今日の絵本(11/30)

昨日の続きとあわせて、もう1冊読みました。
9時までの間に時間があると、読める本が増えます。
今日はそんなゆとりの日でした。

ゼルダとアイビーのクリスマス サンタをたすけたくじら

ゼルダとアイビー姉妹は、いよいよ差し迫ってきたクリスマスに
ちゃんと希望通りのプレゼントがもらえるのかどうかが
気になって仕方ないのです。
姉ペースの会話がとてもおかしい2話めのおはなしと、
いよいよクリスマスイブ当日のおはなしの3話めのおはなし。
みんなで踊り始めるラストで、にっこり笑って嬉しそうに
していました。

「サンタをたすけたくじら」
最初のほうの、風邪ひきのトナカイたちの目つきの悪さには
2人で笑ってしまいました。
ロジャー・デュボアザンの絵はとても好きなのだけど、
訳が関西弁なのが、なんとなく違和感があるのです。
サンタと関西弁・・・ あえて関西弁じゃなくてもいいかなぁと
そんな気がしてしまいます。
kohaは、そこにはたぶんこだわりはなく、読み終わったあと、
エセ関西弁を話していました。

| 琴子 | 22:31 | comments(2) | trackbacks(0) |

必死さがおかしい

今日の1年生の教室で読んでくれた絵本は2冊。
2人のおかあさんが、それぞれ選んで来てくれました。

こんた、バスでおつかい いもうとがウサギいっぴきたべちゃった

左)こんたのシリーズ、こちらの絵本を読んだのははじめて。
   こんたはいつも、ダメと言われているほうにいって
   しまうのね。
   赤いバスに乗るように言われたのに、青いバスに
   乗り込むところで、子どもたち一斉に「だめーー!」
   その必死さが楽しいです。
   いろいろ出てくる妖怪ものは、子どもたちの好むところ。

右)はじめて見た絵本でした。
   積み重ね文のように進む、数え歌風のおはなし。
   妹が食べていくものが、どんどん どんどんグロテスクに
   なっていき、ミミズが出てくるころには、
   子どもたちの拒絶の声の嵐・・・
   でも、最後はしっかりオチがあります。
   なんでそれが食べられないのか不思議という顔の子が
   何人もいました。
  
   この絵、「としょかんライオン」と同じ人だったと知って、
   そのことに驚きました!

| 琴子 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) |

今日の絵本(11/29)

11月もあと一日。そろそろバタバタしてくる時期ですが、
今日は、kohaの授業参観・保護者会で、それが押して、
あとの時間がまきまきになりました。

そんなわけで、本日絵本は1冊。
しかも短いお話が3つ入っている中の1話だけ。

ゼルダとアイビーのクリスマス

ゼルダ(姉)とアイビー(妹)のきつね姉妹は、近所の
ブラウンリーさんと仲良しです。
ブラウンリーさんは、だんなさんと仲良くダンスをした
クリスマスの写真を見ながら、今年はつまらないわねと
つぶやきます。
そこから動き出すきつね姉妹が、とってもいいんだな。

クリスマスにプレゼントをもらうお願いばかりじゃないところ
ブラウンリーさんを喜ばせたい気持ちが行動になって、
3つめのおはなしまで読むと、あーよかった♪となるのですが・・・
本日タイムアウトにつき、続きはまた明日。

kohaはこの絵本を読んでいなかったようで、
眠そうにしながらも、続きが知りたくてたまりません。
でもね〜、寝起きの悪いkohaさん、なかなか起きられないのでね。
また明日のお楽しみです。

| 琴子 | 22:27 | comments(2) | trackbacks(0) |

今日の絵本(11/28)

今日持ってきた絵本は2冊。

こまったこまったサンタクロース クリスマスにはおひげがいっぱい!?

『こまったこまったサンタクロース』は、ちょっとしたしかけ絵本です。
ブーツを求めながら、窓や戸を探して、
サンタが通り抜けていくという設定。
この、扉を次々あけていくところが、好きなんですよね。
驚くことに、この絵はエロール・ル・カイン。
まったく他の作品とタッチが違います。

『クリスマスにはおひげがいっぱい!?』 
今出ているのはこのタイトルで、訳者が今江祥智さん・遠藤育枝さん。
ですが、うちにあるのは、佑学社版の
『クリスマスはサンタ・クロースのひげだらけ』です。 
   (訳者:岸田衿子さん)

新版・旧版を読み比べてみたいなぁと思ったまま、すっかり時が
過ぎてしまっています。
このお話、大好き! 軽妙な訳も大好き。新版ではどうなっているでしょう。

サンタ・クロースが、にせものサンタを見てかんかんに怒る場面で
きているふくみたいに まっかになって” 怒っている場面や、
やせて、だぶだぶのサンタ服を着たにせサンタが
かぜのない日の はたみたい” だったという比喩がおかしくて
二人でぷぷぷぷ 思わず笑ってしまいます。

カラーとモノクロページが交互になっているあたりに
時代を感じるけれど、デュボアザンの絵本はやっぱりいいなぁと思います。
しかし、デュボアザンはクリスマスの絵本、案外出しているんですね。
知っているだけで、今季の新刊の縦長絵本と、くじらの絵本と。
まだあるのかな・・・。

| 琴子 | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |

今日の絵本(11/27)

待降節第1主日。
今日からアドヴェントのろうそくが1本ともります。

今日の絵本は、クリスマス絵本2冊と、かがくのともから1冊
読みました。
偶然ですが、なんだか、似たタイトルの2冊だなぁ。

まりーちゃんのくりすます エリーちゃんのクリスマス

絵本を読んでいるとき、あまり何も言わないkohaですが・・・

ぱたぽんが、黒いくつをぬげないから暖炉のそばに
おくことができない、
だからわたしは、何もプレゼントをもらえないわ、まりーちゃん
と、何度も何度も言うのに、それには答えないんだねー と
少しぱたぽんに同情的。

でもちゃんとぱたぽんのために、小さな木靴を用意してあげる
まりーちゃんなのですヨ。
最後もとてもうれしい場面。ふんわりフクフクな気分になります♪

続くエリーちゃんは、ことり文庫さんのことが思い出される絵本。
今年のkohaは、ツリーを切りだしに行くということにも、
興味を覚えている様子。

「去年、このサンタさんを見て、kohaなんていったか覚えてる?」
の問いに、まったく覚えてないとのこと。

「細いっ! って ひとこと言ったんだよ。
 それと、足が変って言ったの」

「覚えてない・・・ 覚えてないけど、たしかに」 ですって。

この絵本も、ささやかなクリスマスの喜びがいっぱいつまった
大好きなクリスマス絵本です。


今日は、この他にもう1冊。 
バナナのはなし 2009年4月のかがくのとも
                     【文】伊沢尚子 【絵】及川賢治

バナナの不思議と生育のようすがたっぷりつまった かがくのとも。
kohaは、近々、バナナの皮に字を書くと、その部分が
ほんとうに黒くなるのか試してみるのだそうです。

| 琴子 | 21:43 | comments(2) | trackbacks(0) |

おにいちゃんがいるからね

この表紙絵の色調を一目見て、なんだかきっと好きになる気がした。
読んでみて、やっぱり好きだった。
わたしの北欧の色あいは、この絵本のこういうイメージだ。

おにいちゃんがいるからね
【文】ウルフ・ニルソン 【絵】エヴァ・エリクソン
【訳】ひしきあきらこ      徳間書店

ぼくが作った時計は”3時”で、”3時”はお迎えに来る時間。
なのに待てど迎えに来ないから、ぼくはおうちに帰ってきてしまう。
さぁ それからが大変!
妄想はどんどんふくらんで、もう天涯孤独になってしまったぼくは、
弟を迎えに行き、弟のためにうちを建て、
テレビを作って出演し、お菓子まで作って、並々ならぬ
努力をするのだ。
自分だってさみしくて悲しいのに、弟のために。
ただそれだけの使命感で。

長子の性だなぁ。
わたしも、似た使命感を持って、弟・妹のことで気を揉んできので、
この気持ち、よーくわかります。
そして、肝心の弟たちはとても楽観的で、時に大きなお世話・・・
とさえ思っていたりすることが、また憎々しいのだ。

時計の”3時”は作りモノだったので、パパもママも
ちゃーんと帰ってきて、ハッピーエンドで終わる。
ここらあたりの抜け具合には笑ってしまうのだけど、
なんだかその抜け具合含めて、人ごととは思えず、
いとおしいぼく!と思ってしまう。

急にわーっと泣いたり、はたと我に返ってがんばりはじめたり、
なんてかわいいおにいちゃん♪
がんばれぼく、いいぞー その調子でね!

| 琴子 | 21:16 | comments(2) | trackbacks(0) |

今日の絵本(11/26)

昨日出したクリスマス絵本の中に、お目当ての絵本が見つからない!
というkohaの声に、あぁ、あれだと思い立った2冊。
先日、来月おはなし会の打ち合わせに持っていったのでした。
無事見つけ出して、今日 寝る前の絵本で読みました。

クリスマスのふしぎなはこ サンタのおまじない 

「クリスマスのふしぎなはこ」 ソフト版の「ふしぎなはこ」を
読んでいます。
昭和を感じる家のつくりや、おかあさんのいでたちが懐かしい感じ。
koha曰く、「サザエさんち」です。

広い縁側のあるお宅は、今やちょっと憧れ。
隠したふしぎな箱を、ちょこちょこ見に行っては、
サンタさんの所在を確かめるところで、一緒にヨシヨシと思っている様子。
最後 クリスマスの朝、ちゃーんとプレゼントが届くと、kohaも満面の笑み。
これから来るクリスマスへの期待が膨らんでいるようです。

「サンタのおまじない」 もう何年来のファンなのでしょう!
どの野菜が、どんなものに変わるのか、すっかり知っているというのにね。
これからも何度も読むのだと思います。
母は、実際に、この切り紙をしてみたいなぁ。

クリスマスの12にち マザーグースの重ね歌
すっかり定番なので、メロディはばっちりですが、
10日目あたりからの言葉が、うっかりするとピタッとストップすることも(汗)
1羽のヤマウズラ/2羽のメンドリ/3羽のくじゃく、あたりはまだ楽勝。
8人のかわいいむすめ /9人のげんきなドラマー・・・あたりからは
もう必死です(苦笑)

しかし、一緒に歌いだしてしまって、どんどん元気になっていく。
夜寝る前に読むのは、いかがなものでしょうね・笑
それでも、お布団大好きさんはすぐ寝入っていき、ホッ としました。

| 琴子 | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) |

今日の絵本(11/25)

今年は、「ハロウィーンが終わったらクリスマスよ!」という
お友達親子に触発されたkohaさんが、11月に入ったとたん
「早くツリー出してー。クリスマス絵本も出してー」と言うので、
例年にはない早さで、先週 ツリーを出しました。

そして、本日無事、クリスマス絵本も解禁・笑

去年はじっくり味わう間もなく、クリスマスまであっという間だったから、
今年はいろんな絵本を”ゆっくり”読みたいのだそうです。

koha曰く、さっそく 「なつかしみの本、観てもいーい?」
”なつかしみ”って・・・そんなに懐かしく思っていたのね。
1年ぶりなのに、5,6年ぶりの感動の再会という感じ。

kohaが選んできたのは、下の1シリーズ+1冊と
クリスマス・イブのおはなし サンタがきたらおこしてね

写真が撮れなかった 「クリスマスえほん全3冊」まついのりこ

こびとシリーズの中のクリスマス版ですが、今は絶版となっています。
このシリーズ、中古絵本を見つけて友人がプレゼントしてくれたもの。
どちらの3冊セット版も、絵本の小ささと、お話の絡み合いが
気に入っているのだそうです。

今年一番はじめに手にとったクリスマス絵本たちは
どれもはずせないというので、自分で上の2つ、
布団にもぐってから、クリスマスえほん3冊(まついのりこ)を
一緒に読みました。
これから、また楽しい季節がはじまります♪

| 琴子 | 23:55 | comments(2) | trackbacks(0) |

おとなたちの絵本部屋 No.90

火曜日、おとなたちの絵本部屋@オリオン書房ノルテ店に
行きました。
今回の絵本部屋で、通算90回目です。すばらしい!

今回のテーマは、”たしろちさと”さんの絵本。

予習なしのお達しが出ていましたが・・・
親子で大好きなのです。
たしろさんの描かれるのびやかな動物たち。
絵の構図、色、絵のタッチ、くりくり頭の男の子。

kohaも気にいって頻繁に登場するのがこの2冊。
くんくん、いいにおい ひっこしだいさくせん

いろんな匂いが、間接的な言葉と絵で、ぞんぶんに味わえる
装丁も洒落た絵本と、5匹のねずみが奮闘する家作りを
細部までいっしょに楽しめる絵本。
五感を刺激され、自分もやってみたい意欲にかられる
お気に入りの絵本たちです。

       *       *       *

講座では、前半部をじっくりと、後半部はさらりと、たしろさんの
絵本を味わいました。

前半。
まずは、デビュー作の「ぼくはカメレオン」の2003年ノルドズット版と
2010年のグランまま社版(新版)を、少し読み比べ。
同じたしろさんの文なのに、新版のほうが、
少し簡潔な文になっている印象です。
表紙もまったく違うのです。

ぼくはカメレオン(旧) ぼくはカメレオン(新) 
左)旧版 右)新版
2003年、世界8カ国語で同時発売されるという、衝撃的なデビュー作
あらためて読み直してみて、やっぱり素敵だった!

グランまま社のBOOK OF SENSE SERIES
4冊のうち、2冊の絵がたしろちさとさんです。
くんくん、いいにおい きこえる?きこえるよ

「くんくん・・・」はお馴染みだったけれど、「きこえる?きこえるよ」は
まったくの文字なし絵本。
でも文字のない効果が抜群で、まるで音がきこえてくるようです。
これもとってもいいなぁ♪

おんがくかいのよる ひっこしだいさくせん
5匹の、キャラが際立ったねずみたちが繰り広げるお話が
ページの画面いっぱいに描かれていて、これも見ごたえの
あるシリーズです。大好き♪

ここまで来て、参加者の自己紹介を兼ねて、「帽子」にまつわる
話をしてくださいということになりました。
これが・・・また、それぞれみなさんおもしろい。
聴き入り、長引き、後半はさらりご紹介。

ぷんとくちゃんのぼうし あまりにかわいいお話ににっこりです。
”ぷんとく”という名前が、もうイカシテいます!
このお話は何度聴いても楽しいので、読んでもらえてよかった♪

がたぴしくん ウサギとカメ ぼくうまれるよ

じめんのしたの小さなむし クリスマスのおかいもの 
たしろさんのカバは堂々としていて、カバ好きとしては
たまりません♪

そして最後に、
『チュウチュウ通りのゆかいななかまたち』シリーズ⇒
エミリー・ロッダのこのシリーズ、読んだことがないのですが、
挿絵がかわいいし、数も多いのですね。
しかも チュウチュウ通り1番地〜10番地に住む登場人物が
順に主人公になる設定は、なかなか魅力的。
これは順に読んでみなければ。

とても充実の絵本部屋でした。
次回は、年明けての開催予定だそうです。

| 琴子 | 23:23 | comments(2) | trackbacks(0) |

週末散歩

雨ふり土曜日、晴れの日曜日、どちらもお出かけ
フットワーク軽すぎ・・・と家族にあきれられながらも、GO!

雨の土曜日はどしゃぶりすぎて写真がないのですが、
ヒナタノオトさん⇒
みずあめやさんのカフェギャラリー楽庵での展「夢のつづき」⇒
onnellinenさん と回って、美しいもの 楽しい時間を満喫。
kohaは、ヒナタノオトさんにあった朝子さんのおうちオルゴールや
onnellinenさんにあったベルギーのスノードームにくぎ付けでした。
あー、かあさんも欲しいよと思いました(涙)

今季最終だった、ヒナタノオト茶菓部の お手製ジンジャエール
(栗みつ)も、柿パウンドケーキと一緒に味わうことができました!
なのに・・・写真がないのです。
友人たちとおしゃべりしながら、すっかりそんなことを忘れて、
味わってしまいました。


日曜日は、地元のいちょう祭りをブラブラしてから、
阿佐ヶ谷context-sリアルシトロンへ。
CONTEXT-S

今回、kちゃんのぬいぐるみとの出会いは果たせなかったのだけど、
とてもすてきな「トコトコ季語かるた」に出会いました。
こちら、もうちょっと研究してから、ぜひ書きたいと思います!

ナナさんにも会えたし、吉祥寺にいそうなウエイトレスさん風
三蔵さんにも会えたし、偶然 ネッ友のお二人にも会えて、
その後一緒に、念願のぱんだ珈琲店へ。

パンダコーヒー パンダクッキー
  ワーイ 噂どおりだ・・・ぱんだ尽くし。
徹子さんはご存知かしら?お忍びでも人目につくねと、
パンダ好きな徹子さんの話題にも話は飛びました・笑
あれこれ話は尽きず、あっっっという間に日暮れ。

楽しい週末が終わって気づけば、もう11月も後半すぎなんですね。
焦らず、少しは段取りよく をモットーに、がんばっていきたいです。
今月は、体をいたわるのと、体力増強月間。
朝のテレビ体操、ヨガ、カーヴィダンス、いろいろ試行中デス。


| 琴子 | 23:59 | comments(2) | trackbacks(0) |

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