おとなたちの絵本部屋

立川オリオン書房ノルテ店にて、とことこペンギン隊1号
イーダちゃんの久々の講座に、ようやく行くことができました。
どれだけぶりだろうと思ったら、2年7ヶ月ぶりでした。

ペンギンハウス時代から大好きだった テーマ別の
おとなのための絵本部屋。
今回のテーマは ”穴” です! 〜絵本の”あな”には何がある〜

このテーマ、好きですよ。
だってだいたい 穴って奥深い!
このテーマでいつか・・・と温めるきっかけになった絵本が
片山夫妻の 『あな』 だったというのも、とても共感しました。

あな

わたしもこの絵本、大好きなんですもん。
でも、今品切れ中ということで、今回のご紹介には入りませんでした。

ざっと23冊の絵本を、あれこれ読みあって、お馴染みの参加者の
みなさんの穴にまつわるお話を聞いて、大笑い。
大変おもしろく、充実の時間でした。
まったくみなさん話題豊富で、おもしろい話にことかかなーい。
へそ汁なんて出たことなーい!とか、骨の再生話とか、
レンコン料理法でもりあがったりしました。

本題絵本では、あらためて、穴に落ちるお話や、開いている穴に
何かをつめこむ話が多く、そこからはじまる何かに、ワクワク。

まずはうちでも、人気のセンダックのこの絵本からスタート ☟

あなはほるものおっこちるとこ

なんといっても、穴ひとつの役割を、いろんな形で観ている
柔軟な子どもの発想が楽しい。
我が家の子は、「おっころりんのしゃーんしゃーん」が大好きで、
一時合言葉になっていたくらいでしたが、どの言葉のどの定義も
子どもにとって、とても納得いくもののようですね。

久しぶりにkohaと読んでみたいと思ったのが、かつて何度も
借りて読んだ マックス・ベルジュイスのかえるくんシリーズ
(本人はすっかり忘れている・・・)と
やっぱりこの雰囲気が好き!と思った おくはらゆめさんの
「ワニばあちゃん」 

かえるくんのたからさがし ワニばあちゃん

ゆっくり読んで、レンコンのことをもっと知って極めたいと思った
農文協の絵本
レンコンの絵本

おはなし会で読みたいなぁと思った『あながいっぱい!』や
『もぐらのおとしあな』
あながいっぱい!  もぐらのおとしあな

定番だけどやっぱりいいなぁと思った 『はなのあなのはなし』
『あな』 『ろくべえまってろよ』 
じんわり素敵な『おへそのあな』
その他もろもろたくさん・・・。
はなのあなのはなし あな

  ろくべえまってろよ おへそのあな

穴、おもしろいテーマでした!

| 琴子 | 22:01 | comments(6) | trackbacks(0) |

佐々木正美先生のお話

先日、教文館主催の佐々木正美先生のお話を聞きに
行ってきました。
ほんとうは、佐々木先生と俵万智さんとの対談企画でしたが、
仙台にお住まいの俵さんの事情で、今回は佐々木先生おひとりの
講演会となりました。

『子どもを育てるコミュニケーションへの希望』 という題でのお話。

先生は、今や多忙を極める 児童精神医学のお医者さんです。
数多くの研究と臨床から、自分で確信したことをお話しますと言われ、
何かひとつでも心に残ることがあれば、お持ち帰りください
とはじめられました。

心にとめたいお話ばかりでしたが、一番悔やまれたのは、なぜもっと
『子どもへのまなざし』を、繰り返し読まなかったか・・・ということ
でした。
事あるごとに、読み返すべき本です。
これから赤ちゃんを産み育てようという方、今まさに子どもを育てて
いる真っ最中の方に、ぜひぜひオススメしたい本なのです。
(講演のお話も、本にあることがベースでした。)

子どもへのまなざし 子どもへのまなざし 続

救いは、先生が 「誰がやっても、子育てに完全はない。
あるとしたら、より理想に近い子育てです」と言われたこと。
あー、救われます。

いろいろ心にとめたいことがありました。
その中でもやっぱり、"無条件に愛する”ということと、
"子どもの発達には手順がある”ということ。
そして、親として、子どもが要求することを、喜びを持ってしてあげる
ということ。
猛省しつつ、あらためて意識したいと思ったことです。

今まで、「〜したらいいよ」って、たくさん言ってきた気がするのです。
何かできたらいいとか、親の言うことを聞くからいいとか、
そんなじゃないのに。
つい、自分の都合のいいように持って行ってしまう。
何かできなくても、とにもかくにもあなたが大事という想いは
子どもに根拠のない自信を持たせるというお話、
ほんとうにそうだなと思いながら聴きました。
そういう根拠のない自信を持っている子は強い。
たとえ、自分より優れた人がいても、自分は自分でいいんだと
思えるのだから。そして、自分に自信も持てる。
何かができることだけを目的にしていたら、自分より優れた人に
出会ったときに、もしかしたら心が折れてしまうかもしれない。

先生の著書の中にもある、発達についてのお話も、あらためて
合点がいきました。
それぞれの時期に順調にクリアしなければならない課題があって、
発達に飛び級はないこと。
乳児のときには、まず親、特に母(もしくはその立場の人)と、強い
絆で結ばれること。子どもがどれくらい母を信じられるか、
その基本的信頼がなければ、次の幼児期に自律していけないのだから。
もし子どもがどこかでつまずいたなら、足りなかったところに戻る
ということでしょう。
その具体的な事例を、もうちょっとお聞きしたかったと思います。
(盛りだくさんで、とても時間が足りなかったのですけど。)

それから、子どもが望むことを、こちらが喜んでできることが、最高
なのだというお話。
これにはほんとうに反省します。
第一、いつも時間に追われるのです。
そして、体調や機嫌によって、私自身も常にフラットではいられない。
でも。できうる限り、機嫌よく、喜ばせることができたなら・・・
ほんとうに親も子も幸せだと思います。
自然に ありがとう ごめんねって、優しい言葉も出るでしょうし、
声のトーンも穏やかになるでしょう。
いつでも、ここに立ち戻って考えたいと思いました。

一度お聞きしたかった佐々木先生のお話は、今までの反省とこれからの
ことを考えるいいきっかけになりました。
まずは、もう一度、『子どもへのまなざし』シリーズを読み返してみます。

先ごろ、シリーズ3巻めの完了編が出版され、そこには、発達障害に
ついても、章を設けてお話されています。

子どもへのまなざし 完

先生が、被災地の発達障害を持った家族を心配して投稿された
投書欄を目にしていたので、わたしももっとちゃんと知ろうと、
今読みはじめたところです。
まずは正しく知るところからはじめたいと思っています。

| 琴子 | 22:13 | comments(4) | trackbacks(0) |

クウネルに

クーネル クウネル(

雑誌ku:nelは、写真や読みモノが好きなので、定期購読
しています。


最新号を読んでいたら、三重・四日市の有名な本屋さん
メリーゴーランド」のことが、見開き4ページにわたって
書かれていて、まだ一度も訪れたことのないわたしは、
ほぉ〜と興味津々で見入りました。

もう35年間もその地にある本屋さんなんですね。
大好きなつつみあれいさんのブログなどでもお馴染みだし、
店主の増田さん(ひげのおっさん)のお名前とお顔だけは、
フェリシモの刊行本や、いろんな企画で見知っていたけれど、
本屋さんをするにあたっての想いや準備や、その後の企画など
とてもワクワクしながら読みました。

気になったのが、右上に載っていた「ひげのおっさんのコーナー」
という手作り新聞。
その記事の細かい字を追って行ったら・・・・

先日5/14に書いた 江國香織さんの
『いちねんせいなったあなたへ』についての感想が!

 ・・・・もう読みましたか?

 それはそれは、25編もの江國さんの応援歌がページごとに
 くり広げられている。驚きました。感動しました。
 これぞ!!新しい詩だ!!元気の出る詩だ!
 大人たちはぽかんと口をあけて驚いているとなりで、きっと
 子どもたちはニンマリとほくそ笑んで、ぼくもわたしも、江國さんの
 パレードについていってしまうのだ。負けるな 大人たち。・・・・・

                 (ku:nel vol.50  p.50より)

もう大共感!そうなのですよ、ほんとうにそう。
誰かとそう言いあいたかったので、紙面のこちらで勝手にもりあがって
しまいました。
ありがとう、ひげのおっさん。

| 琴子 | 23:18 | comments(4) | trackbacks(0) |

佐野洋子さん

佐野洋子さんの追悼別冊特集。

佐野洋子

とても中味の濃い一冊でした。
佐野さんという人の生き方・考え方が、いろんな人の言葉を
通して迫ってくる感じ。
途中のエッセイも絵も、寄せられた言葉や息子さんのあいさつも
すべて目が離せなくて一気に読みました。
そしてまた、読み返しています。

なんて素直な人なんでしょう。
さみしさや怒りや戸惑いや、そんな感情をすべてストレートに
あらわす佐野さんの魅力に満ちていました。

佐野洋子対談集

これより少し前に読んだ、西原さんと、リリー・フランキーさんとの
対談集でも、親とのかかわり、家庭について話されていた
佐野さん。

家族の在り方は人それぞれだけど、人生のどこかで、家族に対して
優しい穏やかな気持ちになれたなら・・・
それはとてもしあわせなことだよなぁ。
強くそう思います。

| 琴子 | 20:59 | comments(4) | trackbacks(0) |

庭日記

日曜日、ヒナタノオト浜町ギャラリーにて開催中の
大野八生さんの個展 『庭日記』に伺いました。
大野さんは、ガーデナーでイラストレーターというお方。

庭日記

らふとの庭仕事の作業日誌が、壁一面に配された空間は、
どの絵も瑞々しくて、端から日誌を読破したかったのですが、
時間切れで泣く泣く断念。
いつか、本という形で手にとることができたら、きっと手にとりたいと
思います。

絵本の絵、パネル、雑誌のイラスト、教科書の表紙絵などなど、
お仕事は多岐で、kohaの国語の教科書が、光村図書でなかったのが
残念に思ったくらいです。
表と裏で、つながっている物語。
テーマを見て、絵を見て、発見した子どもたち・・・いるのだろうなぁ。
うらやましいです!

日曜日は、午後一の用のため、早くから出かけられず、
お昼近くに、”サンダーソニア”の球根を植えていました。
生協ではじめて見つけた 大好きなサンダーソニア。
疲れてへたれこんでしまった 『ひ』 の字みたいな球根3つを
プランターに埋めて、どうぞ立派に育ちますように・・・と祈願。

夏のクリスマスローズ

展で、大野さんの著書 『夏のクリスマスローズ』 を求める際、
イラストを描いていただけるというので、球根植え付け記念に
サンダーソニアを描いていただきました♪

イラスト オレンジ色のうつむき顔がかわいくて。

ハナミズキやテッセンのような上向きの花も好きだけれど、
スズランやサンダーソニアのような、うつむき加減の花も大好き。
とっさに、サンダーソニアのことを思い出せてよかったーと、
ふくふくとうれしくなりました。

大野さんのエッセイ、少しずつ読み進めています。
とりあげられている花が、どれもよくて、楽しいです!
ブルーベリーを見て・・・今年は、うちのブルーベリーの鉢にも、
白い花が咲いていて、あ〜楽しみだなぁと思っています。

  『庭日記』 大野八生 展
    5/14(土)〜22(日)  
    於:ヒナタノオト浜町ギャラリー
    詳しい展の様子は、 

ヒナタノオトさんの浜町ギャラリーは、この展の最終日をもって
おしまいに。
トントントンと階段を上るときのちょっとした緊張と、
降りていくときに味わう 満足感と後ろ髪ひかれる感じ。
魅力的な場所でした。
たくさんの出会いがあったこと、うれしい時間を過ごせたことに
感謝です。
(ヒナタノオトさんは、2月にオープンした小舟町のお店で、
 引き続き営業しています。)

| 琴子 | 23:33 | comments(2) | trackbacks(0) |

はじめましての絵本たち

何ヶ月ぶりでしょう。立川オリオン書房ノルテ店にて、
しばらく行われていなかった講座が再開したので、
先週、新刊絵本に出会いに行ってきました。
いつものように、たくさんのご紹介の中から、
特に気になった絵本のメモ。

新幹線のたび 
『新幹線のたび』 〜はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断〜
正直、辛いページもありました。
見事な鳥瞰図が一層悲しい東北のページ。
でも、こうして本州最北から九州まで、新幹線でつながって
一日で行けてしまうんだということをかみしめました。
力もわいてきます。

あたまをなくしたおとこ
『シナの五にんきょうだい』のビショップと、マックロスキーのコンビ
というだけで、興味津々。
最初の設定から、奇想天外。でも、途中までまんまと
だまされていました。 コレ、夢、だよね?
モノクロながら、おもしろい展開でした。

ゆうかんなクランシー アライバル 
左)作者12歳の時の作品と聞いて、その完成度に驚きました。
  牛の目がたまりません!(いつも目にやられる・・・・)

右)気になっていた文字なし絵本。その分厚さに見合うドラマが
  ありそうで、パラパラ観るのはもったいない気がして、
  手にとらないで帰ってきました。じっくり観てみたいです。

おおきいうさぎとちいさいうさぎ たかこ 
左)このテーマはよくあるけれど、二人だけがおもいっきり
  おしゃれしていった というくだりが、とても気に入りました!

右)たかこは、どこに住んでいて、どこから転校してきたんだろう?
  と、つっこみどころ満載のお話。
  会話が楽しいです。

みんなでせんたく 月のかがく 
左)シンプルなお話だけど、とてもかわいい!
  みんなでせんたくする姿など、たまらなくかわいいです。

右)とにかく、宇宙のフシギについては興味津々なkohaも
  好きだろうなぁと思った1冊。

トトシュ ぼくって王さま
左)テントウムシが主役の(うちのひとりだけど)お話は、久しぶり。
  2人のかかわり方が、なんだかとてもいいなーと思いました。
  フッと力が抜ける感じ。

右)フィンランドの作家さんのポップな絵本。
  チクチク魂が刺激されて、すっかりその手芸作品に見とれました。

| 琴子 | 23:27 | comments(8) | trackbacks(0) |

5月のおはなし会

5/14(土) 地元図書室でのおはなし会の記録。
今日は五月晴れの とってもいいお天気。
新しい顔ぶれの子どもたちが、やってきてくれました。

 今日のプログラム 

 紙芝居『ひつじのしたてやさん』 尾崎真吾/蟹瀬令子
                       教育画劇
 ひつじのしたてやさん 


 てがみをください

 *手遊び ”宇宙人”

 ねえ、どれがいい? あしにょきにょき

 あおいふうせん

 パネルシアター 『ママのおけしょう』
 ママのおけしょう

 10までかぞえられるこやぎ

健気な羊の紙芝居からはじまって、最後のこやぎのお話まで
ずいぶんみっちりと楽しんでくれました。

『ねえ、どれがいい?』 は、思ったより静かな反応。
どれも選びたくない究極の選択に、”どれもイヤー”の声が
多かったです。
パパが学校でおどっちゃうのと、ママがレストランでどなるのとでは
パパが学校で踊るほうがいやだって。(ぷぷ)

息抜きの 『ママのおけしょう』 のパネルシアターは、
どこでも人気ですが、案外男の子が夢中になるので、おもしろいです。
ちょっと願望? それとも変な顔みたさかな?
おはなし会後、パネルシアターさわってみてもいいよと言ったら、
子どもたち、夢中で変身させていました。

| 琴子 | 23:01 | comments(4) | trackbacks(0) |

あなたへ

少し前に、久しぶりに本屋さんに行き、出会った絵本が
『いちねんせいになったあなたへ』

いちねんせいになったあなたへ

江國香織さんにひかれて、開いてみたら、
最初の詩で、ノックアウト

    それは

 おめでとう
 おいわいに
 このよでいちばんかれんな ののはなを
 たばねてあなたにおくりましょう
 それは
 パパとママのだいじなあかちゃんだったあなたが
 ただのひとりのこどもになるひ

 おめでとう
 おいわいに
 このよでいちばんひそかなつきのひかりを
 たばねてあなたにおくりましょう
 それは
 パパとママのだいじなあかちゃんだったあなたが
 ただのひとりのこどもになるひ

ロバにのって学校へ行きたいという詩、
どうでもいいことだけど45歳の江國さんがそれって年より?
と尋ねる詩。
現在と未来がたくさんつまった、繊細で瑞々しい詩が並んでいました。

『ただいま』という言葉はいいな。
『おかえり』という言葉も。 ”宣言”の言葉だったんだ!

何日か前の新聞に、ようやく被災地の入学式が行われたという
記事を見ました。
園児も小学生も中学生も高校生も、子どもたちすべてに、
この詩の絵本を送りたい、そんな気持ちです。

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| 琴子 | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) |

ひと

今日、10日ぶりのヨガで体がほぐれたなーと思いながら
うちに戻ると、ハガキと一緒に封書がひとつ。ドキッとしました。

絵本プロジェクトいわて

今回の震災で、わたしができることの小さなひとつが
子どもたちへ絵本を送ることでした。
用意して3ヶ所に送りました。

3・11絵本プロジェクトいわて のスタッフのみなさんは、
こんな手間をかけて、お礼の言葉と、これからの見守りの
お願いを同封してくださったのでした。

本当なら、飛んで行って、絵本を仕分けしたり、届けたり、
おはなしを読んだり・・・
そんなことができたら一番いいと思うけれど、
今のわたしの状況ではそれも許されず。
でも、できうることをと思って絵本を託した誰もが、
きっとお礼の手紙を受け取ることなど、期待もしていなかったでしょう。
末盛さんの温かさとお人柄が、文面ににじみ出ていて、
ほんとうに涙が出てきてしまいました。

ネット上で、3・11絵本プロジェクトいわて の最新情報が
見られるようになっているそうです。
たくさんのボランティアに支えられた、地道な活動。
今後も変わらず、見守りたいです。

絵本の送付について、5/20めどに終了するとのお知らせが
載っていましたので、もし予定されている方がいましたら、
こちらをご覧ください。 3・11絵本プロジェクトいわて ⇒ 

            *      *      *

昨日は、学校で絵本を読んだ後、国立へ行きました。
国立で、坂野知恵さんと、知恵さんが長崎でお知り合いになった
山田ゆかり先生に会うために。
キーワードは、わらべうた!
知恵さんは今回、山田先生が毎年企画されている
長崎のわらべうたにちなんだ場所をめぐる 『町で饅頭ツアー』に
参加されたのです。 (ちえのわROOM
その知恵さんのパワーも素晴らしい♪

偶然 検索で先生のブログに出会って以来、わらべうたの画像で
お世話になっていましたが・・・ ( 『わらべうたとゆかいな日々』)
実際にお会いしたら、想像よりもっともっとパワフルで愉快♪
やっぱり ”ひと”の力って大事だなぁ。

いつか、饅頭ツアーにも行ってみたいです。
長崎のわらべうた 『町でまんじゅうこうて・・・』 に出てくる地名を
たどりながら、饅頭食べ食べ歩くのですよ。なんて〜楽しそう!

先生は今日、福島から千葉に避難している方たちのために、
紙芝居を持ってお話を届けに行くとおっしゃっていました。
ひとり演じるのに、キーボードの音楽つきというお話。
すごいアイディアです。
そして、その行動力とフットワークの軽さが、ほんとうにすばらしい!
きっと楽しい時間を過ごされたことでしょう。
またお話をうかがって、長崎のわらべうたを教えていただきたいです♪

キャンドル

| 琴子 | 12:44 | comments(4) | trackbacks(0) |

10年ぶり

本日より、1年生も朝の絵本読み聞かせ 一斉スタート。
各学年3クラスずつ、それぞれの学年・クラス単位での活動
ということで、kohaのクラスに入ることに。

kohaのクラスでは、わたしを含めて5人の登録だったので、
2人ずつで入ることになりました。

10年前、1年生ではじめたとき、まだ今ほど教室での保護者の
活動が活発ではなかったのですが、10年たつと、すっかり
ボランティア活動として定着していて驚きました。
一事が万事、そんな驚きに満ちているわけですが・・・

一番びっくりしたのは、上の子の1年生の担任だった先生が、
定年退職されたあと、kohaのクラスの補助で入ってくださっていて、
先月の学校公開で、懐かしの再会をしたこと!
地域で見守ってくださる方がたくさんいるって、ほんとにうれしい。


さて、今日の初日
相方さんが読んだのは、『まんまるパンダところころパンダ』

まんまるパンダところころパンダ

今 話題のパンダです。「パンダ見たことある?」の問いに
はーい!と4,5人の手があがって、おぉ、上野まで行ったのかなと
思っていると、「多摩でね、見たよ」と教えてくれる子がいました。
アハハ・・・ 残念、多摩動物園にはパンダ、いないんだよね。
いたら、しょっちゅう観に行っちゃうけれど。

絵本のパンダは遠目ばっちりで、子どもたちはその表情や
しぐさにすっかり和んだ様子。時折クスクス笑っていました。


そしてわたしは、 『10(とお)までかぞえられるこやぎ』 を
読みました。

10までかぞえられるこやぎ 

koha、実はまだ、ひとつ・ふたつ・みっつ・よっつ・・・・でうまく
数えられないのですが、このお話は大好きで、
いつも2人で笑ってしまう本です。
33人の子どもたちと読んだらどんなかなぁと思ったら。
「えー、それでおこっちゃうの?!」とおもわずつぶやいている子が
たくさんいて、かわいかった。

最初は、なにする人ぞ???みたいな反応で、静かに椅子に
座っていた子どもたち。
2冊目を読む前に、「見えなかったら動いていいよ」と言ったら、
椅子を離れて、机の合間にペタリと座り込んで
前のほうにぎゅぎゅぎゅっと集まってきて・・・
とても集中して聴いてくれて驚きました。
ずいぶん、おはなし聴くのがじょうずな子たちで、次の当番日も楽しみです。

| 琴子 | 21:00 | comments(6) | trackbacks(0) |

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