アマールカ

アマールカ』を知っていますか?
先日、ほぼ日のサイトで、懐かしく再会しました。
『アマールカ』の企画の最終日に、ユーストリームで
アニメ10作品が放送されるというお楽しみつきだったのですが、
ご覧になった方、いるでしょうか?(⇒

アマールカはじめまして編 アマールカおやすみ編
それで思いだしたのです。
以前確か、渋谷の映画館であったチェコアニメフェアで、
トゥルンカやクルテクや、そのほかいろんなチェコアニメに混ざって、
この「アマールカ」も上映されたのではなかったか?と。
(記憶はあいまいです・汗)

『アマールカ』は、チェコで70年代から愛され続けている
おやすみ前のアニメなのだそうです。
観ると寝てしまうからではなくて、(そういう向きもあるけれど・・・)
この時間が終わったら、子どもはそろそろおやすみよー
という意味での おやすみアニメ

アマールカララバイ編 アマールカ花かんむり編
ゆるーいです。とってもとってものんびりしています。
森の妖精・アマールカと、擬人化された自然・動物・植物たちとの
かかわりが、短いお話になっていますが、特別 波乱万丈なことは
おこりません。
小さな出来事だけど、ちょっとしたところで、チェコだなぁと思う。

発想かな?
その冬中の雪がつまった袋が大暴れしたり、
イラクサがアマールカを刺して、その涙で川ができたり。
とてもおもしろいです。

本場では男性の声のアマールカだったようですが、日本版は
とてもかわいい女性のナレーション♪
音楽も、アニメの雰囲気にぴったりあっていい感じです。
本の読み物のほうも、巻に添っての話題になっていて、
こちらもなかなか興味深い。

4枚をとっかえひっかえ観ていましたが、25日に最終巻
『りんごの実編』が発売になるようですね♪
アマールカりんごの実編
もうすっかり、「アマールカ」ファンとしては、こちらも見逃せません☆


| 琴子 | 21:22 | comments(8) | trackbacks(0) |

おとなたちの絵本部屋

とこペン隊1号・イーダちゃんによる『おとなたちの絵本部屋』
久しぶりの開講でした。
今回でVol.89 100回までなかなか・・・というのが
イーダちゃんの談ですが、ぜひ細々とでも続けていただきたい!

今回のテーマは、『ギャク絵本』
”ギャグ” ではないですよ、”ギャク”
(ギャグでひっかかると、イーダちゃんの思うつぼです)

いつもテーマに感心しますが、今回も、なるほど!
ギャクといっても、いろんな逆があるわけです。
24冊紹介してもらった中で、やっぱり好き♪と思ったものと
読んでみよう・読み直してみよう♪と思ったものの 覚え書き。

アベコベさん 3びきのかわいいおおかみ

この2冊は、文句なしで好きです。
左) 絵本ならではの突拍子のなさ。
   細部にいたるまでこだわった(でも時にここは?という
   突っ込みどころもある) アベコベ具合。
   1年生にも読んでみたいなぁ。

右) 3びきのこぶたのパロディ絵本。
   このにくにくしげなブタがとてもいい味です。

読んでみたい絵本
・・・の反対は? ひみつの足あと

左) 長田弘さんの「詩人が贈る絵本」シリーズの1冊
   39のユーモラスな話がつまっているとかで、じっくり
   読んでみたいと思いました。 絵もおもしろい。

右) 先月の新刊で紹介された絵本。
   ドミニカに伝わるお話だそうで、足首から下が
   逆についているというシグアパが強烈な印象です。

めでたしめでたしからはじまる絵本
このお話、しっかり読んだことがなかったけれど、みんなで
読んでみたら、とてもおもしろかった!
結末からはじまっていく ”逆” の設定が愉快です。

天のおくりもの はんたいのえほん

左) 絵のオドリオゾーラさんは、好きな絵描きさんだけれど、
   この絵本は、どうもお話が馴染めない気がしていたのです。
   でも今回の紹介で、一気に読み直したい衝動にかられました。

右) この絵本、以前持っていましたが今はこひつじ文庫さんへ。
   この絵本の魅力を、つゆも味わっていなかった気がします。
   もっと絵を観て、楽しむ絵本ですね。 借りてこよう〜♪
   前後の見返し部分から 楽しめる絵本です。

今回は驚いたことがたーっくさんありました!
*行ってみたら、こひつじ文庫のマーガレットさんと一緒になった♪
*タイや栃木からいらした方々がいた。
*イーダちゃんのレジメが、絵本の画像入りパソコンレジメに
  なっていた。
*イーダちゃんが、おもちゃであそびタイ!ムを忘れた?
*持参した万華鏡を観て、持っているわよとおっしゃった方がいた。
  (⇒みずあめやさんのですか?と聞き直した私)
びっくりがいっぱいで楽しい講座でした。

来月は、女性作家さん/たしろちさとさんがテーマですが、
予習厳禁とお達しがでていますので、予習はなしで。 ^^
  日程は、11/22(木) ・ 12/1(木) です。

| 琴子 | 07:16 | comments(4) | trackbacks(0) |

はじめましての絵本たち

先週、風の前に『はじめましての絵本たち』 新刊絵本講座に
参加しました。 於:オリオン書房ノルテ店

今回もその数に驚きましたが、意を決した
とこペン隊3号・三蔵さんが「今日はさくさく紹介します」と言われ、
そのとおりさくさく進んで、見事時間に終了。
日本の絵本 43冊/海外翻訳絵本 21冊/その他8冊
からのご紹介でした。

気になるものは多々ありましたが、今回購入して帰った絵本と、
特に気になった1冊をあげておきます。

まず
ぐるぐるちゃん
たぶん、小さい子向けの絵本ですが、そのキュートさに
ひとめぼれ。
読んでみたら、おはなしもとてもほのぼのです。
今度のひろばで読む気満々・笑

ぐるぐるちゃんとおかあさんは、どんぐりを拾いにきて、
お互い あーん あーん と口をあけては、どんぐりを味わいます。
食べても食べてもまだまだあるどんぐりを、ぐるぐるのしっぽに
巻き込んで帰るところも、どんぐりでぷっくりふくらんだ顔も、
なんだか見つめるたびにほほえましくて 笑ってしまう。
絵の具で塗った絵をちぎっているのか、その絵の感じも
とてもいいなぁと思いました。

参加者の一人が、作者・長江青(あおい)さんって、
ミナ・ペルホネンの方ですよねとおっしゃって、その一言で (おぉ!)
どこかでお見かけした名前だと思っていたひっかかりがとれて
とてもすっきりしました・笑
(以前、ku:nelでお見かけしたのだった!)


そして、またまた気になるシリーズが、これから2ヶ月おきに出る
ようです。
どうぶつうります たんじょうびのおくりもの

ブルーノ・ムナーリの1945シリーズ
未訳を含む待望の全9巻ということで、全巻揃うと、
背表紙にムナーリのサインが浮かぶという、心憎い演出。
訳は、谷川俊太郎さん。
帯には、”ムナーリが愛息に送ったはじめての絵本”とあって、
今回出た2冊とも、ムナーリらしいしかけ絵本になっています。

あー、2ヶ月ごとでよかったです。これはコツコツといくつもり。
その間に、置く場所確保ですね!(苦笑)

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| 琴子 | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |

寒いので

朝起きたら、寒かったので、予定通り セーターの絵本を
持って行きました。

相方さんが読んでくれたのは、
ねずみのすもう 
赤羽末吉さんの、ほんとうにやせっぽっちのねずみが
頭にあったので、いもとようこさんのこのねずみが
とってもかわいらしく感じてしまいました。
子どもたちには、お馴染みのお話だったよう。

ねこのセーター ながーいおはなのブタくん
『ねこのセーター』 最初からクスクスと笑い声。
セーターに2つも穴があいているというだけで、おかしいみたい。
どんぐりたちが歌う歌、わたしの中の定番の音で歌いました。

おまけで読んだのは、しかけ絵本。
最後に広がるダイナミックなブタを見せたかったのです♪
「すげー、3Dだ!」と言っている男の子がいました。

| 琴子 | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

今年の風2

今年出会ったものをさらに、ちょこっとお披露目。

コサージュ
左) 阿形さおりさんの フェルトのコサージュ (⇒director's voice
右) 杉崎陽子さんの 革のブローチ (⇒director's voice

初日に出会って、2日めにさっそく、フェルトのコサージュを
つけていきました♪ うれしがり屋ですから・・・

めがねケース 「ぬくもりを届けよう」のテントで
肌触りのよいめがねケースを。
小河幸代さん(director's voice) の被災地支援
チャリティー品です。
これで、安気にメガネをはずすことができます。
とにかく、もこもこふわふわなケースできもちいい手触り。

2日め、kohaも自分のお買いものする気満々で、
あれこれ回って、中矢嘉貴さんのカードたてを選びました。
(director's voice
カードホルダー正面 

この小さなおうち、すぐれものなんです。
横から見ると、こんな感じ
カードホルダー

マグネットではさんで、紙をたてられるという作品。
kohaさっそく、使っています!

    *     *     *

kohaは、ワークショップに参加する気も満々で、午後一の
小原聖子さんのワークに参加しました。
ちょうど、シャム屋さんのワンピースだったわたしは、
(うしろボタンが小原さんの作品なので) お会いできて
嬉しかった・・・。
ワーク風景2 真鍮を叩いてブローチを作ります

ワーク風景1 ワーク1
図工で昔、こんな作業をしたことがあった!と、
懐かしく思いながら、ほとんど手伝わせてもらえず、
終始 見張り役にて終了。
kohaご満悦のあとは、恒例 どんぐり拾いです。

どんぐり拾い


    *     *     *
ぬくもりを届けよう

作家さんのチャリティー作品を買うことのほか、
* 編んだ作品を被災地に届ける
* 手編みキットを被災地に届ける
という選択がある企画。何か編んでみようと思いました。
毛糸2玉で編めるもの。。。
アームウォーマーかな、ミニショールかな・・と悩みましたが、
結局マフラーになりました。
どなたかが、使ってくれることになるでしょうか。

kegoyaさんが、被災地の方々は案外明るい色を好まれる
とお話くださったので、その場で偶然ばったり会ったkさんは
オレンジを、わたしはピンクを選んでみましたヨ。

ぬくもり 

| 琴子 | 23:37 | comments(2) | trackbacks(0) |

今年の風1

毎年秋の最大のお楽しみ、工房からの風が、今年も無事
終わりました。

初日、悪天候の中、一部テントブースの移動展示を知って
ドキドキしましたが、実際目の当たりにすると、
作家さんたちがどんなに残念に思っておられるだろうと・・・
でもきっと、作家さんだけじゃなく、企画を支える方々全ての方の
想いですね。
わたしも、一参加者ながら、切ない気持ちでいっぱいになりました。

でも、2日目のいいお天気のもとに、ほんとうに晴れ晴れとした
みなさんの顔が広がっていて、今年もいい風が吹いていました!
 そよそよそよ  雨降って、地固まる。
実際のお天気は、初日 強風、ときどき雨
2日目は暑いくらいの陽気で、なかなか忙しい
お天気でしたけどね。

風景2 風景1
風景3 庭の風景=koha目線デス
藍 棉

毎年楽しみにするようになって4回目。
いろんな分野の作家さんのお仕事を見せていただきながら、
自分の生活にあったらうれしいもの・楽しいものと、
今年もたくさん出会いました。
もちろん、いつかの憧れも含めて・・・。
出会ったすてきなものについて、あれこれ友人たちと語り合う
時間も楽しくて、満たされた2日間♪

初日。友人と一緒にまわりながら、衝撃的な出会いをしたのが、
万華鏡のみずあめやさん。(⇒director's voice

雨の日 雨うさ側面
差し込み式のパーツに、キラキラがいっぱいつまっていて、
小さな三角からのぞいた世界は、きっと一期一会では
ないかと思われる美しさ。
表面に描かれた七宝焼きの絵のイメージで広がる世界と、
古裂袋、ぜーんぶあわさって一つの作品になっています。
万華鏡の世界が、こんなにも深いものだったなんて♪

わぁ! とか あぁ!!! とか、言葉にならない言葉を発しながら、
展示作品全部をのぞかせてもらった中で選んだ
『雨の日』 というタイトルの万華鏡。
きっと今のわたしの願望、希望、癒し、すべてがつまった
色あいです。 (本体の右に立っているほう)
雨の日に選んだ、『雨の日』 の雨うさ。
のぞくと別世界なのですよー。
中の模様をのせられないのがとても残念です。

2日目、kohaを連れて再びまわっている時に、スペアの
存在を知り・・・
こちらは、kohaが選びました。(本体にはまっているほう)
紫ベースの渋めの1本。 予想通りというか、意外というか。
案外、そういう人です。

これで、2つの世界をクルクルする楽しみも。
いつも携帯して、すきあればのぞくのです・笑
のぞきたい方、お会いしたときに、ぜひに!

みずあめやさんのブログの言葉
  万華鏡が幸せなときも辛いときもその人の心に
  いつもそっと寄りそうようなそんな存在であって欲しいと
  願いながら送り出す

まさに、”心の栄養剤” そうなる予感がします。 大切にします♪

あ〜、やっぱり長くなりました。
・・・が、まだ つ・づ・く・・・笑

| 琴子 | 16:29 | comments(8) | trackbacks(0) |

工房からの風

今日、明日 市川にて行われる『工房からの風
いよいよ今年もやってきました。

工房からの風

50人の作り手の方のそれぞれの個展+さまざまな企画
とても見ごたえのある野外展です。

今年あらたに加わった企画 『ぬくもりを届けよう
ぬくもりを届けよう
被災地につながる、ニッケならではの企画
わたしもぜひ参加してこようと思っています。

出展作家さん、その他の企画についての詳しいお話は、
ぜひdirector voiceで。

あ〜時間がありません。
毎年のことながら、ドキドキして、足が地についていない感じです。
そろそろ出かける準備をしてきます!
お会いできる方、現地でお会いしましょう♪

| 琴子 | 07:18 | comments(0) | trackbacks(0) |

殻を割る

今日の絵本2冊。

ワニぼうのやまのぼり からすのたまごにいちゃん

以前読んでもらった、『たまごにいちゃん』を覚えていた子どもたち。
今回の『からすのたまごにいちゃん』とお話のつながりに
気づいて、 あっ!と感心していました。

読み終わったあと、見学の読み手母のひとりが、
「殻を割ればいいのよね」としみじみいうので、その一言が
心に残りました・笑
なるほどー、たまごにいちゃんから、そんな深い話になるとは。
こどもたちは、単純に楽しんでいました。

『ワニぼうのやまのぼり』 カラフルな色彩が楽しい絵本なので、
少人数で、こじんまり読んだほうがいいかなと思いました。

| 琴子 | 14:05 | comments(0) | trackbacks(0) |

植物図鑑

ずいぶん前に友人に教えてもらって知ったこの本、
人気で図書館予約で待つこと数か月。
これが携帯小説というものなのですね。
なるほど、と思いながら、さくさくと読みました。

植物図鑑

出会いの設定や、その後の話の進み具合には
そんなに簡単に・・・?という想いが混じらないでは
なかったですが、何がよかったかといえば、
1年通して感じられる"野草”に関する エピソード。

はえている場所、その季節、そのときの会話や
帰ってからの料理法・・・
日常が、そんな些細なことの繰り返しであることを、
あらためてしみじみ思います。

キンモクセイがふっと香るように、何かの折に
思い出される記憶。
その時間が、その時は さほど意識されていなくても、
頭に強烈に残っていることって、あるものです。

スベリヒユって食べられるの!?と驚いたり、
ユキノシタの天ぷらを食べてみたくなったり、
クレソンを採りに行きたくなったり。
なかなか楽しい 野草学でした。

でも、、、やっぱり すてきな誰かと一緒じゃなきゃ、ね。
楽しさ、半減ですよね。

| 琴子 | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) |

ちびっこひろばおはなし会

雨の水曜日、ダブルヘッダーは、ちびっこひろばの
おはなし会。
結構雨が降っているから、誰もいないかな・・・と見ると、
小さい子連れて、ひろばに来てるんですね。

5組10人の親子さん。
男の子が4人でしたが、じっくり聞いていた子もいました。
聞いていなさそうでも、電車の本になると、飛んでくる子が
2人ばかり。(その度合いが極端でかわいくておかしい・・・)
のりもの絵本、やはり人気です。

  ♪ くるくるくる くるくるくる 1本指で拍手・・・♪
      (ごあいさつ)

 いもむしごーろごろ 2008年9月号 こどものとも0.1.2

 カンカンカンでんしゃがくるよ ほんとうは、イベントにかけて
   『つなひきライオン』を読む予定を急きょ変更して、
   電車絵本に。 

    わらべうた 『どんぐりころちゃん』

   でてこいでてこい おつきさまこんばんは

    体あそび 『ビタミンC』

   しあわせならてをたたこう

     ♪ さよなら あんころもち またきなこ♪
        (わらべうた ごあいさつ)

| 琴子 | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) |

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