あったほうが
よほど親しみ深いのかもしれません。
(でも、好みではないですよ)

      『レター教室』    三島由紀夫   ちくま文庫

| 琴子 | 23:50 | comments(6) | trackbacks(0) |

当たり

じゃんけん

さいしょーは グー

じゃん けん ・・・・・

今年のお正月、箱根駅伝かぶりつきだった我が家は、もちろん
この ”国民的じゃんけん大会” に参加しました。

そして、きょう、届いたのですよー。
1/27 新発売の”麦とホップ” 12缶セットが!

麦とホップ うしろに
  すぐ邪魔をしたがる5歳児の影・・

10万名様プレゼントだから 珍しくないのかもしれませんが、
一応、田村さんとのじゃんけんに勝つことが
大前提なのだから、やっぱり運がよかったのでしょう。

こりゃ、春から 縁起がいいわぃ 

できれば、1名様 1000万円のほうだったら・・・
な〜んてヤボなことはいいません。
ありがたーくいただきまーす。

   *        *        *

今年はお出かけしないお正月と決めていたから、
ここ数年『ひらがな暦』で ずっと気になっていた
金沢のお菓子を買ってみたのでした。

もしかして、これが福呼びだったかしら・・・

金沢 諸江屋さんの初春の祝い菓子。

【菓子文庫】            → なかみは
菓子文庫 このなかに
最中の 打ち出の小槌や 米俵の中には・・・
土人形 金平糖のお菓子や、小さな土人形

もう一種 【久寿玉】
くす玉 落雁、金平糖、あめ・・・

この調子で、我が家の春が はやく 来るといいのですけど。
これからが、正念場であります。


| 琴子 | 21:55 | comments(8) | trackbacks(0) |

かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたち 【WHERE THE WILD THINGS ARE】
  公式サイト 

コールデコット賞を受賞している センダックのベストセラー絵本
【かいじゅうたちのいるところ】 を観てきました。

あの短いけれども 深みのある絵本を、どう膨らませるのか・・・
とても興味深く思っていましたが、とーってもよかった!

数ある映画化のオファーに納得できず、センダック自ら
スパイク・ジョーンズへ期待を寄せたと言われるのが納得でした。

かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちの着ぐるみ姿の なんともにくめないことといったら
ないです。
好みの問題かな・・・

大きいのだけれど、3頭身(以下?)の体型と、どこかしら
丸いところが、愛嬌たっぷりのかいじゅうたち。

それにマックス・レコーズ扮するマックスの 狼の着ぐるみ姿が、
スペシャルキュートで最高です!
”手に負えない”やんちゃっぷりと、繊細な表情が
とても自然で、びっくり。
そして、なんといってもかわいい。

マックスとかいじゅうのキャロルを観ていると、
とても切ない気持ちにもなります。
大事に大事にしてきたものを、自分の感情のやり場を
うまく見つけられずに破壊してしまうところなんて特に。
ほんとうは、とても とてもさみしいんだろうに・・・。
そういう形でしか表現できない子どもの部分が
観ていて、とても痛かったです。

映像も音楽も脚本も設定も、予告や評判以上によかったなー。
今度は、吹き替え版でも観てみたいと思います。
(吹き替えのマックスは、今をときめく 加藤清史郎くん)

制作には、トム・ハンクスの名前もありましたし、
日本上映での字幕監修には、原作絵本の翻訳者/
神宮輝夫さんの名も。
それぞれが、原作絵本に持つ 大事なイメージを
すり合わせながら作り上げた映画だと思いました。

音楽は、教えてもらって楽しみにしていた、ヤー・ヤー・ヤーズの
カレン・オー
こちらも、子どもの声やギター、ハミングが入った 歌詞も絶妙な
サントラ盤。これ、ほしいナ・・・・ 何度も聴きたいです。

サントラ

   *       *       *
映画のことは、MOE 2010年1月号にも特集化されていましたが、
センダックの絵本へのこだわりについて、
「かいじゅうたち」の世界へ という本で、はじめて知りました。

MOE かいじゅうたちの世界へ

最初に文で思い描き、語りすぎず、絵でその世界をふくらます
絵の中にも発見があるのは、そういうことなんだ!と思います。

たくさんの自作絵本、挿絵絵本がある中、かいじゅうたちの他に
何がすき?と言ったら・・・

やっぱり一番は決められないなァ。
ふふふんへへへんぽん! あなはほるものおっこちるとこ チキンスープ まよなかのだいどころ

| 琴子 | 22:04 | comments(18) | trackbacks(0) |

はじめましての絵本たち

今週、とてもバタついた一週間でした。
週半ばには、また岐阜へ。くるっと トンボ帰りで、今度は缶詰に。

確定申告が近づくと、仕事量が増えるわけで・・・
すっぽり缶詰になって、やっと先が見えてきました・笑
息抜きしよぅ・・・ 

そんな中ですが、とことこペンギン隊3号・三蔵さんナビゲートによる、
はじめましての絵本たち講座 (於:オリオン書房ノルテ店)に
行ってきました。
絵本にふれて、ほーっと ゆるむのはシアワセなことです♪

日本の絵本27冊、翻訳絵本11冊、その他おまけ
5冊の中からの覚書。

【気になる絵本】

ふゆのゆうがた 雪の結晶ノート

左) 表紙の三日月部分が凹凸になっていて、いいなぁと思ったら、
   中のお話も詩的、絵の色合いもとてもカラフル
   訳は、谷川俊太郎さん

右) 先日おはなし会で「きらきら」を読んだばかりだったから、
    こちら、とても興味深かったです。
   結晶の成り立ち、形の育ち方、結晶の受け止め方のことなどが
   よくわかります。

じぶんの木 おこのみやき

左) おじいちゃんとの時間と、おじいちゃんのことばがとても好き。
   松成さんの絵がぴったりで、それもいいなー。

右) 出版社は、解放出版社。
   (被差別部落問題の書籍を多く取り扱う出版社)
   「かす」をお好み焼きに入れるとおいしいというのを
   はじめて知りました。 かす・・・ どこで手に入ります?
   
コドリーノのおやつ まいごのきたかぜ

右・左) 両方とも、絵がちばみなこさん。
   左は翻訳のお話につけた絵。右は創作。
   どちらにも、雨粒のような涙がたくさん出てくるのが
   おもしろい。
   コドリーノ、楽しい展開と絵で、すきだなー。

日本の神様 おひげやチョボチッチ

左) よりみちパン!セ シリーズ、記念すべき50冊目
   写真もたくさんで、ぜひじっくり読んでみたい1冊

右) おひげの話は数あれど、”おひげやさん”って、なかったのでは?
   ひださんのお話設定は、いつも楽しい。

だじゃれ日本一周 

 だじゃれと都道府県を結び付けるなんて うまいなぁ。
 出身県を確かめたくなります。

【おはなし会で読んでみたい】

おつきさまこっちむいて ホーホー!

左) お月さまテーマのときに読んでみたい。
   片山健さんのアトリエは国立?とかで、描かれる風景に
   なんとなく見たような国立の風景が、あちこちに。

右) 色のテーマのときによさそう。

はるまちくまさん おばあちゃんのえほうまき

左) 出る絵本がいつも目をひく、ケビン・ヘンクス絵本。
   これはもうすぐ、タイムリーな感じです。
   春待ち3月あたりにぴったり。

右) えほうまきは、七福神にちなんで7種の具を入れるということを
   この絵本で知りました・笑   作り方つき。 
   今年は7種入れて、作ってみよう!


【シリーズもの】

白鳥の湖 とら猫とおしょうさん

左) 講談社のバレエ名作絵本のシリーズ 3作目
   石津ちひろさん、バレエやってらしたんですね!
   「くるみわり人形」 「眠れる森の美女」 ともに読んでみたい。
   絵は、毎回違うようです。 今回は、田中清代さん!(驚)

右) くもん出版から出ている 日本昔ばなしシリーズ 3作目
   おざわとしおさんの再話です。
   「まいのおふだ」 「ねずみのよめいり」 ともに
   読んでみたい。
   こちらは、かないだえつこさんの絵で3作

ほかにも シリーズもの続々です。
おおかみは相変わらずドジで、ぶたにありつけないのがおかし。

もっとひつじぱん ゴリララくん またまたぶたのたね きみがいま 



| 琴子 | 23:49 | comments(10) | trackbacks(0) |

1月のおはなし会

3連休の初日 1/9(土) 地元図書室でのおはなし会でした。
2010年 はじめてのおはなし会の記録です。

今回のテーマは、 『冬のおくりもの』

 未就園・ちびっこ向け 

ゆきだるまのぼたん 
紙芝居

きらきら 
雪の結晶がこんなに美しいなんて。
東京では、なかなか雪も降りませんが、雪が降ったらのお楽しみに。

コートのおはなし 
”ヨゼフのコート”を おりたたみの紙コートを使って

てぶくろ ぬくぬく

冬ならではのあたたかいもの・・・・ 手袋/こたつ
そこからはじまるおなじみの壮大なお話と、あったかーいお話を2つ


 少し大きい子向け 

おはなしのもうふ まくらのせんにん

わたしの大好きな 『おはなしのもうふ』
みんなが選書で読みたいと言ってくれたので、読みました・笑
ザラおばあちゃんの言葉が3度出てきて、印象に残ります。
”どんな ばあいでも さがせば こたえが みつかるものさ”

秋に急逝されたかがくいさんの絵本からも、冬ならではの
あったかいお話を。
子どもに、しきさん・かけさんの このパロディがわかったかな。

しっとり と ユーモラス のあとに
十二支のわらべうた手遊び

おおさむこさむ 

おおさむとこさむが、こわーいです。
個人的に、シリーズの中でも好きなお話。

かわうそときつね

今年から、毎回 昔話を一つずつ読もうと決めました。
(ほんとうは、語れる人がいるといいのだけど・・・)
絵本か紙芝居で、テーマに関係なく、季節にあうものを
選ぶことになりました。
今回は、『かわうそときつね』 
まずは、日本の昔話からの第一弾です。
わたしたちにとっても、昔話に触れ直す、いい機会になりそうです。

今日は、純心女子大の学生さんたちが、レポート課題のために
おはなし会の見学に来ていて、子どもより大人の数のほうが多い
おはなし会となりました (苦笑)
次は、kohaも連れて行こう! 

| 琴子 | 23:32 | comments(12) | trackbacks(0) |

しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん
園のはじまりが、この3連休後の火曜日で、まだ
ながーーーい冬休みを過ごしています。
あ〜、みっちり・・・長いです 

こどものとも 年少版2月号は、楽しみにしていた
高野文子さんの絵本でした。

題名 【 しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん

しきぶとんさん

表紙と題名を見ただけでワクワクしましたが、
中を読んだら、もう !ドキドキしました。

主人公の男の子が、しきぶとん、かけぶとん、まくらに
”さん”までつけて、朝までのいろんな願いをこめて
お頼みするのです。

 あさまで ひとつ おたのみします

  おしっこが よなかに でたがりませんように

  どうぞ わたしの てと あしを
  さきの さきまで あっためてください

  おっかない ゆめを みませんように

その一つ一つに、
 
  まかせろ まかせろ おれに まかせろ 

全部どーんと請け負ってくれる包容力。
お布団たちは、あったかいだけではないンだな。
これを読んでkohaは、ますますお布団もまくらも大好きに
なっています。 しあわせそうにくるまってる・・・

ほんとうは、高野さんが使いたかったのは、
こんな 寝る前のおまじないだそうです。

 「ねるぞねだ、たのむぞたるき、はりもきけ、
  なにごとあらば、おこせやねむね」

んーー、なんのこっちゃ と思いましたが、漢字を見たら、
少し理解できました。

 「寝るぞ根太、頼むぞ垂木、梁も聞け。
  何事あらば 起こせ屋根棟」

おうちにお願いしていたことを、おふとんにお願いするという
シチュエーションに代えての絵本化。

5年前に依頼し、その2年後ラフスケッチが送られてきて、
さらにそこから3年かけて丁寧にしあげられたというこの絵本。
今、読めるしあわせ、感じます。。
わーーい。

シンプルな線画なのに、表情があって、なんともユーモラスで
温かみたっぷり。
漫画家 高野文子さんだからこその絵本です。
(高野さんの『るきさん』 だいだい 大好き♪)

るきさん

寝ることがうれしくなるような、"まかせろ まかせろ" に包まれて、
とっても安心して眠れそうですね。


   『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん
       【作・絵】  高野 文子
       福音館書店 こどものとも年少版 2010年2月号



  
| 琴子 | 22:05 | comments(16) | trackbacks(0) |

ぼくがげんきにしてあげる

本日もの〜んびりな 正月2日。
はずせない箱根駅伝をチラチラ観ながら、カードゲームをし、
時々散歩に行ったり、食べたり飲んだり・・・
 ♪ おしょう〜がつは ええもんじゃ ♪ を満喫しています。

トラの年になったから、トラの出てくる絵本でも読もう!と思って
まず目についたのが、『おちゃのじかんにきたとら
もう、大好きです!
ファッションも、設定も、とぼけ具合も、豪傑さも。

次に、あー!あったあったと出してきたのが、この絵本。

ぼくがげんきにしてあげる

ちびくまとちびとらの、不思議にかみあったこのやりとりが
楽しくて仕方ないです。

ちびとらの具合の悪い原因が、しまが一本ずれている(!?)
ことだと、淡々と語られるところも 好きです。
なんでしょ、それは!という原因がいい。
麻酔をうつと、青い夢をみるというのも、すきな場面。
おしりを山にして、注射を打たれるポーズが、なんとも
ほほえましいです。

くまくんなんて、スープしか作れないのにね。
なんでも食べたいもの言って・・・なんて言って、ちびとらのこと
気遣ってあげる気持ちが、かわいいのです。

ラスト、来年はぼくの看病を頼むね。 もちろん!のやりとりが最高。
頼って、頼られて、精一杯甘えて、尽くして。 いい友達関係だなぁ。

この絵本のシリーズ、ぎんのくわがた社という出版社から
何冊も出ているんですね!
リンクを貼ろうと思って気づき、驚きました。
以前教えてもらったのに、そのまますっかり忘れていました。
さっそく、予約してみよう♪

今晩のお伴絵本
パナマ

『パナマってすてきだな』 ヤーノシュ/矢川澄子 訳  あかね書房
この絵本、ずっと前に、図書館の廃棄本でいただいた絵本。
いいのかな、太っ腹だなァと思いながら、もちろん喜んで♪

『ちびくろサンボ』 は、トラの絵本と言ったら!と、
kohaがはりきって持ってきたのが、これでした。
そうだ〜。わたしも子どものころ、岩波こどもの本版のこのお話が
大好きだったのでした!

  *      *      *

昨日 ヤーノシュ本を読んだので、昼間は、ちびとらのカルテットを
して遊びました。

カルテット

いつもkohaと2人でやると、あっという間だけど、
父も入って3人になると、とたんにかけひきが入るのが楽しいところ。

4枚揃ったら、カルテット!といって出す、単純なカードゲームです。
ヤーノシュの絵が、とてもいいンですよ。 
ちょっと不気味な目などもね ・笑

  
 『ぼくがげんきにしてあげる
   【作】 ヤーノシュ  【訳】 石川素子   徳間書店

| 琴子 | 23:55 | comments(12) | trackbacks(0) |

寅の年

満月と月食が重なった 珍しい1月1日。
寅の年になりました。

寅の年 

各所のカレンダーも新しい顔になり、
寅年最初は、 ちびとらたかあき くんの 詩で幕開けです。

ちびとらたかあき

ぴかぴかの ひかりも
しんしんの くらやみも いただき!って、いいねっ♪
わたしも、ちびとらくんといっしょに、「うちゅう」を
つっぱしりましょう。

*     *     *

おせち

今年は、お煮しめを それぞれ別々に炊いてみました。
それもなんとなく、飾り切りなどしてみたりして。
きんとんも、田舎の恵那で出る栗ばかりのきんとんを
目指して、甘さ控えめに。
田作りも伊達巻も うまくできました。
あ、でも、昆布とかまぼこを、ちと ケチりました・・・(苦笑)

姉妹の反応がまるで違うのが、おもしろいです。
おいしい〜となんでもおいしそうに食べてくれるのが、
kohaとオット。
その言葉で、ホントに報われます。


福笑い・すごろくなどをしたり、TV観たり、みかん食べたり
とてものんびりしたお正月初日。
お天気も、きりりとひきしまった晴天の関東は、
とても気持ちよかったです。
実家は雪と聞いて、うらやんでいるのは、5歳さん・笑

*     *     *

28日までクリスマス絵本一辺倒のkohaさん
 ”おもやのもちつき” などして遊んでみるも、
この調子で年越しか・・・? と、少々不安になり、
お正月、年越し、一年めぐり、あったかいお話などの
絵本を集めてみました。

おかげで、29日からは、やっと年末モードに・・・笑

もうすぐおしょうがつ おしょうがつさん
こどものとも405号     こどものとも年少版70号
1989/12月号        1983/1月号
【作】 西村繁男       【文】 谷川俊太郎 【絵】 大橋歩

こよみともだち おでんおんせん
ハード化されています     こどものとも年中版203号
こどものとも550号    2003/2月号
2002/1月号        【作】 山田ゆみ子
【文】 わたりむつこ
【絵】 ましませつこ

ここ数日、よく読んでいる絵本たち。
(特に、上2冊は、ハード化してほしい絵本たち!)

*     *     *

今年は、”must” を いかに自分で楽しめるか、
そのあたりを気にする一年にしたいと思います。

去年の高橋書店の名言・格言カレンダーにあった
「あなたはチームの塩・こしょうになりなさい」 ということば
とても好きで、目にしてからずっと、心にしまっています。
わたしも なんらかの塩・こしょうになりたいな・・・。
メインじゃなくても、味付けに欠かせない調味料は大きいですから。
そういう人に憧れます。
がんばりましょう、塩・こしょう!笑

今年もまた一年、どうぞよろしくお願いします。

| 琴子 | 22:33 | comments(10) | trackbacks(0) |

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