夏休みの本

夏休みの宿題で読みましょう!と言われているのは5冊で
去年と同じくタイトルのみカードに書いて提出です。
本の感想文がないので、本人いたって、気ままに読書を
楽しんでいて、5冊は楽勝な感じで終わりました。

今年、新たに出会って読んだもの。
ふとんかいすいよく ちびドラゴンのおくりもの

  画像がないのですが、『1077号室は森のなか』 【作】柏葉幸子
                   ひのくま出版 (1985初版)
 (復刊ドットコムでも、復刊が望まれているような古い本)

 市のオススメ本として紹介されていて、読んでみたいと借りてみた3冊。
 kohaのあとに、わたしも読んでみました。 
 どれもひとりで物語を読み始めたこどもに読みやすく、
 印象的なおはなしでした。
 ふとんかいすいよくは、お約束のように、真似して布団ダイブ!

ピンクのれいぞうこ   遠い星から 

 休み中読んだ絵本の中では、これが一番よかったらしい・・・
 『ピンクのれいぞうこ』のおかげで、いろいろできるようになったね。
 大人的には、とても示唆に富んでいる!と思うけれど、
 子どもは単純におもしろかったみたいです。

 『遠い星から』 佐藤さとる幼年童話自選集1は、今月のことり便の1冊。
 小さいお話が8つと、コマ絵童話という 変わった体裁の短いお話が1つ
 入った童話集。
 人形好きのkohaは、最後の「つくえの上のうんどう会」が
 一番気に入っていました。(わたしは『タツオの島』だなぁ・・・)
 挿絵がおはなしによって違うのも、楽しいです。

うちにあって、なかなか手を伸ばすことがなかった本も
読んでみようかなという気になったらしく、
やったー、やっと読む気になったんだね〜という感じ。^^
読み終わっておもしろかった〜と言っているのを聞くと、にんまりです。

紳士とオバケ氏 ねこが見た話 番ねずみのやかちゃん

『ねこが見た話』は、怖がるかと思ったけれど、案外楽しんでいました。
おかあさんがきれいにならない話に、一番反応していました(複雑)

合間合間には、定番で、おもしろさは実証済みの本に立ち戻り、
また次の本へ。

お皿のボタン けんた・うさぎ こぎつねコンチ

テディ・ロビンソンのたんじょう日 ゆかいなテディ・ロビンソン

先日、テディ・ロビンソンの続きを、図書館の新刊棚で見つけて、
夜 いっしょに読んでいるお楽しみ本。
新しい装丁がとてもかわいいし、ことり便で出会えてよかったな〜。

今はやりのものも読んでみたいと、図書館や本屋さんで
自分で選んだものには、好みが出ました。
どうやらこのあたりが、教室の中でははやっている本なのだそうです。
かいけつゾロりも7,8冊借りだしていました・汗)

モテモテおばけチョコレート 火の玉レストラン


学校図書館で借りてきたのは2冊

子ぎつねのおくりもの

 『できたてホヤホヤおもしろ話』 (画像なし)
   【文】木暮正夫  【絵】原ゆたか  岩崎書店
                 
だじゃれ好きなので、なるほどな選書です。

寝そべってダラダラと本を読むなんて、学校がはじまると
なかなかとれない時間なので、清く正しい? 夏の一こまは、なんだか貴重。
休みもあと数日です。

しかし、まだグーグー寝ていて、一向に起きてこないけど、
こんなで学校はじまってしまって大丈夫かなぁ・汗

| 琴子 | 08:30 | comments(2) | trackbacks(0) |

本のある風景

善光寺には、小さな図書館というか、図書館・ギャラリーというような
スペースがあちこちにあります。

門前町のマゼコゼさんもそうだし、家具店である松葉屋家具店の奥にも
「まつのは文庫」があるのだそうです。

前回も今回も時間の関係で、松葉屋さんには
足を運べていないのだけれど、そこに置いてある本は、
手に取って見るのはもちろん自由だし、貸してくれるのだそうですよ。
 (マゼコゼ松葉屋 ともに)

手持ちの本を、必要とする人でシェアする感覚
わたしに欠けていた部分だなぁ・・・。
でも最近、そこから生まれるものの大きさとか力を感じています。
まず、そこには出会いがあるしね。
それから会話が生まれて、何かが生まれることもある。

今回 マゼコゼさんでいただいた、「松葉屋通信」 その2は
もんぜん図書館特集号 で、題して、はっぱ会議

 カフェ・マゼコゼ(図書館ギャラリー)の つねこさん
 松葉屋家具店(まつのは文庫)の ひよりさん
  kai+pan(松葉屋通信制作)の はちさん の対談になっています。

はっぱ会議

絵本のこと、生活に本があるということ、「せつない」という表現のこと・・・
話が多岐にわたっておもしろく、すっかりこちら側参加で
楽しませてもらいました。

第2弾 もんぜん図書館特集号、やっていただきたいなー。

通信の中に、”本って、別にふつうに暮らしてたら知らなくても
いいことでも知ることができる”という言葉があって、
そうそう、それが楽しみでもあるんだと思いました。
広がって、つながって、自分の中の畑がどんどん広大に、
どんどんふかふかになっていくような感じ?

きっと、一冊も本がなかったら、真夏に水やりを忘れられた
プランターのミニトマトみたいになっちゃうなー・・・わたし。


マゼコゼに行くと、自然に本を手にとりたくなりますが、
今回わたしが気になったのは、この本でしたよ。

日本のお守り


kohaは、うちにあるムーミンには見向きもしないのに、
ソファに陣取って、「ムーミン谷の冬」の文庫を読んだりして
ほんとに不思議・・・

マゼコゼ棚

善光寺界隈の方、ぜひ、マゼコゼさん・松葉屋さんへ行って
パラパラしてみてくださいね☆

| 琴子 | 22:15 | comments(5) | trackbacks(0) |

マゼコゼでわらべうた

善光寺のマゼコゼ泊でのもうひとつのお楽しみは、
知恵さんのわらべうた。

わらべうたあります

人が集まる前の、座布団と窓明かりだけの風景も好き。

わらべうた前に

わらべうた前

そこに少しずつやってきた人たちが、
まあるく集っていくところも好きです。

元 お蔵の間に、藍美さんのアイヌ刺繍が、
とてもしっくり飾られていて、すてきな場所なんです。

アイヌ刺繍

♪ お月さん お月さん なしゃほしゃ でっさっさん
・・・ ちりーん からーん ぽてっ

お手玉の音も心地よく響きます。
わたしも来月、ぽてっとしてみよう♪

長野のわらべうたの8割が、楽しい色調のわらべうただと聞いて
なるほどなーと思います。

そういえば、知っているわらべうたは、楽しくて優しいものが多いかも。

♪ よーくかくれろ しろねずみ・・・ と
♪ さーるのこしかけ めたかけろ のクオドリベも
不思議にぴったりはまって、歌い終わると拍手したくなる!

子守り歌は、もちろん長野の歌

♪ ねんねんねやまの 米屋町
  米屋の横丁 通るとき
  ちゅーちゅー ねずみが泣いていた
  なんの 用かと 聞いたらば
  大黒様の おつかいに
  ねんねした子の おつかいに
  坊やも 早く ねんねしな
  大黒様へ 参ります 


とても優しく、穏やかな時間が流れます。
ここに集うママたちも、とても穏やか。
子どもへの目線も優しいのです。
マゼコゼという場所と、そこでのわらべうた、うらやましいなー。

| 琴子 | 23:32 | comments(2) | trackbacks(0) |

地蔵盆

今度は8月の地蔵盆の頃にぜひ!という
マゼコゼのご夫妻の言葉に甘えて
kohaとふたりで、出かけてきました。

地蔵盆・・・育ってきた環境下では、まったく縁のなかった行事で
古本で見つけた 京都の地蔵盆の絵本でしか知らなかったのです。
楽しみすぎてわくわく。

昼間 明るいうちから、準備ははじまっています。

地蔵盆準備2 地蔵盆準備1

どーこだ?


またまたやってきてしまいましたよ☆
善光寺さん。

宗教的なことはわからないのですが、歴史と伝統を肌で感じます。
門前町を歩き、門をくぐるたび、かつてここをたくさんの人が
歩いた重みも感じます。

地蔵盆は、子どもを守ってくれている地蔵さまが主役なので、
夜になるにつれ、わらわらと子どもたちが集まってきて、賑やかに。
(付き添いの大人もわらわらと・・・)

地蔵盆めぐり1 地蔵盆めぐり3

地蔵盆めぐり2 地蔵盆めぐり4

kohaも、マゼコゼのMちゃんにガイドしてもらいながら、
おそらく10ヶ所ほどのお寺をまわったのではないかと思います。
みな、袋かリュック持参です。

地蔵盆1  じゃん

理由はこのため!
お参りすると、お寺ごとにお菓子をいただけるのです。 
そのお菓子の総数、kohaの数えでは65
中味を並べてみたらば、こんなでした☟

地蔵盆2 すごいなー

中には駄菓子だけでなく、そばまんじゅうなども入っていたりして
太っ腹な感じ。
子どもにとって、楽しみな行事に違いない。
そして、自然と大事なことを学ぶ機会になっているんだろうと思います。

にっき  kohaの絵日記もこの図 ^^


翌日、同じ市内の違う町の方が言うには、
その町内では、大きな数珠玉を引き回すのだとか。
場所ごとに少しずつ違う 地蔵盆の行事です。

(ちなみにわたしの持っている絵本でも、大きな数珠のひき回しが
 載っていました。)


じぞうぼん
 
 『じぞうぼん』
   福音館 月刊かがくのとも 161号 (1982年8月号)
   【文】中川正文  【絵】伊藤秀男

ここからあと、五穀豊穣の秋祭りが、市内の町のどこかで
毎日のように行われると聞いて、またワクワクが募っています。
それをつないでいる人たち
日常のひとこまになっている行事
興味深いなぁ。いつか観に行きたいなぁ。

| 琴子 | 22:55 | comments(2) | trackbacks(0) |

はないかだ わらべうた

ラジオ収録に引き続き、連日 おばあさんの知恵袋へ。
今日は、わらべうたの時間でした。

暑いねー。夏だねー。桃だねー。
・・・ということで、大好物の”桃”の出てくる歌を3つ。

その中のひとつで、京都の”ももとろ” は、大好きになった
わらべうたです。

 ” ももとろ ももとろ もも まだ青い
  中ちょっこり 赤い
  中があこても ふち青い
  とるや とってみよ


ももとろ

シフォン布で、中が赤・外が緑の桃を作って
みんなでそっと回しました。
『ちょっこり』 というところが、かわいくてお気に入り。

今日やった中では、どてかぼちゃと、
お手玉/床置き3つバージョンが人気でしたよ!

お手玉とかぼちゃ

丸ままかぼちゃを順に回しながら、歌った どてかぼちゃ

 ”おらうちの どてかぼちゃ
  日にやけて くわれない


お手玉歌は、福島のわらべうたから。

 ”米という字を ほどいてみたれば
  八十八と 読めまする 読めまする

  米を作るにゃ 春夏秋冬
  八十八の 手間かかる 手間かかる

  米をほろけば 神や仏の
  八十八の 罰あたる 罰あたる


このこもりうたにつまっている、福島の農家の心が染みます。
大事にいただかないと、ばちがあたるよ。
さりげなく伝えてくれる わらべうた
わたしも大事に歌い伝えたいと思います。

今日参加のママたちは、『ゆうなの木のしたで』
こもりうたを覚えたいというので、終わってから何回か
歌ってみました。
夏の昼下がり、こんなこもりうたを聞いたら、
いい気分になっちゃうね。
好きなこもりうたを、ママが覚えて歌ってくれたら、
子どもたち しあわせだな・・・

来週火曜日も、おばあさんの知恵袋では、わらべうたを
しています。
(今度わたしは、9/4(火)に入ります)

| 琴子 | 14:39 | comments(0) | trackbacks(0) |

おはなしカフェ

今日は、国分寺の おばあさんの知恵袋へ、
ラジオの録音収録に行ってきました。
収録したのはわたしではなく、kohaなのですけど。

おばあさんの知恵袋が提供している、FM放送番組
「おはなしカフェ」の夏休み企画で、小・中学生に朗読してもらう
という企画です。

ラジオ

kohaが読んだのは、自分で選んだ一冊。

てがみをください 『てがみをください』
 【文】山下明生 【絵】村上勉  文研出版

大好きなのですって。
kohaは、逆立ちしながら待っているところが、おもしろいと
言っていました。
わたしは・・・なんだか切なくなっちゃうな。
ほんとは手紙がほしくてほしくてたまらないのに、
このカエルの素直じゃないところが、とても切ない。

パーソナリティの方とのトークでは、ラジオなのに、
頷きの返事で ほとんど聞きとれず、オヒオヒオヒ・・・な感じでしたが、
いざ読み始めると、まったく別の人になっていました。
絵本があれば、全然 大丈夫になるらしいです。
(その気持ちは、ちょっとわかるなー)

「ゆっくりね」とだけ言ったのだけど、ちょうどいい間合いで
なかなか楽しく読んでいました。

トークの中で、将来の夢は?と聞かれて、躊躇するかと思ったら
戸惑うことなく 「絵本作家」と答えていて びっくり。
はじめて聞いた〜・・・。
Cちゃんも、そんなこと言っていた時期があったけれど、今やさっぱり。
kohaはどうなることでしょう。

もう一人の3年生の男の子は、朝 会って、驚きました!
かつて、明子さんのわらべうたに一緒に通った、
懐かしの知り合いだったのでした。
彼は、おはなしのろうそくから、「さんまいのおふだ」を朗読し、
将来は、パイロットを夢見ている少年になっていました。
嬉しかったなー。

せっかく録音してもらった朗読ですが、このラジオ
東村山の基地局で、その地域でしか聞けないのです。
(TAMA LAKESIDE FM 79MHz)
おばあさんの知恵袋でも 聞けないというところが残念・・・。
後日、おとしていただくCDのお楽しみです。

| 琴子 | 22:35 | comments(2) | trackbacks(0) |

岐阜にて

kohaのお迎えがてら、単身 高速バスで帰省しました。
妹家族を見送って、母とのんびり2人の2日間。
映画でも観よう!と誘って向かったのは、
昔の賑わいはいずこへ?の 柳ケ瀬。
通りの多くが、シャッターを閉めたお店になってしまった柳ケ瀬は、
わたしの中高時代には考えられないほど、さびれていました。
噂には聞いていたけど、こんなになってしまったなんて。

映画まで時間があったので、最初に向かったのは、
すっかり有名になった ベンテンドーさん。

ベンテンドー

菊池亜希子ちゃんが『みちくさ』の中でも紹介している
でらうまの"栗粉餅”
これが、夏場は賞味期限は当日のみという、
おもたせには向かないお菓子なのだけど、
栗とお砂糖の素朴な餡の中に、もっちりしたお餅がくるまれている
懐かしいお味です。

でらうま 栗粉餅 でらうま♪

ベンテンドーさんから、高島屋の向かいの映画館に向かう途中、
一ヶ所 行列を発見。

お化け屋敷1

シャッター街に、ちょっと不思議な光景です。
なんだろう?なになに? どうやらおばけ屋敷のようです。

お化け屋敷2

リタイア者続出とあるけど、たくさんの子ども連れファミリーも
並んでいて、この一角だけ大繁盛。
あとで調べてみたら、カフェや酒場になっているみたいだけど、
ずいぶんと、怖そうよー。(「恐怖の細道」)


選んだ映画は、『少年と自転車

少年と自転車

シリルの痛みが、ヒリヒリと染みました。
母と2人で映画なんて、はじめてかもしれない。
映画のあと、あれこれ感想を話しながら、きもちよく帰宅。
映画館から帰宅まで30分かからないって、魅力的です。

  *     *     *

翌々日、迎えに行ったkohaも連れて向かったのは
お馴染みコメダ
以前行ったことをまったく覚えていないkohaのために・・・
頼んでみて、はたと思いだしました!
コメダは、量が多いのでした。忘れていたよ。

いちご いちごのシェーク

みそかつ 網焼きチキン
みそかつのサンドイッチ と 網焼きチキンのサンドイッチ
これにまだミックスサンドを頼んでしまったので、
一番のお目あての、シロノワールは、ミニさえ頼むことが
できませんでした(汗)

豆菓子

コーヒーを頼むと、豆菓子がついてくるのは当たり前と思っている母に、
これは、このあたりだけだからと教えると
ひどく驚いて、「コーヒーだけなんて、さびしいねー」と言うので、
ついでに、モーニングで卵やパンが出てくるのも、
「このあたりだけやよ」と教えておきました。^^

| 琴子 | 06:56 | comments(4) | trackbacks(0) |

和菓子

先週、見つけた かわいらしい和菓子。

鈴最中
湯もち

箱根湯本の駅から5分ほどのところにある ちもとさんの和菓子です。

鈴最中”八里” と 湯もち

冷やした緑茶といただきました。
最近、とみに、和菓子好き・・・

上品な甘さの、さっくり鈴最中と、もっちり湯もち
すっかり大ファンになりました♪

| 琴子 | 00:53 | comments(2) | trackbacks(0) |

きらきらひりひり

暑い夏、8月も半ばを迎えると、夏の終わりが見え始めて
すこし物悲しい気分が漂います。
そんなときに開く、とっておき。

ひりひりきらきら
『きらきらひりひり』
  【作】薫くみこ  【絵】川上越子  ポプラ社

題と表紙絵で、すでに胸がきゅっと切なくなります。

夏の海のきらめきや、いとことの楽しい思い出
お泊まりのチャレンジ、ちょっとさみしい気持ち
ぜーんぶふくめて、きらきらひりひり

 ”いるときは かえりたい・・・。
   かえるときは もっと いたい。”

最後のページのこのテキストにも、キュンです。
川上さんの絵が、とても表情豊かで美しく
クスッと笑える描写もあって楽しい。(特にゆりちゃんの目)

がんばった はるかちゃんは、ちょうど小学校2年生。
kohaといっしょなんだなー。

kohaさんも、今年はじめて、おじいちゃんに連れられて
5泊のお泊まりチャレンジ中。
ひとりでお泊まりしているところ、
奇遇だけど、はるかちゃんといっしょです。
きっと、こんな気持ちになって帰ってくるのではないかな。
毎日、なんやかやと、電話がかかってきています^^

| 琴子 | 14:38 | comments(2) | trackbacks(0) |

さがしています
 さがしています

 【作】  アーサー・ビナート
 【写真】 岡倉禎志       童心社

静かに、その持ち主のその日を語る14点のものたち。
議院石という 存在感ある石の上で撮られたものたちは
カタリベとなって、その時の様子を物語る。

淡々と語られるように感じる、その"淡々と”の中に、
ふつうにあった日常が垣間見えてくる。
これはただ14人の持ち物ではなく、2万1千のうちの14点で
わたしたちの日常そのもの。

炭化したご飯と緑豆の入った アルミの弁当箱
8:15をさしたままの 理髪店の時計
紫に染め上げた布で仕立てた ワンピース
軍手、やかん、鍵、メガネ・・・
みんな持ち主と、なくなった時間を探している。

いつも覚えていないといけない
まだ終わってはいない
67年前の8/6のヒロシマと8/9のナガサキ

| 琴子 | 23:36 | comments(4) | trackbacks(0) |

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